【研修レポート】 オランダ&ベルギー

期間:2012年2月1日~2012年2月8日
パーパスジャパン:稲毛

GON-000592

2012年2月1日~2月8日の6泊8日間で、オランダ政府観光局、ベルギーフランダース政府観光局、KLMオランダ航空共同主催の研修旅行に行って参りました。

現地は30数年ぶりの大雪、連日マイナス10度近い気温の中での研修でしたが、雪に覆われた真っ白な景色は想像以上に素敵でした。

また、春・夏商品と思い込んでいたオランダ、ベルギーでしたが、本当は冬の方が向いているじゃないかと思う程新しい発見で一杯の大充実の研修旅行となりました。

小さな町に、収まりきらない程ある荘厳な建造物や、外観からは全く想像できない程モダンな内装のホテルなど、一般的なオランダ、ベルギーのイメージを取り払って新しい切り口での提案が必要だなと感じました。

スキポール空港視察

スキポール空港は約9割が乗継ぎ客の利用ということで乗継ぎを快適にする工夫が随所に見られました。

ビザなしで乗継ぎをする人のために空港施設内にホテルもあり利便性を追求しています。また空港の地下からは市内行きの列車が発着するので、乗継ぎ時間を利用してアムステルダム市内観光を楽しんでくる事も容易に可能です。(空港から市内まで列車で所要約30分)

そして、空港自体はワンターミナルでの構成なので乗継ぎは非常にわかりやすく、空港内の至る所に、現在の地点から目的のゲートまでの徒歩での所要時間が記載されています。(短い時間で乗継ぎをする方にも安心です。)

なお、KLMで到着する便はターミナル中央のゲートあたりに集中して到着するため端から端まで歩くことはないようです。

スキポール空港
スキポール空港

空港内には美術館があり、レプリカではなく本物の絵画鑑賞が可能です。
空港内には美術館があり、レプリカではなく本物の絵画鑑賞が可能です。

乗継ぎ時の休憩所。ラウンジとまではいきませんが足を伸ばして仮眠できます。
乗継ぎ時の休憩所。ラウンジとまではいきませんが足を伸ばして仮眠できます。

空港内の乗り継ぎ客専用ホテル。星付きのメルキュールから簡易宿所まで多彩。
空港内の乗り継ぎ客専用ホテル。星付きのメルキュールから簡易宿所まで多彩。

■ KLMのフライトについて

通常のエコノミーのシートは、一般的なサイズの女性でも窮屈に感じました。背の高い方は事前にインターネットチェックイン時に、追加金を支払ってエコノミーコンフォートのシートを指定する方が無難かと思います。

■ ノボテル・アムステルダム・エアポートホテル

部屋はスタンダードの割に25平米あり、かなり広い。
部屋はスタンダードの割に25平米あり、かなり広い。

ホテル内にはプールとサウナが。宿泊客はもちろん無料で利用可能
ホテル内にはプールとサウナが。宿泊客はもちろん無料で利用可能

■ アールスメア生花中央市場

世界最大規模の生花中央市場。

バスのホテル到着が遅れ、市場についたのは8:30。通常せりは7:30頃には終了するそうです。私達が到着した頃にはあいにくせりは終わっており、競り落とされた生花がオートメーションで業者のもとに運ばれていました。ここでは小売りはしていないため一般のお客様が見学しても少し物足りないかもしれません。
(入場料:大人5ユーロ 営業時間:月~金 7時から11時)

観光客用のエントランス。気軽に見学できる雰囲気です
観光客用のエントランス。気軽に見学できる雰囲気です

写真

写真

ライデン

ライデンまではアムステルダム中央駅から電車で30分程。ライデンのベストビューポイントはプット風車。ハネ橋と風車が絵はがきのように美しく収まります。

ここでの過ごし方は町歩き1時間、シーボルトハウスとライデン大学付属植物園の観光で2時間といったところでしょうか。シーボルトが危険をおかしてまで持ち帰った日本の古い地図などは一見の価値ありです。

ライデンの落ち着いた町並み
ライデンの落ち着いた町並み

ライデンにはシーボルトハウスが
ライデンにはシーボルトハウスが

画家レンブラントの故郷
画家レンブラントの故郷

オランダでみる日本文化
オランダでみる日本文化

デルフト

デルフトまではアムステルダムから電車で1時間。ここにはフェルメールが埋葬された旧教会やフェルメールの作品の全てのレプリカを見れるフェルメールセンターなど、フェルメール好きにはたまらない町です。

また、17世紀から続く窯元ロイヤル・デルフトがあり、デルフト焼きタイルの絵付けも体験できます。

写真

写真

クリントン元大統領がヘリで食べに訪れたというパンケーキ
クリントン元大統領がヘリで食べに訪れたというパンケーキ

写真

■ アムステルダム(自由行動)

アムステルダムのメトロの切符販売機ではコインがないとチケットが買えません。またオランダで発行されたクレジットカード以外は使えません。

そしてライ駅ではメトロと鉄道が隣り合ったホームから発着するため予備知識がないと間違いやすいのでご注意を。(メトロも地上を走っています。)・・・自由行動に出発した私達はいきなりその間違いをおかしてしまい、中央駅に行くだけなのに国鉄で乗り換えて倍程の時間を要してしまいました。。

