夏のスイス ヴァリス地方周遊の旅

期間:2014年8月14日~2014年8月28日
匿名希望 様

GON-000835

きめ細かいスケジュール表、レストラン情報、現地インフォメーションセンター等ありがとうございました。列車の時刻表もほとんど実際と変わりなく、移動がとても楽でした。おかげさまで、すがすがしいスイス、それも一つの地方で、思い切りハイキングを楽しんできました。帰国して、しばらくは現実の生活に戻りきれませんでした。

今年は、スイスも14日の痛ましい土砂崩れなどもあり、8月半ばまでは天気が安定しなかったようです。私たちも、途中23日に、チェルマットからサースフェーに行くスイスパスを使い、ゴールデンパスルートを楽しむため、モントルーまで行こうとしましたが、途中ベックスから1駅バス連絡になりました。

8月半ばでしたので、お花は咲きおさめという状態でしたが、秋のマツムシソウも咲いて、ほかの花も頑張ってきれいな姿をみせてくれました。クランモンタナは小さな花々ですが、まだ楽しむことができました。

サースフェーでは、ほんの少しでしたが、宿泊ホテルパークホテルのマダムに勧められたハイキングルートにエーデルワイスの可憐な花を見ることができました。最近は、スイスでも少なくなっているようです。ほかの花は、咲き始めはもっとにぎやかだったでしょうと思われましたが、いろいろな色のお花畑になっていました。

サースフェーは、今新しい観光地として売り出そうとしているみたいです。氷河の迫ってくる景色は、さすがに圧巻です。アラリンの中腹ミッテルアラリンへ行くメトロアルピンという地下ケーブルカーは夏スキーの合宿所といった様子で、十代の若いスキーヤーであふれています。

今回はヨーロッパの人たちの避暑地を歩いたのですが、反省点は、上りを自分たちの足で登らなかったことと、リフトが動いていることを確認しなかったことです。いいますのは、リフトの運転開始時間が、9時を過ぎてからということで、遅いのです。
マッターホルンなどの岩山は険しいのぼりがありますが、普通のコースは、十分歩いて登れます。リフト等が運転していることを確認して上っていけば、疲れていれば、くだりにリフトを利用することができます。もっとも今年の天候不良のためでしょうか、動いていないリフトもありました。

今年は、夏の雪山を楽しんできました。

現地の優秀なガイドに導かれて、4000メートルの雪山の素晴らしいパノラマを目の当たりにしてきました。モンブランからマッターホルン、ユングフラウ、モンテローザ、バイスホーン、そしてイタリアの山々。

8月22日(金)マッターホルン ハイキングコース グレジャートレイル。モーレン(二つの氷河に両側から押されて出来上がった岩盤)とマッターホルン
8月22日(金)マッターホルン ハイキングコース グレジャートレイル。モーレン(二つの氷河に両側から押されて出来上がった岩盤)とマッターホルン

8月21日(木)現地のガイドに導かれてブライトホーン登頂。9時半から12時半 3時間の行程。モンブランからイタリアの山々、マッターホルン、バイスホーン、ユングフラウなど素晴らしいパノラマ
8月21日(木)現地のガイドに導かれてブライトホーン登頂。9時半から12時半 3時間の行程。モンブランからイタリアの山々、マッターホルン、バイスホーン、ユングフラウなど素晴らしいパノラマ

8月19日(火)ゴルナーグラート鉄道 リッフェルベルグからモンテローザへ。氷河の手前 絶景の渓谷を見下ろしてサンドウィッチの昼食。その道筋でのモンテローザ
8月19日(火)ゴルナーグラート鉄道 リッフェルベルグからモンテローザへ。氷河の手前 絶景の渓谷を見下ろしてサンドウィッチの昼食。その道筋でのモンテローザ

ブライトホーン山頂から。足元にはアイゼンとポールの先端も見えています。山頂は風が強く「Congratulation」と握手をしたかと思ったら、数分で下山。チェルマットに戻り、山岳インフォメーションセンターで「Certification」をそれぞれ受け取る
ブライトホーン山頂から。足元にはアイゼンとポールの先端も見えています。山頂は風が強く「Congratulation」と握手をしたかと思ったら、数分で下山。チェルマットに戻り、山岳インフォメーションセンターで「Certification」をそれぞれ受け取る

ホテルもとても便利で、快適でした。主人は始め、インターネット接続に戸惑っていましたが・・・。特に、サースフェーのパークホテルは、コックのご主人の食事もおいしく、おそらく歩いていかれているマダムのハイキングコースの紹介もわかりやすく、丁寧でした。とてもよかったです。

色々とお世話になりまして、ありがとうございました。思い出に残る旅になりました。

ツアープランナーからのコメント

ご旅行中の登頂報告など、ありがとうございました。一般の団体ツアーでは決して味わえないスイスをご満喫いただいたようですね。スイスこそ、あわたただしいお仕着せのツアーではなく、ゆっくりと個人旅行をお楽しみいただきたいところですので、この旅行記を読んだら、個人旅行にチャレンジする人が増えてくれるのではないかと期待しております。

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