バスク地方に行ってきました。
ちょうどパーパスさんでもツアーをやっていたので、それを参考に日程を組んでフランス・スペインの両国を周ってきました。
バスク地方を選んだのは元々興味があったのですが、のんびりできる旅行がしたかったからです。
美食の高級リゾート地、海も山も楽しめる・・・まさに理想的でした。
天気にも恵まれ昼間に雨はなかったのですが、たまたま猛暑日続きになったのでサングラスと日影は欠かせないものとなりました。湿度はないので、日向でなければとても快適です。
期間:2013年7月20日~2013年7月27日
匿名希望 様
GON-000709
ちょうどパーパスさんでもツアーをやっていたので、それを参考に日程を組んでフランス・スペインの両国を周ってきました。
バスク地方を選んだのは元々興味があったのですが、のんびりできる旅行がしたかったからです。
美食の高級リゾート地、海も山も楽しめる・・・まさに理想的でした。
天気にも恵まれ昼間に雨はなかったのですが、たまたま猛暑日続きになったのでサングラスと日影は欠かせないものとなりました。湿度はないので、日向でなければとても快適です。
成田空港 → パリ(CDG空港) → ビルバオ空港 → サンセバスチャン
夜はピンチョスツアー
バスクへはスペインのビルバオ空港から入りました。
サンセバスチャンに着くとすぐ目に飛び込んでくるのがコンチャ湾の広いビーチ。海の色のグラデーションがとてもキレイでした。日差しがきついのに日光浴の人でいっぱいです。
夜は旧市街へピンチョスツアー。
日本語のできるガイドさんがついてくれて数件食べ歩きました。
入る店の料理全てが美味しい!!それぞれの組み合わせが絶妙です。
わかりやすいガイドのおかげでこの日以降、自分たちだけでも食べ歩きに困ることはありませんでした。
サンセバスチャン → アンダイヤ経由 → サンジャンドリュズ
私鉄とTGVを乗り継いでフランスのサンジャンドリュズへ向かいます。
切符の買い方など不安でしたが、システムもわかりやすく問題ありませんでした。
国境を越えてフランスへ。
ここからフランス語が聞こえてくるようになりました。
サンジャンドリュズの街は規模は小さいのですが、かわいいものを詰め込んだ場所でした。
特別な避暑地という雰囲気が楽しめます。
ここは買い物が楽しめる場所が多く、お土産を買うのに最適でした。
サンジャンドリュズ → バイヨンヌ経由 → サンジャンピエドボー → バイヨンヌ
この日は少し内陸にあるサンジャンピエドボーへ。
ここはサンティアゴの巡礼路で巡礼者用の救護施設にはホタテ貝の印がついています。
観光客と巡礼者で賑わっていて、雰囲気はモンサンミシェルの門前町と少し似ています。
街の周りには城砦も残っていて、キレイな街でした。
電車を使用したため(ちょっと不便なのです)効率的とは言いがたい寄り道ではありましたが、日常にはない楽しさがありました。車で回れると良いのかもしれないですね。
バイヨンヌはフェスティバル前日だと聞いていたのですが、露店も出ていて明らかに普段とは違う状態でした。
今まで回ってきた街の中では都会です。
モノプリなどのスーパーもあって便利ですが、店の閉まる時間が想定外に早い!!
飲食店以外の店は19時あたりには閉めていました。ここはリゾート時間ではなく通常時間のようです。
バイヨンヌ → ビアリッツ・エスペレット・サール・リューヌ登山鉄道 → サンセバスチャン
フレンチバスクの山々を巡るツアー
日本人ガイドさんと一緒に車で山バスクを回るツアーです。
プランを決める段階で、このツアーのお話を聞いたときは本当に嬉しかったです。
(当初はツアー自体がありませんでした)
ガイド内容ももちろんですが、時間に余裕があったため、予定になかったビアリッツにも立ち寄ってくれる等配慮も素晴らしかったです。
登山列車は2両のかわいい造りで、景色を眺めるのにほどよい速度で進んでいきます。
山の上には馬が居たり、遠くにサンジャンドリュズの街が見えたり、とても楽しいものでした。
大満足の1日になりました。
サンセバスチャン → ビトリア → サンセバスチャン
バスでビトリアまで移動。
乗り場でどのバスか迷いそうになりましたが、行き先がフロントガラスに書いてあったのでそれを頼りに発見しました。
ビトリアは本当に情報が少ない場所だったので、バスクの中でも落ち着いた街なのでは?
