F1オーストラリアGP観戦ツアー

期間:2013年3月13日~2013年3月18日
岡崎 様&左海 様

GON-000701

今年も3月は初秋のメルボルンへ旅してきました。

BBC の天気予報は、シドニー・メルボルンの気温は未だに30度との事でした。東京は春の嵐で12度~20度台前半でしたが、例年この時期のメルボルンは気温が低下するので秋物の衣料は用意しています。

出発日の13日は19時50分発の JL 便でした。例年どおり4時頃に自宅(八王子)を出れば余裕で成田へ到着するはずでした。この日は「春の暴風」のため首都高速の「レインボーブリッジが閉鎖」(映画のタイトルみたいです。)第2環状線(C2)も都心から箱崎迄通常は10分のところが50分~70分という表示の大渋滞。成田空港も強風のため着陸できない航空機が続出の状況でした。

今年は「出発便の乗遅れ」を覚悟し PPJ へ対応を電話しながら車を運転していましたが、担当されている責任者の方(K課長さん)の冷静な対応で無事(?)搭乗できました。

※出発時間の30分前の JAL カウンターへのチェックインでしたが VIP 並みの手続きと通関。当然出発も遅れ、シドニーへの到着も遅れたため、シドニー~メルボルンのドメスティックの乗継も混乱。シドニー空港も混雑してメルボルン行きは臨時便が手配されていました。何とか予定から2時間遅れの臨時便でメルボルンへと到着しました。

シドニー空港 乗継待ちです
シドニー空港 乗継待ちです

メルボルンは予想通り(?)気温22度と週前半から気温低下、この季節にはめずらしく曇り空。

今年は例年宿泊している小型の長期滞在型ホテルではなく、アルバータパークに隣接する都市型ホテルでした。Sebel Hotel クイーンズロード沿いです。アルバータパーク入口迄徒歩3分、レース観戦スタンドまで公園経由で散歩ペースで15分。

ホテルはスタンフォードクラスの設備でフロントの対応も十分でした。贅沢を言えば公園側で5階以上ならば部屋からレースコースの一部が見えたかもしれませんが残念ながら反対側の部屋でした。フロントでイヤー不プラグ(耳栓)がサービスで置いてありましたが、翌日のレースプラクティス開始後には必要な理由がすぐ判明、けっこう排気音が聞こえます。

ホテルは F1チームの一部とGP運営スタッフが宿泊していました。朝食もバイキング形式で「おかゆ」もあります。チップも不要で、プールとジムも併設されています。ただ、中心街へ出るにはタクシー以外はトラムの利用が必須です。

ホテルの前はアルバータパークです
ホテルの前はアルバータパークです

朝食時のホテル内ダイニング
朝食時のホテル内ダイニング

メルボルンの街は昨年から更に開発が進み、古いビルが新しいビルへの建替えが目立ち、店舗の移転と新設も活発で、特にフリンジステーション周辺は路地に「カフェ」の進出が増加し、平日の午前中は観光用ではない日常のメルボルンを見る事ができます。朝食をホテルで食べたくない人には特にお勧めのスポットです。

先週末まで30度の気温だったのが嘘のようなさわやかな(肌寒い?)街は散歩には快適。日が暮れるとショートコートとマフラーを羽織った人とTシャツ、短パンの人が混じりあった風景になりました。私たちも用意したブルゾンとトレーナー着用で外出です。

それでも街中には屋台風というかカフェ風というか歩道上にテーブルと椅子で席ができてビールとワインを楽しむ人が多い所です。郊外へのターミナルはこの駅とサザンクロスステーションがありますが、サザンクロス駅周辺では余り見ない風景いです。郊外にも同じようなスポットがあるらしいのですが「未発見」です。

ホテル内のレストランやバーは週末になるとドレスアップしたカップルがあつまりますが、若い人達の集まる場所は ST.killda の方にあるようですが今回も行く機会がありませんでした。