オランダらしい物を食べたいということでムール貝
オランダらしい物を食べたいということでムール貝

地元客や団体でほぼ満席だったハーシェクラース。リーズナブルでおいしいのでおすすめです
地元客や団体でほぼ満席だったハーシェクラース。リーズナブルでおいしいのでおすすめです

写真

■ ザーンセスカンス

風車の村。とても観光地化されているのですが、そのお陰で木靴を作る工程を見学できたり、多種類のチーズを試食したり意外とかなり楽しい村です。

訪れた日は大寒波で雪が降っていましたが、訪れた観光客はみんな大はしゃぎでした。

写真

写真

木靴はオートメーションで作られます。所要ほんの10分程。
木靴はオートメーションで作られます。所要ほんの10分程。

池の氷にはしゃぐ大人達
池の氷にはしゃぐ大人達

アムステルダム車窓

冬のオランダでは、夕方4時を過ぎた頃から夕焼けが始まります。

今までは、冬のヨーロッパはすぐ日が暮れるから損と思っていたのですが、今回真冬に旅してみて考えが変わりました。冬のヨーロッパの夕焼けは最高に芸術的です。しみじみヨーロッパを感じたい方には是非冬のご旅行をおすすめします!

写真

■ ダブルツリー・バイ・ヒルトン・アムステルダム・セントラルステーション

利用者の事を考えたとても使いやすそうなハンディキャップルーム。

写真

写真

ホテル屋上にあるバーからはアムステルダム市内の豪華な夜景が楽しめます。

写真

写真

アムステルダム自主研修

あまりの雪景色の綺麗さに感激して、ゴッホ美術館と国立ミュージアムに行くというみんなと別れて、同士2人で市内観光を楽しんで来ました。

昨日バスから見えたアムステル川沿いに行くつもりが、行く先々で好奇心を刺激されてなかなか目的地に辿り着けません。・・やっぱり個人旅行は、楽しいです。

写真

写真

写真

写真

写真

写真

写真

アントワープ

雪の影響で、タリスで通常1時間で着くはずが3時間かかって到着しました。

アントワープ一番の見所、ノートルダム大聖堂ではあいにくミサが始まってしまい、少年ネロを魅了したルーベンスの祭壇画は見れませんでしたが町歩きを楽しみました。

写真

写真

写真

写真

写真

写真

ゲント・マリオットホテル

ゲントでの宿は、4つ星のゲント・マリオット。
ホテルからのレターによれば、各国のマリオットホテルの中で2009年から3年連続で顧客満足度NO1をキープしているそうです。・・・非常に納得です。ここにチェックインした時の驚きと興奮は相当です!

客席は吹き抜けに面した片面のみの構成。対面の壁はガラスばりなので、外の景色が一望できます。時間によって変化する照明がすごくモダンです。

飲んだ後はエスカレーターを上るだけでお部屋という贅沢なシチュエーションは相当魅力的だと思います。

写真

写真

こう見えてそんなに高くないバー。豊富な種類のベルギービールが3ユーロ程から楽しめます。
こう見えてそんなに高くないバー。豊富な種類のベルギービールが3ユーロ程から楽しめます。

写真

korenlei twee (コーレンレイ2レストラン)

マリオットホテル斜め向かいあたりに位置するレストラン。
とってもお洒落でおいしかったです。雰囲気に酔いしれるとても素敵なレストランです。

写真

写真

写真

写真

写真

写真

ゲント町歩き

ゲントの町はそんなに大きくないのですが見所がとても多く、訪れるべき場所もたくさんあります。
ハーブで作るベルギービール GRUUT ではビールの試飲が楽しめます。またベルギーワッフル発祥の店 MAX は地元客で大繁盛でした。

ゲントの町の魅力はなんといっても中世の町並みを残しつつモダンに進化しているところ。とても勢いのある町のように感じました。

写真

写真

写真

写真

ゲントの夜景

ゲントの町はなんといっても夜がとても綺麗です。
照明デザイナーが担当しているだけあって、とってもロマンチックです。

夜の散歩がとても楽しい町なので、ハネムーナーにはもってこいです。

写真

写真

写真

写真

フランダース・ブリュッセル・トラベルフォーラム

今回の研修の最大の目的、トラベルフォーラム。通常2年に一度の開催のところが前回は開催されなかったとのことで、今年は実に4年ぶりの開催ということでした。

世界各国から集まった旅行会社、オペレーター、サプライヤーなど総勢300名。
チョコレート作りの体験が出来るショコラティエやビールの試飲ができる醸造所、日本からの旅行者の現地手配を請け負う業者さんなど、有意義な情報が入手できました。

トラベルフォーラムの後はレセプション会場にてパーティを楽しみました。

写真

写真

写真

最終日

帰国に向かうバスからの車窓風景。
朝の8時頃ですがまだ陽は上りきっておらず夕焼けに負けない幻想的な朝焼けです。

写真

写真

写真

アムステルダム

アムステルダム中央駅近辺にあるレンタサイクルのお店で自転車を借りてフライトまでの待ち時間1時間を利用してサイクリングを楽しみました。自転車レースが整備されているのでとても走りやすかったです。

写真

写真

写真

ページのトップへ