マイペースな旅がしたくて、今回初めてパーパスさんに手配をお願いしました。色々と細やかな配慮を頂いて、安心して夫と二人で、久しぶりのヨーロッパ個人旅行を楽しみました。
メインのヴェネチアは、塩野七生さんの「海の都の物語」を読んで以来、私が長年行きたかったところです。乗り継ぎに5時間の待ち時間があったので、思い切ってドバイに一泊することにしました。ドバイとヴェネチア、対照的な都市を見てきました。
期間:2014年2月18日~2014年2月27日
M様 ご夫妻
GON-000761
マイペースな旅がしたくて、今回初めてパーパスさんに手配をお願いしました。色々と細やかな配慮を頂いて、安心して夫と二人で、久しぶりのヨーロッパ個人旅行を楽しみました。
メインのヴェネチアは、塩野七生さんの「海の都の物語」を読んで以来、私が長年行きたかったところです。乗り継ぎに5時間の待ち時間があったので、思い切ってドバイに一泊することにしました。ドバイとヴェネチア、対照的な都市を見てきました。
真夜中のエミレーツ航空にて出発。
真夜中でも出るんですね。機内食。しっかり頂きました。(^_^;)
早朝ドバイ着。
ドバイ空港はとても広く、滑走路に着陸してからバスで到着ターミナルまで約30分。
まずは、世界一高いビル「バージュ・ハリファ」の展望台へ。
ホテル最寄りのメトロ駅「エミレーツ」から、バージュ・ハリファの最寄り駅まで30分。しかしそこから展望台到着までは約1時間半。歩いた!並んだ!
そして展望台からの眺めは、、、。砂漠の中の最先端都市ドバイは日々拡大中でした。
午後は「サファリツアー」に参加。
アルメニアから来たという女性5人組との同乗でにぎやか。それにしても、サファリカーの多い事!
夕食前にはラクダ乗り体験やダンスショー。
男性がひたすら回転する踊りは最後に電飾が点いて、大拍手でした。
空港のビジネスラウンジを楽しんだのは良いけれど、ターミナルが広くゲートまでが遠いの、計算して動かないとあわてる、という事を学びました。
到着したマルコ・ポーロ空港は雨。それもまた良しと、予定通り船でヴェネチア本島へ。
ヴェネチア前半の宿は節約したので、部屋は狭いのですが、すぐ近くの四つ星ホテルで摂る朝食がおいしく、お買い得でした。
夕食はリアルト橋近くで。ここは20年ほど前に出た「ヴェネチア 水上の迷宮都市」という本に出ていたお店。いかにも老舗の雰囲気ですが、日本語メニューが窓に貼ってありました。
今日はカーニバル前日。雨は上がり、サンマルコ広場では仮設の舞台が準備中です。
パラッツオ・ドゥカーレの中を、2時間以上かけて見学。
たくさんの壁画の中に、「海の都の物語」で語られていたドージェの姿もありました。
午後は、水上バスでぐるっと運河を観光することに。
ジョデッカ運河からカナルグランデに入るルートです。カナルグランデの風景はもちろん、ジョデッカ島やヴェネチアの裏方と言える北西部の風景も興味深かったです。
夜は、ヴェネチアの歴史をコミカルに見せてくれるショーへ。
場所はサンマルコ広場の北東角の近く。ショーは英語ですが、主要部を日本語訳したオーディオガイドがあります。
レストランとセットのシニアチケット、一人45ユーロ。バックに映像を使っていて、ヴェネチアの歴史を多少知っていれば、なんとなく(^_^;)わかります。セットになっていたレストランにはひょうきんな給仕のお兄さんもいて、楽しました。
今日はカーニバル初日なのに雨で、サンマルコ広場にすら仮装の人がほとんどいません。残念。
そこで、コッレール博物館を見学しました。パラッツオ・ドゥカーレ同様、たくさんの展示品につい見入ってしまいました。
