■ イナリ (フィンランド)
10月上旬にオーロラを鑑賞するなら、なるべく北へ行くのが良いですよ。と勧められ滞在したイナリ村。イヴァロ空港から車で1時間弱の森と湖に囲まれた美しく静かなそして小さな小さな村でした。
滞在中は見事に連日雨でオーロラは見られませんでしたが、イナリ湖畔で毎日のんびりでき、日頃時間に追われて生活している分“何もしない”という大変贅沢な時間をすごせました。
また、日中小雨は降っていましたが、雪は積もっていないので、村を散策したり博物館に行ったりとちょこちょこ出かけたので暇を持て余す程ではありませんでした。
宿泊はイナリ湖に面した Hotel Inari
多少古さはあるもののこざっぱりとしたホテル。設備は最小限ですが十分でしたし、朝食も夕食もこれぞ北欧という料理が楽しめました。
■ ヘルシンキ(フィンランド)
お土産購入日、徒歩観光日、トラム観光日に分けて行動しました。首都とはいえ小さな都市なので、天気さえ良ければ結構な箇所を歩いて回れました。また、トラムがとても便利なので上手に利用すれば行動範囲が広がります。
□ 徒歩観光日
観光のメイン所は半日あれば大体制覇できてしまうので、雨がやんでいるうちに観光スポットを巡りました。
ヘルシンキ大聖堂~マーケット広場~ウスペンスキー寺院~キアズマ~テンペリアウキオ教会
ここで雨が本降りになってホテルへ帰ることに。
夕食は「ルオモ」へ。
趣向を凝らした料理の数々で、見て美しく、食べて美味しく、素晴らしかったです。特に食前酒と頂いた5大陸の小皿(多分そんな表現でした)とデザートが絶品でした。3・5・7と皿数を選べますが、一皿のボリュームはそんなに無いので男性なら7皿いけるかと。
□ トラム観光日
ハカニエミのマーケット~アラビア工場~カアペリ
マーケットはあれもこれも美味しそうで、買いたい食材が一杯!ですが、ホテル泊のため断念。
アラビア工場はイッタラがものによっては格安で手に入るので、器好きにはたまらない場所です。
午後から移動したカアペリはノキアの工場跡を利用したアートスポットでなかなかに面白い所でした。
少しいいホテルでくつろぎたいとリクエストして、ヘルシンキで宿泊したのは GLO 。
入口もスタッフもスタイリッシュでカッコよく、でも部屋はへんに気取りすぎず、落ち着いて洗練された内装でした。寝室とバスルームとの間にドアが無いという変わった作りですが、シャワーの湿気等は気になりませんでした。
■ タリン(エストニア)
シリヤラインで2時間。バルト海の向こう側、タリンへ1泊小旅行。
9階建てのとても大きなフェリーで、船酔いも無く快適な航海でした。(かなり暇ですが)
タリンの旧市街は全体が世界遺産になっていて、全てがテーマパークのように美しく可愛らしい所でした。
あちこちに展望台があり、そこからの眺めは絶景。
また、ヘルシンキに比べるととても物価が安く、そして料理が美味しい!全ての料理が日本人好みで飽きない味でした。
旧市街は石畳でアップダウンもあり、思った以上に疲れます。あちこちに見所があるのでゆっくり回るなら一泊するのが良いかと。
宿泊は Merchants House Hotel 。旧市街の真ん中に建つピンク色の可愛いホテル。
歴史的建造物をそのままホテルにしているのでとても趣があり、部屋にはサウナも付いていて快適に過せました。朝食は半地下の石窟のようなレストラン会場でとても雰囲気があります。
フィンランドの人々は
無表情でシャイですが、こちらが困っていると助けてくれたりと、とても親切な人ばかりでした。英語はどこでも通じるし、分からない・・・。と言えばゆっくり理解できるように説明してくれたりと真面目で丁寧な対応が多かったです。また、治安も大変良く、東京とさほど変わらない印象でした。
いつもの旅行よりも今回は随分欲張ってあちこちの都市に滞在しました。
色々とこちらのリクエストを取り入れつつ提案して頂いたおかげです。出発直前~旅行中もあれこれ手配して頂き、至れり尽くせり、感謝しています。
特にイナリやタリンは勧められなければ行かなかったと思います。そして、両都市とも行って良かった!
ツアー旅行では物足りない、でもイチから自分で手配するのは手間すぎる。そんな人にぴったりだと思います。