9月中旬に、パーパスジャパンにお世話になってマドリードとセビリアに行ってきました。仕事と、念願のフラメンコ留学も兼ねた旅でした。

ドバイ経由でマドリードのバラハス空港に到着。バラハス空港からホテルまでの送迎は、手配していただいてとてもよかったと思いました。長時間の飛行機にぐったりして、このうえ慣れないスペイン語でタクシーを使ったらさらに疲れたと思います。広々した車で荷物も持っていただけて、とても助かりました。

マドリードでの宿泊は

宿泊はホテルリッツでした。歴史ある素晴らしいホテルでした。近くにはプラド美術館や広場があり、どこで写真を撮っても絵になるようなところでした。お風呂の栓が抜けなくなるなどのトラブルはありましたが、そこはスペインなので仕方ないかなと(笑)。

マドリードには一泊でしたが、スペイン初日をゆったりと過ごすことができました。

翌日は午前中仕事の用事をすませてから AVE でセビリアに向かいました。

マドリードからアンダルシア方面は列車がだんぜん便利です。1等席以上を予約すると駅で専用ラウンジを使うことができます。安全性の面からもおすすめです。AVE は飲み物のサービスが充実していました。私は専ら炭酸水をのんでいましたが、ビールやワインなども出ます。軽食も出ますので持ち込まなくても大丈夫です。

車窓からはアンダルシア独特の赤土とオリーブの畑がどこまでも広がり、スペインに来たんだ、という気持ちが高まります。

セビリアのサンタフスタ駅からは

タクシーでホテルに向かいました。今回は初のスペイン旅行だったので奮発してアルフォンソトレセに宿泊しました。まさに一見の価値あるホテルです。建物の外も中もアンダルシア特有のタイルや木の細工がすばらしく、ここでしか体験することができない空間だと思いました。

当初の予定よりよい部屋に泊めていただいたようでした。バスタブはありませんでしたがシャワールームやトイレもきれいでした。暑い気候のためか、大きな窓はなく、換気用くらいの小さな窓がついていました。部屋の場所によってはバルコニーのあるところもあったようです。

ホテルのそばにはセビリア大学やアルカサルなどの歴史的建物が数多くありました。世界遺産のセビリア大聖堂も近く、市内観光や買い物にも便利でした。

9月はまだ暑く、ほとんどの方が真夏の格好で歩いていました。自動販売機はありませんので水は必ず持ち歩くようにしていました。地方の方は帽子をかぶらないようですが、サングラスは必携です。

セビリアは街全体が観光地化していて、世界各国からたくさんの人が訪れています。英語が通じるところも多かったですが、タクシーやバルなどは基本的にスペイン語だけだと思っていた方がよさそうです。

治安については、私は一度も危ない目にはあいませんでしたが、荷物を体から離さない、常に周囲に目を配るなどのことは怠りませんでした。セビリア大聖堂の近くには植物をプレゼントする、としつこく声をかけて来る人たちがいましたが、受け取ると何があるかわからないので徹底的に断りました。昔よりだいぶ治安がよくなったと聞いていましたが、確かにセビリアに関してはそこまで不安なことはないように感じました。

旅の後半はスペイン人の方のお宅で

ルームシェアさせていただいて、フラメンコのレッスンに通いました。セビリアはどこにいてもフラメンコが聞こえて来る街です。フラメンコでの留学を考えている方には特にお勧めです。一緒に習っていた日本人の方の中には比較的リーズナブルなホテルに宿泊して通っている方もいました。このように充実した時間を過ごすことができました。

仕事が忙しくて飛行機やホテルの手配などを全て自分でするのは大変な状況でしたので、パーパスジャパンさんにお願いして本当によかったと思っています。またこのような機会がありましたらぜひ利用させていただきたいと思っています。