年末の冬のプラハ、ウィーンを訪ねる8日間の旅
期間:2012年12月29日~2013年1月5日
横田 真 様
現地は全日程を通じてそれほど寒くもなく、東京と変わらないぐらいでした。
気温はウィーンのほうが若干寒く、後半は雨にも見舞われましたが。
ルフトハンザ航空はサービスがよかったです。またエコノミーでもそれほど圧迫感を感じませんでした。
着地も絶妙です。
日本語がまったくできないCAには笑わせてもらいましたが・・。
隣のお客さんが「ウーロン茶」と何度も言ってるのに「アイドントノー」と言って日本人CAに丸投げしてました(唖然)。通路反対側の女の子には私服にお茶をこぼして「アイムソリー」と言って立ち去ってしまいました(愕然)。その後女の子は自分で丁寧に拭いてました。
大好きなルフトハンザ。フランクフルトです。
空港内(2)
空港内(4)
空港内(1)
空港内(3)
* * * プ ラ ハ * * *
チェスキークロムロフは前回に訪問したストラスブールの街を集結させてスケールを大きくしたような感じでした。やはり日本にはないような街並みできれいでした。
結局、ツアー参加者は自分のほかに、若いチャイナ女性2人&日本人カップル(女性が無愛想)&欧米人カップル×2でした。
プラハのお迎えです。運ちゃんは別人(男性)でした。
チェスキー
ツアーの昼ごはん(スープ)
食堂の外観
チェスキー
・・・・・。
ツアーの昼ごはん(マス料理)
食堂の内
プラハ着の当日は宿泊先の IBISの人に薦められて、近くの「 CELNICE 」というレストランに足を運びました。これまたお店の方のお薦めで豚肉料理をいただきましたが・・いまいち(というよりかなり)肉汁のジューシーさにかけるものでした。
これはだめだと思い、方向転換でファーストフードや旧市街のど真ん中にある Ristorante Italiano 「 AI Minuto 」のテラス席でパスタと33cmピザに挑戦して無事完食しました。功を奏してここはおいしかったです。
CELNICE の例の豚肉料理です。ほとんど赤キャベツの酢漬け・・・
メイン通りのカフェ
オーダーしたパスタ
33cmピザ
食後のホットチョコレート
プラハのファーストフード(チキンのカツレツバーガー。揚げたてです)
AI Minuto (プラハ旧市街の例のトラットリア席から撮影)
オーダーしたパスタのメニュー(ガーリック、チリペッパー、オリーブオイル、パルミザン)
33cmピザのメニュー。43)のクワトロフォルマッジ(4種のチーズ)です
お店の外観(ホール席もあり)
露店で気分よくホットワインとホットドッグを食してたら物乞いに2回も遭いました。右手を出してくるんです。恵みませんでした。
またヴァーツラフ広場や一本道を入ったところには煌びやかな「 CABARET 」の看板が・・ダンサーの写真が掲示されてたのでストリップ劇場のようでした。今回は事前情報がありませんでしたので入店しませんでしたが次回には挑戦したいと思ってます。
市民会館の年末コンサートのポスター
旧市街
ウ・メドヴィドクの外観(テスコ至近にあり)
夜のプラハ
例のキャバレーの外観(1)
市民会館のクローク。8チェココロネの有料?
カレル橋(自分だけ1人)
ウ・メドヴィドクのビール
プラハの有名なロール焼き菓子店
例のキャバレーの外観(2)
ちなみに IBIS ホテルはロビー中央が吹き抜けのバーになっていて開放感があります。エレベーターを使うには必ず通過するようになっています。
チェココロネの用意はしませんでした。特に不都合はありませんでしたが IBIS ホテル内でペットボトルを購入しようとして EUR で支払おうとしたら使えないといわれたのは皮肉ですね。旧市街の土産物屋やファーストフードの立ち食い店でも EUR は使えた(一桁セントのおつりは用意がないとのこと)だけに余計にそう感じました。
IBIS ホテルのバーです
プラハ本駅からウィーンマイトリング駅への移動に関する鉄道なんですが、発車時刻の15分前になってようやくプラットホームが電光表示される始末。後発の列車のホームが表示されてるので余計にあせりました。
前日に IBIS からプラハ本駅までは下見しましたが、プラットホームの下見まではさすがにしてません。慌ててホームに駆け込み事なきを得ましたが39分発なのに4分も早い35分に発車してしまいました(時計は早めに合わせていました)。ほんとに恐ろしいことです。日本では考えられません。
プラハのトラム
ウィーンマイトリング駅(着いた瞬間寒いです)
* * * ウ ィ ー ン * * *
近代化には目を見張るものがあります。
観光はほとんどしないで中心部の徘徊と飲食店及びカフェに入り浸っておりました。
ウィーンのメインストリート(ケルントナー通り)
デメル本店のショーウィンドウ(2)
街の自転車置場
デメル本店のショーウィンドウ(1)
Mannen という菓子メーカーのディスプレー(店内)
プラフッタ → 評判どうり美味しかったです。けど観光名所なので早く済ませて帰ってもらおうという扱いでした。仕方ないですね。一人ですし。
プラフッタの名物料理 ターフェルスピッツ
プラフッタのビール
スープ皿の次はプレートにとり分けて、付け合わせの西洋ワサビでいただきます
フィーグルミュラー → 13:10から30分前後並びました。女性2人が一枚でちょうどよい分量と思います。プラフッタの後の連食でしたので1/4残してしまいました。
こちらはビールがメニューにありません(ビックリ)。これはガイド本にも情報がないと思います。
同じテーブルに女性2人組み×2と相席でしたがすべて無愛想でした。カトラリーやお皿を取り分けてあげても何の反応もありません。
有名なカツレツ店
プラフッタの後だったので食べ残し
グラーシュムゼウム → 味が濃いのでワインが進みます。女性店員に「よい年を過ごしてください」と言われてうれしかったです。それまでが最悪だったので余計に心にしみました。単純なんです!
