リ ス ボ ン
深夜着のため翌朝8:00よりホテルを出発するも、9:00頃までリスボン巡りに欠かせないリスボンカードを買えずポンパル広場からコメルシオ広場までブラブラ歩く。
いたるところに広場やモニュメントがあり異国情緒たっぷりの町並みは歩いているだけで楽しい。
コメルシオ広場手前でリスボンカードを購入(17.5€)、レトロな市電でベレン地区へ。
レトロ市電はベレン地区手前で終点、新型市電に乗り換えてジェロニモス修道院前で降りる。新型市電は乗り換えずに済むが、旧型は子供向けジェットコースターみたいで楽しい。
ジェロニモス修道院から目の前に見える発見のモニュメントへ、徒歩5分。屋上からの景色良し。
テージョ川沿いにベレンの塔まで川風に吹かれながら歩くのが心地よい。ゆっくり歩いて一服するもよし、カフェでビールもよし。
中心部に戻り、カテドラル・サンジョルジェ城へ。どちらも見ごたえあり、眺めよし。
市電移動でサンタ・ジェスタのエレベーター(うーん並んだ割にこんなもんか)に乗る。
エレベーターの上のレストランでピザとパスタの夕食。メニューにリスボンらしさ無しだが夕暮れ時の眺望良しで・・・ありか。
お目当てのクリスタル・ファドスが休みで疲れもあり、ファド断念。
ケーブルカーと地下鉄でポンパル広場前のホテルに帰宿。
見どころ多く盛夏の割に涼しく過ごしやすい。
移動、観光にリスボンカードは必須。一日でも見どころは廻れるが、町歩きが楽しいためカフェを楽しんだりしながら二日くらいはほしい。
リ ス ボ ン ~ セ ビ ー リ ャ
スペインセビーリャへはポルトガル航空。
早朝7:00ホテル発(まだ暗い)。朝食間に合わないため前日の晩に用意してもらった朝食BOXを食べて。
リスボン空港要注意、手荷物検査厳しい。ボディーチェックの上、ポケットのハンカチまで出して広げてました。
出国&手荷物検査後は喫煙場所が一切ないため、外で一服してから入るのがお勧め。我々は他人の後に付いて行って、到着ロビーに移りいったん外に出て一服してからもう一度手荷物検査を受け出発ロビーに。(愛煙家は要注意です)
搭乗手続きを終えたらバス移動。空港の果てまで行きそうな感じで、こりゃ小さな飛行機かなとは思ったが目の前にはプロペラ機。20人乗りの最前列で操縦席のドアも開けっ放し、手を伸ばせば機長の肩叩けるし・・・国際線だけど人気無い路線なんだね。
セ ビ ー リ ャ
午後からの半日観光。暑い、38度。タクシー降りて2・3分のサンタクルス街ホテルムリーリョにチェックイン後アルヘシラス行きのバスチケットを確保するためセバスチャン・ターミナルへ。
チケット購入後市電でカテドラル・アルカサル観光。
カテドラルはじっくり半日かけてもいいと思える所。のどが渇いたんで適当なバルでタパとビール。メニューもよく分からないが、ビールはキンキンに冷えてて何頼んでもうまい。
サンタクルス街を一人ぶらつくのも楽しい。夜はホテルから2分の有名タブラオ、ロス・ガリョスへ。1ドリンク付き30€の価値は十二分にある。一日ではあまりにもったいなかった。
ア ル ヘ シ ラ ス
前評判通り見どころ無し。
時間があればイギリス領ジブラルタルへ。4~5時間あるなら行ってみる価値あり。アピールしたのにパスポートにスタンプはもらえなかったけど・・・
ジ ブ ラ ル タ ル 海 峡
8:00出航のフェリーで7:00にフェリー会社のカウンターへ、誰もいない。
7:20やっと係員が窓口開けて予約番号を告げチケット入手。
と思いきや実はこのチケットを2Fのカウンターで再度バーコードチケットを発行してもらわないと乗船できない。手荷物検査は全員フリーパス、出国検査を終えて搭乗ゲートで引っかかる人多数。
