常春の移住地を求めて旅をしております。
今回は、第2候補地のテネリフェに行って来ました。TITSA というバスが頻繁に出ており、バスと市電の共通回数券(BONO-VIA)15€分を買い求め島内を観光しました。運転士さんに行先を言ってから料金を支払う制度なので、乗り間違いはありません。BONO-VIA で精算すると割引になり大変お得です。
日本のバスのように、車中で停留所のアナウンスはありませんが、周りの人が「次で降りるんでしょ?」と、教えてくれたりします。島の方たちは親切で、道を尋ねれば案内して下さったり、写真を撮ってくれたり・・・一人旅でしたが全く不安はありませんでした。
テネリフェは、テイデ山をはじめどこからでも海あり山が見え、カナリア建築で統一された街並があり、とても美しい所でした。
テイデ山は、強風のためロープウェイが運休していたのですが、パラドール付近を探索しました。天気が良かったので素晴らしい景色を眺めることが出来ました。
プエルト・デ・ラクルスは、海と古い街並がとても印象的でした。
ドイツ人やイギリス人が多いため、レストランのメニューも4ヶ国で書かれていたり、スーパーでは、クリスマスのお菓子もスペインのトロンとドイツのシュトーレンが売られていたりと、国際色豊かで面白かったです。
サンタ・クルス・デ・テネリフェは、繁華街でブティックやレストラン、ショッピングセンターが多く買い物に便利でした。
サンクリストバル・デ・ララグーナは、16~7世紀の修道院、教会、邸宅などが数多く現存しています。街のはずれには、おそらく日本料理屋(店構えは中華料理店なのですが、ちょうちんに"京都"と書いてありました)がありました。
テネリフェは、島の北部と南部で気候が違いますが、日中30度位になるため Tシャツで OK、夜は羽織るものがあれば十分でした。(ただし、天候がコロコロ変わるため、天気予報はアテにならないそうです。)
ワイナリー<http://www.bodegasmonje.com/>にも行きました。
ワイナリーの外には葡萄畑が一面に広がっており素晴らしい景観!地下には、貯蔵庫の他に洞窟のようなパーティールームやアートギャラリーもありました。3杯試飲して12€でした。
ワインは、赤白問わずどこで飲んでも安価で美味しいです。ワインも美味しかったですが、チーズやヨーグルト種類が多く、南国らしくフルーツは日本ではあり得ない新鮮さ!お肉やお魚も・・・
何を食べても美味しかったです。
ホテルは山の上にあり、とても眺めがよいお部屋でした。
大晦日は、島のあちこちで花火があがり、ホテルでは特別ディナーとカウントダウンパーティがあり、みんなで盛り上がりました。
移住地としては、温暖な気候と滞在費が安く外国人に対する偏見もないので、大変良い所だと思いました。日本人でも冬の間だけテネリフェに滞在する方がいるそうですよ。
ともあれ、短い滞在時間でしたが、とても楽しい旅行でした。
~むすびにかえて~
パーパスジャパンの稲毛様には大変お世話になりました。
旅行計画から帰国後もお電話を下さったりとお気遣い下さり心から感謝します。