グラーシュムゼウムのフィアカーグーラシュ(目玉焼、ソーセージ、ピクルス添え)
グラスで頼んでも250ml(フルボトルの1/3)供されます
NAGY HUTE(帽子の店) → 欲しかったラウンド型のハットを購入しました。店主は09がぴったりだということで一発でジャストサイズを持ってきました。さすが職人だ!っと感動したのはいいのですが、念のため、ワンサイズ大きいのと小さいのを試したいと言っても「ノーニード It's just 」と言われて頑として聞いてもらえませんでした・・・これも日本では考えられません。
NAGY HUTEのショーウィンドウ(上段左のラビットファーを購入。139EUR)
店の外観
★ブリストル(1軒目レストラン)
パリ本店とはあまりにギャップがありました。店内は薄暗く全く華がありません。レストランの顔であるメニューも薄汚れていて、いつ刷ったもの?と言いたくなってしまいます。もちろん空席だらけでしたが、一見客の私はもっとも入り口に近い場所に案内されました。お皿は推して知るべしです。
ホテルブリストル
牛肉のカルパッチョ
牛フィレのグリル
原産国さまざまなワイン群
ワイン=グランピュイラコスト 2000(200EUR)
突き出し
魚(白身)のスープ
ワイン(色)
デザート
ウィーンのホテルの朝食風景
★シュタイラーエック(2軒目レストラン)
ここは1階と2階に分かれています。訪問時の1階のカジュアルさに嫌な予感がしたのですが、レストランは2階だということで案内されました。内装や調度品等上品にまとめられていて、やる気を感じさせられるものでひとまず安心しました。
コース料理は2コースで6品=135EUR、7品=150EURの価格設定。そしてワインとともに(アラ)カルトも前日と違って豊富なラインナップです。アラカルト2品をオーダーしました。アミューズもついてきます。
お皿は今流行の色彩で見せる足し算の料理です。残念ながら前菜はそれをやりすぎてしまって酸味の強いソースが素材(豚肉)をスポイルしてました。
ここからシュタイラーエック!!ビール食前酒で
アミューズブーシュ(人参です)
上にあるのはケーキかと思って一口で食べたら全部バターでした・・・
豚肉料理
メインのランプ肉グリルは火入れも完璧でこれはワインが進みました。運ばれてきたお皿の内容を書いたペーパーを卓上に置いてくれますし、パンは目の前で切り立てを提供しくれたり、食後のハーブティーはこれまた生ハーブをワゴンに乗せて運んできて切りたてを提供してくれます。
牛肉のグリル。7~8cmあります
食後のデザート
ザッハトルテ・・・
指定したパンを切り分けてくれます
例の生ハーブワゴン乗せです
ここまでサーヴィスを徹底するレストランは今まで見たことがありません。ビックリです!!また客層もいかにもセレブ上層階級と言った感じです。
大箱なので常時満席ではありませんでしたが、ほぼ満席に近い状況で活気もありました。
ワインをオーダーする際に自分の好きなシャトーモンローズのビンテージで迷ってると「1994年は厳しい年だったがトライしてみませんか」って・・お茶目なヨーロッパ人に思わず受けてしまいましたl。
ここはおそらくウィーンで一番のレストランではないかと思います。
★(3軒目レストラン)
完全な選択ミスでした。日本で言うところのファミレスでした。
スープとカツレツだけ食して店を速攻出ました。いただいた資料に掲載がある「マインルアムブラーベン」に直行しましたが満席で入店できませんでした。
一見したところ、カジュアルな感じでした。4皿で60EUR とのメニューが発見できましたので。
3軒目のレストランのスープ
カツレツ(衣がはがれてしまいます)
その後はウィーン最古のレストラン&最古のカフェにて最後の晩餐となりました。
日本語のメニューがあるのはやはり助かりますね。メニューの表紙にも日の丸の表示がありました。
最古のカフェ --> ハヴェルカでビール
最古のレストラン ビール
「仔牛フィレ肉のピンクソテー」
最古のレストラン「グリーヒェンバイスル」メニュー
メニュー表の一番上「ツナのタルタル・・・」
ウィーンのレストランは実質的にドレスコードはないですね。パリのブリストルでもジーパンにスニーカーの服装の人もおられました。
プラハの方がやはり物価はずいぶん安く感じます。また個人的にはビールもウィーンのほうが美味しく思いました。年末の急激な円安には想定外で戸惑いましたが・・。
今回もゆったりした日程を組んでいただき
旅行中疲労もほとんどありませんでした。大変満足の行く旅行でした。毎回ありがとうございます。
ホテルからはミット駅まで徒歩40分、CATで空港へ、所要時間16分で30分おき
帰りの機内食
フランクフルト着。バスで移動
手前が白ワイン、奥がスパークリング
今回で一人旅はひとまず終わりにしようと思いましたが、何の束縛もないこの自由感はやはりたまらないですね・・。海外での年越しも格別です。現地は新年と言うよりクリスマス時期でしたが。
誰にも遠慮しないでこれからもライフワークとしてガンガン渡欧しようと思います。この命ある限り・・。
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