出国検査官に説明してパスポートを預け、バーコードチケットを貰いに戻るはめに。要注意です。ただし大勢引っかかるため乗り遅れの心配なし。出港は9:00過ぎだった。おそらく毎日同じ位遅れてるよう。
船内で入国検査がありゆっくりできないが、途中イルカウォッチングも出来、アフリカ大陸に渡る実感でテンション上がる。
フ ェ ズ
旧市街へ直行、約一日半街中のみの滞在。
市外の荒涼とした風景とは対照的などこでも雑踏。街中は暑い(43℃)、狭い、気が抜けない喧騒でテンション上がる。
終わってるはずのラマダン中(地域によってずれてるらしい)で酒が飲めない、唯一宿近くの高級ホテルでビールが飲めた(高い30DH/250ml)。今朝のアルヘシラスのスーパーじゃ0.5€だったのに。
食べ物は、クスクス以外は大体おいしい。特にスープのハリラとモロカンサラダがおいしい。
観光スポット云々より、スーク巡りとリラックス出来るリアドを交互に楽しむしかないって感じ。
夏場なら灼熱の日中はリアドでダラダラ、6時頃から町をブラブラがお勧めだが、8時頃で飲食店以外は閉まり始めるので買い物重視なら暑さに耐えて出かけるしかない。
街の喧騒とリアド内のリラックスが楽しめた。
マ ラ ケ シ ュ
16:00頃マラケシュ着。フェズよりさらに暑い、46~47℃らしい。
18:00頃にメインのジャマ・エル・フナ広場へ。予想通りの熱気と喧騒。
少々体調不良もあり早々に広場を見渡せる屋上カフェに陣取る。スプライト片手に2時間ねばり、夕暮れから宵闇まで撮影しながら飽きずにフナ広場を眺める。一番混んでた屋台で食べたタンジーヤは今一つ。
ラマダンは日本で調べていった通り数日前に終わっており宿泊したリアドで冷えたビールが飲めたのがありがたい。
二日目は腹痛もあり、夕方までリアドでゴロゴロ。フェズ、マラケシュともリアド内に居心地の良い場所があり、灼熱の日中に観光ズレした旧市街を歩く気が失せる。
夕方スークをぶらつき、買い物。全般に交渉してもフェズより高め。
タクシーでぼられ、買わないと「バカヤロー」、つきまとう子供は何もあげなきゃ「チンクッ」(中国人なら激怒するぞ)。フナ広場は楽しかったが街の印象は悪し。
夕食は頼んでおいた宿のリアドの屋上テラスで。
ロケーション良し・料理良し・酒ありで最後は気分良く過ごせた。
[ 移 動 全 般 ]
・成田の預け荷物で放送で呼び出され、デジカメの予備バッテリー(リチウムイオン電池)は出して手荷物に移せとの指示。
・リスボン空港の手荷物検査は結構細かい。金属物を全部出してゲートでブザーが鳴らなくても全員ボディーチェック、触って布でも出して広げてたのは初めて。
・喫煙者は出国審査後スモーキングエリアが無いので要注意。
・セビーリャ~アルヘシラス間はバス移動がお勧め。サンセバスチャン・ターミナルの場所さえ分かれば本数多く、早くて料金も20ユーロ以下と安い。窓口の英語ハードルも低く簡単。
・アルヘシラス港の乗船手続きは分かりにくい。1Fでチケットを受け取ったつもりが2Fの受付でさらにバーコードチケットを出してもらわないと乗れない。さらに出国検査後までチケットを提示しないためたくさんの人が出国ゲートを戻らせてもらって2F受付にチケットを貰いに行く羽目に。手荷物検査は一切なし。
・CDGの手荷物検査は金属物に厳しい?ゲート通過後、ベルト外せ・靴脱いで靴下も脱げ等細かいのかと思える。
全般に過不足の無い手配で、快適な旅を楽しませて頂きました。宿や移動の交通機関(発着時間含め)も我々の嗜好に合っており有難かったです。本当にありがとうございました。