きめ細かいスケジュール表、レストラン情報、現地インフォメーションセンター等ありがとうございました。列車の時刻表もほとんど実際と変わりなく、移動がとても楽でした。おかげさまで、すがすがしいスイス、それも一つの地方で、思い切りハイキングを楽しんできました。帰国して、しばらくは現実の生活に戻りきれませんでした。
今年は、スイスも14日の痛ましい土砂崩れなどもあり、8月半ばまでは天気が安定しなかったようです。私たちも、途中23日に、チェルマットからサースフェーに行くスイスパスを使い、ゴールデンパスルートを楽しむため、モントルーまで行こうとしましたが、途中ベックスから1駅バス連絡になりました。
8月半ばでしたので、お花は咲きおさめという状態でしたが、秋のマツムシソウも咲いて、ほかの花も頑張ってきれいな姿をみせてくれました。クランモンタナは小さな花々ですが、まだ楽しむことができました。
サースフェーでは、ほんの少しでしたが、宿泊ホテルパークホテルのマダムに勧められたハイキングルートにエーデルワイスの可憐な花を見ることができました。最近は、スイスでも少なくなっているようです。ほかの花は、咲き始めはもっとにぎやかだったでしょうと思われましたが、いろいろな色のお花畑になっていました。
サースフェーは、今新しい観光地として売り出そうとしているみたいです。氷河の迫ってくる景色は、さすがに圧巻です。アラリンの中腹ミッテルアラリンへ行くメトロアルピンという地下ケーブルカーは夏スキーの合宿所といった様子で、十代の若いスキーヤーであふれています。
今回はヨーロッパの人たちの避暑地を歩いたのですが、反省点は、上りを自分たちの足で登らなかったことと、リフトが動いていることを確認しなかったことです。いいますのは、リフトの運転開始時間が、9時を過ぎてからということで、遅いのです。
マッターホルンなどの岩山は険しいのぼりがありますが、普通のコースは、十分歩いて登れます。リフト等が運転していることを確認して上っていけば、疲れていれば、くだりにリフトを利用することができます。もっとも今年の天候不良のためでしょうか、動いていないリフトもありました。