「アイルランドをレンタカーで旅行しました」
私たち4人グループは5月31日に羽田を出発し、6月10日に帰国しました。レンタカーでダブリンを出発地点に、キルケニー、キラーニー、ディングル、ドゥーラン、ゴールウェーと、アイルランドの南半分を回り、ゴールウェーでレンタカーを返して、列車でダブリンに戻りました。
5月31日からの3日間は、アイルランドの3連休で、夏休みが始まったこともあり、アイルランドでは珍しく観光地付近の道路は大渋滞で、グレンダーロッホへ行った後、思った方向に進めず、道に迷ったりしました。
レンタカーのナビは機能が少なく不便でしたが、アイルランドの人はナビなど使わないと言っていました。交差点は日本では珍しくラウンドアバウト方式でしたが、私たちもだんだん慣れて、道路地図と道路標識を皆で確認しながら、ナビは参考程度に使うことにしました。
天気は主に晴れで、時々曇りや小雨でした。普段は長袖1枚で十分でしたが、雨が降ると肌寒いこともあり、レインコートは必要でした。晴れたと思ったら雨が降るということは、アイルランドでは当たり前だそうで、雨でもアイルランドの人は「 lovely day 」と笑っています。
この時期はいろいろな草花が見られました。5メートル以上もあるシャクナゲの木が山中にあり、遠くから見ると山がピンクに見えます。その他、道の両側に咲く赤いディングルフクシアの花、牧草地に繁茂する黄色いアヤメとハリエニシダ、白い花をいっぱいにつけたサンザシの木、紫ブナの大木など、土壌には恵まれない地域でも自然の美しさが見られました。
広い緑の牧草地に、沢山の羊、牛、馬が放牧されており、あちこちで自動車道路に迷い込んでいる羊に出会いました。
お城や遺跡やハイクロス、モハーの断崖、タラの丘など、アイルランドらしい風景を楽しみました。
バレン高原
最近整備されたモハーの崖から海を見下ろしながらドゥーランまで歩く道を歩きました。牧場の中に入ったりしながら、2時間以上かけて海岸近くのホテルまで下って行く道は快適でした。
ハイクロスの並ぶ遺跡が、今も墓地として使われており、土葬で埋葬されたばかりのお墓もありました。既に埋葬の登録をしている信者に限っては、今後も埋葬が認められるそうです。歴史と現在がつながっていると感じました。
アイルランドの料理は、海鮮料理もおいしく、野菜を煮込んだ soup of the day は栄養もあり、胃袋が疲れた時に最適です。
私たちが回った地域は人々が穏やかで、自然が豊かでした。
パーパスジャパンの行き届いた手配で、ホテルは快適で、日本語ガイドの方も素晴らしく、充実した旅行となりました。