オーストラリアでバードウォッチオング!
オーストラリアはパプアニューギニアと並んで世界で一番野鳥の固有種が多い国で、なんと260種が固有種だとか。(日本の固有種が約20種類らしい)
しかもそのほとんどが局地的に生息する留鳥なので、あの広い国土のその場所に行かないと見られないのです。今回はケアンズ近郊で、デインツリーやマランダを巡りました。
期間:2014年8月9日~2014年8月16日
みさ 様
GON-000837
オーストラリアはパプアニューギニアと並んで世界で一番野鳥の固有種が多い国で、なんと260種が固有種だとか。(日本の固有種が約20種類らしい)
しかもそのほとんどが局地的に生息する留鳥なので、あの広い国土のその場所に行かないと見られないのです。今回はケアンズ近郊で、デインツリーやマランダを巡りました。
ケアンズ空港から北へ1時間強、「 Silky Oaks Lodge 」のある Mossman へ向け、レンタカーで出発。
オーストラリアの「 Luxury な Hotel 」の1つです。大自然に囲まれ贅沢な立地。
朝9時ごろの到着にもかからわらず、チェックインさせてもらえました。
Tree House、きれいで快適!
・モリショウビン
・シラオラケットカワセミの幼鳥
・ワライカワセミ
・アオバネワライカワセミ(かわいくない)
デインツリー川には橋がかかっていないので、毎回車ごと有料フェリーで渡ります。
観光客はいいけど、地元の人はスルーパスとかあるのかな??
デインツリー・ディスカバリーセンターや植物園をまわって熱帯雨林ウォークを楽しみました。
道中、1台停車している車があったので、「何かいるのかな?」と見てみると、開けたところにヒクイドリ!このマークが出ると、見回したりしていましたが、本当にいた!
比較物がないので分かりにくいですが、エミューサイズで、きっとこの状態で人の腰くらいまで高さがあります。オスより二回り小さ目なメスも一緒でした。
オーストラリア北東部に行くなら是非見たいと思っていた野鳥です。旅行中、出会えたのはこの1回でした。
3日目朝、2時間ほどのツアーに申し込みました。
リバークルーズでないと、というよりガイド同行でないと見られない野鳥たちにたくさん出会えました。
たとえば、ガマグチヨタカ。
木に擬態していて、教えてもらってもすぐには気づかないくらいでした。2匹で、協力して擬態しているんです、スゴイ!
ミツユビカワセミと、ヘビウ、ヒジリショウビン。
他にも載せきれないくらい野鳥を見られました。
ここでも原生林の中をトレッキング。
小さなモスマンの町で食べたポークカレーが美味でした。
3泊してお別れ。サービスも充実していて、快適に過ごせました。
スタッフも気さくで感じのよい方々。
食事もおいしかったです。蝋燭の灯りだけなので、暗くて美味しそうに撮れなかったのが残念。
夜は外は真っ暗ですが、朝食はこんな感じ。
川のせせらぎを聞きながら・・・とても優雅なひととき。
4日目、シルキーオークスロッジをあとに、ケアンズへ向けて出発。
景色のきれいなところでした。湖の周りを歩いたり、ボートで一周もできます。
乾季のせいか、思ったより水鳥がいませんでしたが、周辺では野鳥がたくさん。
Woolworths(スーパー)近くのホテルにチェックイン、エスプラネードを散歩。
そしてスーパーへ買い物。
オーストラリアは、もちろん普通のホテルルームもありますが、キッチンつきのアパートメントタイプのホテルが充実している気がします。この日はオージーラムを買って、自炊!
ケアンズ近郊のバードウォッチングを申し込みました。
ケアンズ周辺の探鳥ポイントをまわる予定だったと思いますが、この日は残念ながらケアンズは雨・・・。
雨を避けるため通常半日コースでは行かない内陸のマリーバまで移動してくださいました。
前日に立ち寄っていたところとかぶらないよう、向かった先はゴルフ場。
ゴルフ場、たしかに鳥さんいそう。
でもカンガルーがいるとは。しかもこんなにたくさん。
ゴルフ場の芝が全部食べられてしまいそうです。
コースを横断するように一列に並んでみたり・・・。
雨の中でしたが、午前中の半日だけで、52種類も見られたようです。
やっぱり素人2人でまわるより、各段に充実します。
ただ、雨のせいで(?!)、残念ながら写真は思うように撮れませんでした。
午後は、ケアンズから車で50分ほど南へ、いろは坂も目じゃないクネクネ峠を越え、マランダ方面へ移動。
カモノハシが見られるという川で。
ちょうど繁殖の時期なので、活動が活発になっていて見られる確率は高いとのこと。
乾季に入ると子育てのため、巣からあまり出てこなくなるんだとか。
動きがかわいくって、結構長い間見てしまいました。
一度見つけると、意外と見失わないのです。次はここに出てくるよーとばかりに、ブクブクと泡が出てきて、波紋が広がるので浮いてくるポイントが分かります。
こちらも熱帯雨林の中のロッジ。2泊しました。
ロッジのまわりにはポッサムやパディメロンという種類のワラビーが。
部屋の冷蔵庫にはバナナがひと房用意されていました。鳥さんやポッサム達にあげていい、と。
他にも鳥用の餌があり、ベランダには餌代が設置されています。たのしー♪
朝はロッジのまわりに鳥さんが集まってきます。
ここでも自炊のため、食料は持ち込みました。
肉は、Yungaburra の町のお肉屋さんで。特大サイズのため、2人で1枚。
ヒクイドリ、カモノハシについで見たいと思っていたのがツリーカンガルー。
でも、どの木の葉っぱが好きなのか、どのあたりで見られるのか、というのがさっぱり分からずに探しても出会えるわけもなく・・・。
滝でもみるか、と停車して、GiftShop をかねた小さなビジターセンターでトイレを借りつつ少し買い物をしたところ、スタッフのおばさまが「ツリーカンガルーを見たいなら、ここへ行くといいわ」と唐突に地図を指して教えてくれました。(ツアーカンガルーの目撃情報の日付が古いことにガッカリしていたところも見られた?)
滝にも寄らず、半信半疑ながら急いで出発。
「なんとかという道路に出る」くらいしか聞き取れなかったものの、迷うほど道もなく、たどり着けました。
そして、本当にいました!!
先に一組のご夫婦が木を見上げていたので、すぐに分かりました。
ここに来なかったら、見られないで終わっていたので、本当に、トイレに行ってよかった、買い物してよかった!
最後の日、ロッジの敷地内の木に見つけました。昼間のポッサム♪
餌を食べに来ていたのとはまた違う種類のようです。
7日目の朝、ケアンズに戻り、帰国。
ケアンズでは約400種類の野鳥が見られるようですが、6.5日間で判別できたものだけでも102種類見ました!でもこれだけみても4分の一・・・
また行かなきゃ!
レンタカーで移動しましたが、オーストラリアは右ハンドル・左側通行で日本と全く同じなので、運転しやすかったみたいです。
ケアンズから1時間ちょっと足を延ばすだけで、世界最古の熱帯雨林や野生動物、野鳥など大自然を満喫した旅でした!
この度は、オーストラリアへのご旅行につきまして、当社をご利用頂きまして、誠に有難う御座いました。
オーストラリアの自然や動植物、数多くの野鳥を見る事ができて良かったです。良い経験や思い出になりました事を嬉しく思います。またいつか、オーストラリアへ行く機会が御座いましたら、宜しくお願い致します。色々と有難う御座いました。