今日は本土側のメストレに泊まります。わざわざここに来たのは、ごく普通のイタリアの町を見たかったから。
メストレ中心のフェレット広場は、周囲をポルティコで囲まれ良い雰囲気でした。現在を生きる町の中心らしく、しゃれたブランドファッションの店やバールがあり、あちこちで立ち話の輪ができていました。
夕食は広場に面した「レストラン&ピッツァリア・ガリバルディ」。実はここでの食事が今回の旅で一番おいしかったのです。
今日はボローニャに移動して一泊。
フロントで駅へ行くバス停と路線の確認をすると、トラムがすぐそこから出ているとの事。スマートな車両で5分くらいで駅近くに到着。ホームには約一名、仮装のおじさんがいました。
有名なボローニャのポルティコは、駅前からずっと続いています。
日曜のせいか、マジョーレ広場の周辺も広い範囲で歩行者天国になっていて、ストリートパフォーマーがあちこちにいました。
マジョーレ広場のそばの Eataly (イータリー)に行ってみました。
食料品は意外と少なく、本が中心でしたが、さすがにパスタの種類は多く、お米もたくさんありました。すごく混んでいたけれど、粘って店内のカフェで昼食。
午後は広場の周りや裏道を散策。
ホテルはロケーションも部屋も良く、充実のボローニャ滞在でした。
ヴェネチアに戻る列車が1時間以上の遅れ。やっぱり「噂」通りに遅れるイタリアの鉄道?
サンタルチア駅で払い戻しの交渉をしたら、直接日本に送金されるとの事。本当かな?3月20日現在、届いていません。(^_^;)
ローマ広場のスーパーマーケットを覗いてから、ヴァポレットでアカデミア橋へ。ザッテレ河岸を散歩し、ドルソドゥーロ地区の先端プンタ・デッラ・ドガーナへ。ここは昔の税関の建物が安藤忠雄氏のデザインで改修され、現在は現代美術館として使われています。ジョデッカ運河沿いのテラスでの昼食は、眺めが最高でした。
ヴェネチア滞在後半のホテルはパーパスさんが探してくださった「ホテル・サンタ・マリーナ」。
リアルト橋まで5分もかからない立地ですが、ここまで来ると観光客はぐっと減り、広場に面してスーパーマーケットもあって、ヴェネチアの素顔が窺(うか)がえる感じです。
今日の目的地はアルセナーレ(造船所)と海洋史博物館。とろこがのんびりしすぎて、10分の差で中に入れず!(しかし13時に閉館というのは早すぎません? 涙)
今日は、観光客も仮装の人もたくさんいて、それを眺めながらスキアヴォーニ河岸のテラス席でのんびり昼食。ヴェネチアの寒さを警戒していたのですが、晴れると少し汗ばむほどでした。
夜はアカデミア橋近くの小さな教会での室内楽のコンサートへ。演目はビヴァルディの四季ほか。肩の凝らない感じで良い旅の思い出になりました。
最終日、昼過ぎにはヴェネチアを離れます。
午前中にリアルトの市場に出かけました。やっぱり市場は面白い。魚市場も野菜売り場も活気があって、いろんな種類の魚や野菜がたくさん。
そして、ヴェネチア中のライオンの中で、ここのが一番強そうでした。
最後に、「ヴェネチアで一番おいしいパニーニの店」と紹介されていた、リアルト近くの小さなお店でパニーニを4つ買って、マルコ・ポーロ空港へ向かいました。
懐かしの(?)ドバイ空港を経由して関空へ。
エミレーツ航空の機内食は、評判通り美味しかったです。
この度はユーモア溢れるご旅行記と素敵なお写真を有難うございます!ヴェネツィアは雨に降られたようですが、霧にむせぶヴェネツィアの風情もまた一興ですね。最新のビル群と砂のドバイと水の都ヴェネツィアといった全く異なる街の魅力を一度にお楽しみ頂けたことと存じます。また是非ご旅行ご計画の際はお声をおかけ頂ければ幸いです。有難うございました。