春のベルギー周遊 ブリュッセル・ブルージュと
アルデンヌの古城巡り8日間
期間:2013年4月28日~2013年5月5日
鈴木 様
4月28日
10:35発の KLM でアムステルダムへ出発し、乗り継ぎもスムーズに行き、予定通りにブリュッセル空港に到着。
空港からホテルまで電車で行こうか迷ったが、疲れていたのでタクシーでホテルまで行くが途中、大渋滞に巻き込まれ、やはり電車にすべきだったと反省。しかし、ドライバーが良い人で、途中、すいてる裏道を行ってくれて王宮を通って説明してくれたりして、ちょっと観光が出来た。予定より3ユーロオーバーしただけで済んだ。
ホテルにチェックイン後、早速、夕食を食べに出掛ける。まだ、昼のように明るい。ホテルは、グランプラスまで徒歩5分位で中央駅にも徒歩5分の便利な場所だった。
この日は疲れているので、近くで夕食として、シェ・レオンでムール貝とフリッツとサラダとビールにした。さすが人気店だけあって大盛況。夜の9:30まで明るいので、夕食後もカフェに寄りワッフルも食べる。
やっと暗くなったので、グランプラスの夜景をカメラに収めホテルに戻った。
4月29日
AM 7:30 ホテルで朝食。ブッフェには、やはりワッフルもあり種類も豊富で大満足。
朝食後、部屋で少しくつろいだ後、スーツケースを預け1泊分だけの荷物を持って中央駅へ行き、ベネルクスパス開始のスタンプを押してもらい、ブルージュへ向かう。
IC で1時間でブルージュ到着。少し雨が降り始めるが、思ったより寒くない。
駅からホテルまで見学しながら歩く。途中、雨もやんでホテルにチェックインすると、とっても素晴らしい部屋で驚いた。窓の外には、運河を行く船や馬車が見られ素晴らしい景色で絵本の中のようだ。
早速、ランチを取るため出掛ける。
素敵なレストランも沢山で迷うが、ブルグ広場の眺めの素晴らしいカフェに決定。天気も暑い位に日差しが強くなったが、気持ちが良いので外の席で食べる。名物のベーコンサラダと海老のサラダと牛肉のビール煮込みでビールも進む。どれもとっても美味しい。デザートには、チョコレートムースのクリーム添えもついて大満足。
ブラブラしながらホテルに戻ると裏庭とプールがあり、裏庭でコーヒーやビールが飲めて日当たりも良く、桜が満開で鳥も来るし眠ってしまうほど豊かな時間が流れる。
あまりにお腹がいっぱいで、夕食は食べられないと思ったが PM8:00に魚市場付近に行ったら、大好きなホワイトアスパラを発見し、レストランで早速注文。アスパラのフランダース風に決定。フランダース風は、刻んだゆで卵がたっぷりのソースがかかっており、とても美味しかった。
夕食後、やっと暗くなったので美しい夜景を撮ってホテルに戻る。
4月30日
AM8:00ホテルにて朝食。ブッフェの種類も多く、オムレツやクロワッサンやパテがとっても美味しい。朝食のレストランもとっても素敵。クレープや沢山のフルーツも食べ大満足。
このホテルに1泊だけなのだが、ものすごく悔やまれる。とても去り難かったが、AM11:00チェックアウトし駅に向かう。
ブルージュから IC で25分でゲント到着。
セントピータース駅からトラムに乗り、10分で中心部のコーレンマルクト到着。
大聖堂などを見て、少し疲れたのでカフェでビール。毎日飲んでいるが全く飽きない。何度飲んでも美味しい。私は、Leffe の黒ビールが大好き。また、ゲントの街歩きをしたが、寿司屋が数軒あり、やはり何処でも寿司が人気の様子。
夕刻、ブリュッセルに戻り、1日目と同じホテルに再度チェックインすると、今度は、とても眺めの良い部屋に通される。窓の外にグランプラスの市庁舎の塔が手に取るように見える。
この日の夕食は、ヨーロッパで1番美味しい寿司屋と評判の三辰に決めていたので、PM8:00に予約を入れる。ホテルから徒歩15分で三辰到着。
テーブルに着いたとたんに隣の隣のテーブルに、なんとサッカー選手の川島さんが入って来た。余りの近さに心臓がバクバク。何と言う幸運。ぜひ、写真を撮りたかったので、話しかけてみるとものすごく感じの良い好青年だった。快く、写真も一緒に撮ってくれてサインもしてもらえた。これは家宝とする。
数分後には、永井選手と小野選手も入って来た。彼らも、とても良い人で一緒に写真を撮ってくれた。これだけでも、ベルギーに来た甲斐があった。お寿司も、とっても美味しく幸せな時間が過ごせた。
この3人が、さらにベルギーで活躍してくれるよう祈ります。日本人の誇りです。
5月1日
朝食後、チェックアウトして、またスーツケースを預け1泊分の荷物を持って、ドライバー兼ガイドのピエールさんとホテルロビーで AM9:00に会う。
