はじめに

フランス・ギリシャ2国周遊を扱う旅行代理店は数少なく、ネットで目に止まったのがパーパスジャパンさんでした。
ホームページのフォームより連絡すると早速メールが届き、トントン拍子で手配をお願いすることとなりました。
ホテルの条件から出発時刻や航空会社、各種スケジュール等、他社では相談できないことをご調整していただけるのが、パーパスジャパンさんの一番の魅力ではないかと思います。

ギリシャへはドバイ経由でアテネへ

出発時刻の関係からエミレーツ航空にてドバイ経由でアテネへ。
乗り継ぎに比較的時間があったため、せっかくなので世界一高いタワー、ブルジュ・ハリファを一目見ようと思ってみましたが、飛行機が遅延し断念。
しかしドバイ航空内を見て回っているうちに時間も忘れ、3時間の間滞在も全く飽きませんでした。
アラブならではのミントレモネードはとても美味しく、帰国の際にもう一度頼みました。

アテネ空港からはタクシーで市内ホテルに直行。
経済的な状況もあり閉まっているお店も多々見かけましたが、観光スポットは多くの観光客で賑わい、この時は比較的安全に楽しめました。
ニュースやギリシャ大使館HPで欠かさずストライキ情報をチェックしておくことをオススメします。

いよいよ憧れのサントリーニ島へ

エイジアン航空にてアテネからサントリーニ島へ。
送迎にて荷物を運んでくれたので、疲れることなくフィラのホテルへ到着。とても重いキャリーバックを2つも持って階段を登り降りする現地のボーイさんに思わず拍手。

ホテル敷地内も白い階段やバルコニーが入り交じり、子供心をくすぐるような造りになっていて、外を眺めれば碧い海、崖にそびえ立つ白い住居や飲食店が並び、どこを見ても素晴らしい眺めで、思えばずっとカメラのシャッターを切っていました。
ハイシーズン入りしたサントリーニ島は多くの観光客で賑わっていましたが、さほど人が多すぎるわけでもなく、どこも安全でのびのびとリゾート気分で楽しめるところがギリシャの島々の魅力ではないかと感じました。
また、どこでも英語が通じるため不便を感じることなく散策することが出来ました。

滞在中は、サントリーニ島名物のドンキー（ロバ）に乗って崖を下ったり、イアの街で観光客の拍手が沸き上がる程の美しい夕陽を体感したり、ホテルのバルコニーではお腹をすかせて餌を求めにやってきた猫と一緒に朝食を食べたりと、一生忘れられない素敵な思い出ができました。

次の目的地、モンサンミッシェルへ

サントリーニ島で二度目の朝食をとった後、サントリーニ島からアテネを経由し、シャルル・ド・ゴール空港へ。
パリのホテルでチェックイン後、少しだけパリの街を散策。
モンサンミッシェルで一泊する予定でしたが、その間、パリのホテルで荷物を預かってくれました。

モンサンミッシェルは現地ツアーへの参加で、途中まで日帰りツアーの方々と一緒でしたが、日帰りの方々は現地での昼食と修道院でツアー観光を一通り受けた後の自由時間が一時間程しかなく、ゆっくり旅を楽しみたい私達にとっては、宿泊を選択して良かったと思いました。
おかげさまでゆっくりと島中を散策することができ、夕陽をバックにしたモンサンミッシェルや夜景、満潮の景色を楽しむことができました。現地での美味しい子羊のローストを味わうこともでき、大満足でした。

モンサンミッシェル付近のホテルは少し離れた対岸と島内どちらにもありますが、無料シャトルバスが10分程度の間隔で朝から夜遅くまで運行しており、交通には困りませんでした。また、対岸のホテルもモンサンミッシェルの敷地内であるということで、治安も全く問題なく、現地の観光客と気さくに写真を撮り合ったりしたのも良い思い出の一つとなりました。

旅の終盤はパリを満喫

モンサンミッシェルを楽しんだ後は再びのパリへ。
花の都と言われたパリは言わずもがな、ですね。
美味しい食事と風情ある町並みはとても素敵で、メトロを駆使して色々と回りました。
サマータイム中で日没は22時なので、ゆっくりと街中を散策できましたし、夜の街並みもまた幻想的でした。

あとがき

今回の旅行は、パリでの滞在期間が土日に重ならないように配慮いただいていたこと、ホテルの立地が全て目的地へのアクセスに対し適正かつ快適であったこと、旅先で役立つ詳細な地図をいくつも郵送いただいたこと等、細かなお気遣いが積み重なっており、本当に快適な旅行になりました。
また個人旅行を手配する際は、パーパスジャパンさんにお願いしようと思います。
ご担当の川見さん、ありがとうございました。