と想像していたのですが・・・。
行ってみたらかなり賑やかな街でした。
というのも訪ねた日が「サンティアゴ祭」というフェスタが開催されていたので、大量のにんにくが売られていたり、街の人たちが民族衣装を着ていたり(かわいい!!)、広場でイベントがあったり、街の人たちが至る所で楽器演奏しながら行進していたり・・・。とにかく活気があって楽しい空気でした。
そんな中、1軒のお菓子屋さんに入ったときにフェスタについて尋ねると、そこのご主人が日本人の名前を言いながら私たちを日本人の女性のところに連れていってくれました。
その方はお店のご主人のお孫さんの奥様で、結婚してバスクで生活しているとのこと。
思いもよらない出会いでしたが、とても楽しくいろいろお話させてもらい、忘れられない思い出になりました。
そこで食べたお菓子もおいしかった!
後で、お店の名前を調べたら日本の TV でも取り上げられたことがあるようです。
( LA PENA DULCE という名前のお店でした)
思わぬ収穫がある街でした。
サンセバスチャン → ビルバオ空港 → パリ(CDG空港) → 成田空港
最終日はモンテ・イゲルドのケーブルカーに乗る予定で向かいました。
まだ開いていなかったので歩いて山の頂上に向かいました。
頂上は小さい遊園地のようになっていて、コンチャ湾が一望できます。気持ち良い眺めでした。
帰りはケーブルカーでしたが、あっという間に着きました。
その後、最後のピンチョスを食べて空港へ。
今回の旅も内容盛りだくさんで楽しかった・・・・と思い出しながらの帰路の予定でしたが・・・・
運悪く予定の飛行機が飛ばず(パリ-成田間)ずっと足止めされてパリで1泊、その後振り替え便での帰国となりました。
まず、不思議なくらい治安が良いと感じました。(リゾート地ということもあるかもしれませんが)そのおかげでのんびりと旅に集中できたと思います。食事もおいしく現地の人たちも感じ良いです。
ただ、英語圏ではないので英語は使えるけれど万能というわけでもないです。買い物もカードが使えない場面も多く、欧州にしてはキャッシュ社会だと感じました。
交通に関しては、細かく周ってみたい場合には公共のものだけでは不便に感じるかもしれませんが、チケット購入などでややこしいことはありませんでした。電車の乗り心地や車内は快適でした。(危険な雰囲気もありません)
バスクの都市ですが、有名なところはもちろん、あまり聞いたことがないような都市に足を延ばしてもおもしろいかもしれません。住んでいる人たちのバスク愛をすごく感じたので、どこに行っても楽しめるような気がします。(よく「どうしてバスクを選んだのか?」と聞かれました)
とりあえずビトリアは大当たりだったと思います。スペイン側の夜の時間が長く、24時あたりまで街が活動していました。
パーパスさんを利用しての旅は3回目になりますが、今回もこちらの希望を可能な限り反映していただけたと感じています。バスクはいつかリピートしたい地域になりました。
担当していただいた米澤さん、ありがとうございました。
たくさんのお写真、ありがとうございます!!
バスクを満喫してきましたね。まだまだ世間にあまり知られていない地域ですが、海と山、そしておいしいものと魅力いっぱいですね。そして、収穫のあったビトリアも広めていきたいと思います。
貴重な情報がいっぱい詰まった旅行記、ありがとうございます。