初夏に訪れるウィーン・ザルツブルグ7日間

期間:2015年5月3日~2015年5月9日
Y.I 様

GON-000938

12年ぶりのオーストリア旅行。今回は前回行けなかったザルツブルクやハルシュタットにも足を延ばしてみることにしました。

5月3日

フィンランド航空の中部発ヘルシンキ経由でウィーンへ

ウィーンでのホテルはレジーナ。
フロントに以前日本に住んでいたというスタッフがいて少し日本語がしゃべれました。滞在中、彼がなにかと気にかけてくれたのでとても心強かったです。他のスタッフもみなさんフレンドリーなので快適に過ごせました。

場所もリンク近くにあり、徒歩5分くらいの所にトラム、Uバーン、 バスなどが出てる大きな駅があるのでどこへ行くにも便利でした。

5月4日

ウィーン観光

やはりシェーンブルン宮殿は外せません。2回目の訪問でしたが、何度見てもその豪華さに驚きます。

この日は前回来た時に見れなかった建築を重点的に見ました。
来てみたかったマヨルカハウス。その大胆な壁面の模様がとても美しいです。その隣には金色の装飾が美しいメダイヨンマンションもありました。ナッシュマルクトを抜けてリンク方面へ歩いていくと、金色のキャベツと言われているセセッション館がありました。とても目立ちます。
重厚で美しい街並みのウィーンでこのような個性的な建築があるのは不思議な感じがしますが、意外にも街にとてもなじんでいて違和感は全くありませんでした。

晩御飯はホテル近くにあったカフェラントマンでウィンナーシュニッツェル。運ばれてきたときはその大きさにびっくりしましたが、とってもおいしくて結果あっという間に完食でした。前回来た時に食べたものよりも衣が少し粗く、食感もサクッとしていて私好みの味でした。

シェーンブルン宮殿
シェーンブルン宮殿

金色のキャベツとも言われているセセッション館
金色のキャベツとも言われているセセッション館

マヨルカハウスとメダイヨンマンション
マヨルカハウスとメダイヨンマンション

自分の顔よりも大きかったウィンナーシュニッツェル
自分の顔よりも大きかったウィンナーシュニッツェル

5月5日

レイルジェットへ乗ってザルツブルクへ、到着後ハルシュタットへ日帰り観光

ウィーン西駅からオーストリア版の新幹線、レイルジェットに乗ってザルツブルグへ移動しました。奮発して1等を予約したのですが、これがとっても快適。あっという間の2時間半です。1等席は座席前のポケットに食事のメニューがおいてあって、その中から選んで注文すると、食堂車から席まで持ってきてくれました。

ザルツブルクに到着したらまずロッカーに荷物を預けてバスと電車を経由してハルシュタットへ。バスの車内からはザルツカンマーグートの美しい景色を見ることができました。バードイシュルでバスを降り、次は電車に乗り換え。小さな無人駅のハルシュタットに着くと、今度は街まで渡し船に乗ります。この渡し船からの景色も素晴らしいです。

そしてハルシュタットの街へ。
まるで異世界に迷い込んだかのような美しい街です。どこを切り取っても画になります。天気も良かったので一層素晴らしい景色を見ることができたのではないかと思います。

ウィーン版新幹線レイルジェット
ウィーン版新幹線レイルジェット

ザルツカンマーグートの美しい景色を見ながらハルシュタットへ
ザルツカンマーグートの美しい景色を見ながらハルシュタットへ

世界一美しい湖畔の街と言われるハルシュタット
世界一美しい湖畔の街と言われるハルシュタット

1等席は頼めば席まで食事を運んでくれます
1等席は頼めば席まで食事を運んでくれます

渡し船からの景色も最高です
渡し船からの景色も最高です

かわいらしい街並み
かわいらしい街並み

ハルシュタットを十分満喫した後は、また同じルートでザルツブルクへ。

ザルツブルクでは憧れのホテルザッハーに宿泊。
ウィーンのザッハーよりも少しお手頃価格だったので1泊ならと奮発しました。もうさすがの一言です。海外でこのような超高級ホテルに泊まったことはほとんどないのでオロオロしてしまったのですが、そんな私たちにもすべて丁寧に優しく対応してくださいました。部屋にはウェルカムフルーツとザッハートルテが置いてあって大感激!!ザルツァッハ川向きの部屋でしたので眺めも最高でした。

夜はホテル併設のカフェザッハーへ。
ウィーンの店舗が大混雑だったのとは対照的に、こちらはガラガラで初め少し心配になったのですが、味も接客もウィーンの店舗と全く遜色なく素晴らしかったです。ここではターフェルシュピッツをい ただきました。初めて食べたのですが、ソースをつけて食べるととてもおいしい!!もちろんザッハートルテもいただきました。

