ダイビングが趣味の私と友人。
ネットや書籍などで「死ぬ前に一度は訪れたい場所」として数年前からちらほらと取り上げられていたオーストリア・グリーンレイクに満を持して行ってきました。
ヨーロッパのアルプスに積もった雪が解けてできる湖、グリーンレイク。毎年5月中旬から7月上旬までという期間限定で出現するこの湖は、水温6度という低温と雪解け水ということもあってプランクトンが少ないため、透明度が非常に高く、天気が良ければその透明度は60メートルを超えるそうです。
事前情報が乏しい中、パーパスジャパンのご担当者さんや現地スタッフの方のご尽力があって、非常に満足できる旅行となりました。
オーストリアの宿泊場所はウィーン。
オーストリアに来たからにはダイビングだけ、というのも悲しいので、ウィーン着の翌日に世界遺産「シェーンブルン宮殿」と「ウィーン旧市街」を散策し、早々にお土産も購入。明日から始まるダイビング三昧の日々を前に準備万端です。
グリーンレイクはウィーン市内からダイビングショップの車に乗って約2時間かかります。ダイビングショップは事前にパーパスさんが予約してくれた「ネプチューンダイビング」さん。ガイドさんは流暢な英語で、事前のブリーフィングを行ってくれるので安心できました。
夢にまでみたグリーンレイクのダイビングは「最高っ!」でした。
透明度が高く、普通であれば地上にある花が水の中で咲いていたり、水に沈む橋や木造のイス、遊歩道などはこれまで見たこともない風景でした。周囲も山々に囲まれ、普通のダイビングではあり得ない景色が広がり、本当に大満足でした。
私たちが行った時は最深部で8メートル。まずまずのコンディションだったと思います。
日本からダイビング器材一式を持参しましたが、正解でした。一応ショップで借りることはできますが、レンタルはウェットスーツしかないので、水温6度は少し厳しいかと思いました。
片道11時間強をかけてオーストリアに行き、音楽や芸術、歴史には見向きもせずに楽しんだグリーンレイクでのダイビングは、これまでの旅行では体験できないほどの経験をさせてくれました。
次回は、撮影機材をグレードアップさせてリトライしようと考えています。