ここ5年間、(1)郊外電車に乗り海岸へ行く事、(2)ワイナリーへ行って試飲する事、(3)トラムのレストランで食事する事、(4)Aus 中部のエアーズロックへ行く事、(5)コアラとペンギンを近くで見る事が課題でしたが、またひとつ課題が増えました。
F1ツアーで行かれる方はオプションで用意されている事(半日ツアー~1日ツアー)が多いのでお試し下さい。私達は、日常的にレースの空き時間に自分で手配する事を「旅のルール」にしていますので観光スポット以外の経験はできますが、こんな事もおきます。ツアー参加の方へのご参考までに。

メルボルンのF1GPは今年も

市民参加型で楽しいものでしたがヨーロッパ系の観客は今年も減少していると感じました。その分中国系の観戦客が増加しています。

今年は毎年会場パドック入口で一緒になるバイクヘルメットに全ドライバーのサインをゲットする地元ポリネシア系のお母さんとその隣人の方と楽しく共同作業で各ドライバーのサインを貰いました。
GP会場ゲートオープンの10時から途中省略(ランチタイムやプラクティスを見てます。)でGP会場閉鎖の20時近くまでご一緒ですから話題には事欠きません。パドック内の清掃やレストランの臨時従業員または地元関係者からボランティアからの情報も入ってきます。

今年の予選は豪雨で途中で中止となりました。それで土曜日の夕方はパドック入口が閉鎖。以降は会えず、決勝当日にパブリック広場のイベント会場で隣人の一人と逢い「来年も逢いましょう」のメッセージを託しました。

雨の予選は「会場へ走って5分のホテル」のおかげで部屋の生中継地元局テレビで観戦でき、風邪を引かずにすみました。その後の予定もホテルへ戻ったF1チームメカニックのスタッフから聞き、翌日の変更予選と決勝へスケジュール変更。

ホテルに近い Gate9 です
ホテルに近い Gate9 です

イベント(ピットウォーク)
イベント(ピットウォーク)

イベント(グッズ販売店)
イベント(グッズ販売店)

イベント(チームとファン交流)
イベント(チームとファン交流)

パドック前入り口

イベント(ピットウォーク)
イベント(ピットウォーク)

イベント(メルボルン開催史)
イベント(メルボルン開催史)

メインスタンド(プラクティス)
メインスタンド(プラクティス)

パドック前入り口
パドック前入り口

レース結果はご存知のとおり容姿と実力で人気(?)の北欧のドライバーが優勝。地元ドライバー2人は表彰台に立てず。気温も下って肌寒くなった事もりあっさりとした閉幕でした。M.ウエバーは翌日の新聞で辛口のコメント満載でした。

2週連続で次週はマレーシア開催の予定のせいかメディアも関係者、レース関係者もあわただしい週末でした。(夜間外出なしで荷造りとチェックアウト準備、早朝タクシーの予約です)

決勝日のカンタスデモフライト
決勝日のカンタスデモフライト

翌日私たちは

メルボルンから東京まで帰国のため朝5時には空港着のスケジュール。午後5時頃に成田というハードスケジュール(自分で決めたので文句はありません。)です。前記した事情もあり、フジテレビスタッフやレース関係者と早朝の空港で再会というイベントもありました。(ドライバーは当日午後から夜間のフライトだったようです。)

シドニーで JL 便に搭乗した後、ひたすら狭い席で睡眠。今年も無事帰国できました。空港から往路に「搭乗できなかった場合は・・・・・・」と電話で泣きつきました。PPJ のスタッフへメールをしました。

来年は旅行記等書く気もおきないような無事な旅をしたいと考えながらこの原稿のエンドとさせていただきます。

アルバータパークから市街地中心部
アルバータパークから市街地中心部

お気に入りトラムの車室
お気に入りトラムの車室

アルバータパークから市街地中心部
アルバータパークから市街地中心部

ツアープランナーからのコメント

いつも楽しい旅行記ありがとうございます。お楽しみいただけたようでよかったです。また次回もよろしくお願いします。

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