ザッハーのお部屋にはウエルカムフルーツが
ザッハーのお部屋にはウエルカムフルーツが

ターフェルシュピッツ
ターフェルシュピッツ

5月6日

ザルツブルグ観光、夜にウィーンへ戻り夜景ツアー

ザッハーの朝食もとてもおいしかった。ザッハートルテもありました。朝から食べ過ぎてしまいました。

天気は生憎の雨だったのですが、そのせいか観光客が予想より少なく、どこも混雑がなかったのでゆっくり見ることができました。

旧市街のメイン通りゲトライデガッセは看板を見ているだけでも楽しかったです。その中世の景色の中に現代のブランド店や飲食店が普通に溶け込んでいて少し不思議な気分になります。同じ通りにある モーツァルトの生家にも行きました。

ホーエンザルツブルク城塞へも行きました。
歩いても登れるみたいですが、私はケーブルカーを利用。高台から見るザルツブルクの街並みは雨の中でもとても美しく、堪能することができました。城塞内にはカフェやレストランも多いので1日中いても飽きなさそうでした。

城塞でゆっくりしすぎたので時間が足りなくなり、あとは駆け足で観光。大聖堂、ミラベル宮殿・庭園を急いで見てからザルツブルク中央駅へ。行きと同じくレイルジェットに乗って夜8時前にウィーン西駅へ到着しました。

ウィーンは夜の街並みも美しいという事で、ホテルにチェックインした後、夜景を見に出かけました。市庁舎や国会議事堂、王宮、オペラ座など昼とは違った美しい景色でした。非常に治安もいいので夜の街を女子2人だけで歩いてても危険なことは全くありませんでした。

ホテルの部屋から見た雨のザルツブルク
ホテルの部屋から見た雨のザルツブルク

ホーエンザルツブルク城塞から見下ろした市内
ホーエンザルツブルク城塞から見下ろした市内

国会議事堂(夜景)
国会議事堂(夜景)

ゲトライデガッセの可愛い看板たち
ゲトライデガッセの可愛い看板たち

ウィーン市庁舎(夜景)
ウィーン市庁舎(夜景)

王宮(夜景)
王宮(夜景)

5月7日

ウィーン観光&ショッピング

この日は天気も気候も最高でした。主にお土産などの買い物をメインに楽しみながらまだ行けてなかった観光地も回りました。

シュテファン寺院の塔の上にも上りました。南塔と北塔があるのですが、エレベーターで気軽に上れる北塔をチョイス。上からは屋根のモザイクのような柄もよく見えます。

歩き疲れてフラッと入ったカフェモーツァルトではヨーロッパのこの時期の名物のホワイトアスパラがあったので迷わず注文。これが本当に甘くておいしい。接客も大変紳士的で気持ちよく食事ができました。今回のオーストリア旅行で4軒のカフェに入りましたが、どのお店の接客も大変素晴らしく、さすがカフェ文化の国といった感じです。

そしてこの旅最後のメインイベントとしてプラーター遊園地の観覧車 に乗りました。今まで観光したウィーン市内の街並みを見渡しながら思い出に耽りました。ゴンドラも日本にはないような大きなもので、中には机もあり、予約すればご飯も食べれるみたいです。

シュテファン寺院の北塔からの景色
シュテファン寺院の北塔からの景色

プラーターの観覧車
プラーターの観覧車

この季節の味ホワイトアスパラ
この季節の味ホワイトアスパラ

観覧車内から見えるウィーン旧市街方面
観覧車内から見えるウィーン旧市街方面

5月8日

ヘルシンキ経由で帰国

空港へ行く際にホテルでタクシーを呼んでもらったのですが、空港までは45ユーロと定額となってました。メーターを気にする必要がなかったのでありがたいです。

ヘルシンキからの便では最近フィンエアーで設置されたエコノミーコンフォートという座席に乗りました。普通のエコノミーよりも多少座席が広いのですが、このちょっとの差がとても快適。通路側に人にいちいち席を立ってもらわなくてもトイレにも行くことができる広さです。追加料金もかかりますが、今度も利用したいなと思いました。

そして翌5月9日の午前中に無事日本へ帰国。

2度目のオーストリアという事で、前回の思い出を辿ったり、新しい発見があったりととても充実した旅となりました。もちろん個人旅行ですので自分でやらねばならない事も多いですが、その分勉強にもなり、現地の人の優しさも身に沁みます。

そして旅行前に少し不安事項があったのですが、担当の岩越さんにはいろいろと相談に乗っていただいて助かりました。ありがとうございます。とても心強かったです。おかげで特に大きなハプニングもなく、楽しい旅行となりました。

またこれからもよろしくお願いいたします。

ツアープランナーからのコメント

盛り沢山のご旅行記をいただき誠にありがとうございます!街の雰囲気を思い出しながら、楽しく読ませていただいたのですが、大きなシュニッツェルの写真で、おもわずお腹が鳴ってしまいました。笑。一度訪れた都市でも、思い出を辿る楽しみだったり、行く度に気づく事や発見があるので海外旅行は楽しいですね。この度は弊社をご利用頂きまして誠にありがとうございました!また、どうぞよろしくお願い致します。

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