何処に行きたいか聞かれたので、ハルの森に行きたいと言ったら、日本人の奥様にわざわざ電話をして詳しく聞かれていたが、今年は寒いので例年見頃のブルーベルの花が咲いていないとの事。ブルーベルの花のじゅうたんが見たかったのに残念。また今度と言う事で、まずナミュールに向かう事にした。
ピエールさんは、日本人の奥様と3人の娘さんを持ち、京都と松本に12年間住んでいたそうで、日本語ペラペラで知識も豊富。本当に良い人に巡り会えて良かった。私が Leffe の黒ビールが大好きだと言ったら、ぜひディナンに行った方が良いと言う事で、ナミュールを見た後ディナンに行った。
ディナンは Leffe の本場。サックスホンの発祥の地でもあり、天気も良く素晴らしい所だった。
ランチはカフェ Leffe でビール三昧。海老のサラダとベーコンのサラダも美味しかった。船の行き来も見えて、川沿いの良い所。ここで食事中に西澤さんから電話を頂く。こんなに素晴らしい旅が出来たのも西澤さんのおかげです。大感謝。
ディナンのノートルダム教会や有名なお菓子屋さんを訪ね大満足。
いよいよ古城巡りだ。最初にアンヌボア城の庭園をゆっくりと回る。次にモダーブ城へと行く。森と川があり、これぞお城、圧巻。空気が清々しい。
ピエールさんはデュルビュイ出身で、このあたりの事は、とても詳しい。本当にピエールさんで良かった。
16:00デュルビュイのホテルに到着。ここで、ピエールさんともお別れ。
ホテルは、料理自慢のオーベルジュであった。部屋は、とてもスタイリッシュで眺めも良い。近くに、皇太子殿下と雅子様がいらしたお店もあり、散歩がてら見に行く。私達のホテルとミシュランを競い合っていた。
私達のホテルの夕食は、ミシュランを獲得しているだけあって、芸術品のように美しく美味しかった。
5月2日
AM8:00ホテルにて朝食。どんな朝食だろうと期待したが、朝食は、とてもシンプル。パンとチーズとハムと卵のみ。少し、がっかり。でも、ここの夕食を食べにぜひ又来たい。
AM10:10にチェックアウトし、10:20に予約していたタクシーでパルヴォー駅へ行き、10:48の電車でリェージュに行く。リェージュ・パレ駅で下車し、まずは宮殿を見学。その後、PM13:30の観光トラムで30分観光して、途中のリェージュ・ギーメン駅で降ろしてもらい、15:00の IC でブリュッセルに戻る。また、同じホテルの同じ部屋にチェックインする。
夕食は、聖カトリーヌ教会の裏の魚料理専門店に行く。また、大好きなホワイトアスパラを食べるが、先日のフランダース風とは異なる小エビがどっさり乗ったバターソースで頂いたが絶品。小エビのコロッケとタルタルステーキも注文したが、どれも絶品だった。さすがだ。この日は白ワインが進む。進む。
夕食を終えて部屋に戻り、毎晩繰り広げられるライトアップと光のショーを堪能する。
5月3日
AM8:00朝食。10:15のアントワープ行きでアントワープに行く。
アントワープ中央駅は絶対に見た方が良いと言うだけの事はある。圧巻。圧倒される素晴らしさ。
11:30の2階建観光バスで1時間観光し、今度は徒歩で大聖堂まで行き、近くの店でクロックムッシュとクロックマダムとビール。ベルギーに来てからマズイ食べ物に会っていない。ハズレがない。さすが美食の国だ。
食後に、大聖堂の中をじっくりと見学。好みは、人それぞれだがリェージュには行かなくても良いが、アントワープは行った方が良いと思った。
16:17でブリュッセルに戻る。 PM8:30に夕食に出掛けるが、悩んだ末に昨日のすぐ近くのレストランフランソワに決定。ここも魚屋直結なので、とても新鮮で美味しい。
生ガキは、アイルランド産とオランダ産とフランス産があり、私達はアイルランド産にしたが、小粒だがとっても美味しかった。
サラダと小エビのコロッケも注文したが、昨日の俵型の小エビのコロッケと異なり、まん丸で回りが細かいパン粉でカリッカリに揚がっていて、中はトロットロのホワイトソースだった。昨日の小エビのコロッケは粘度のあるオレンジ色がかったコクのあるオーロラソースだった。どちらも絶品で甲乙付け難い。いずれもフライドパセリが付いていて良いアクセントになっている。また白ワインが進む。
ホテルの部屋に戻り、最後のライトアップを堪能する。
5月4日
AM11:00チェックアウトし、荷物を預かってもらい、最後の散歩に行く。
ヨーロッパで最も古く美しいアーケードであるギャラリー・サン・チュベールのコルネで最後のチョコを買う。
ブルージュの DUMON (川島選手一押し)のチョコとの食べ比べが楽しみ。
カフェで最後のビールを飲んでいたら、パレードが始まった。
小さなパレードだったが、最後に良い物が見られた。
グランプラスに戻ると、ここでは人形のコンテストをやっており、最後までとても楽しめた。
関連リンク