3年ほど前にクロアチア旅行でパーパスジャパンにお世話になりました。その際、とても丁寧な対応と貴重な旅をコーディネートしていただきました。
この度、縁あって結婚することとなり、当時担当していただいたご担当者に、ハネムーンの相談に乗っていただくこととなりました。
ハネムーンのメインは、二人の共通の趣味であるテニスの聖地ウィンブルドン(ロンドン郊外)での試合観戦にしました。幸いなことに、試合のチケットは、知り合いを伝って入手することができそうだったので、それに、ロンドンとパリ、モンサンミシェルの観光を加えた行程を段取りしていただきました。
7月4日(土)
関西空港午前中出発の便で、夕方にパリに着いたものの、二人とも長時間の機内でぐったり疲れ果て、ホテルに着いた後は、一歩も外に出ることなく、休みました。
パリは、日本に比べて日没が遅く、この時期は夜10時前まで明るかったので、びっくりしました。
7月5日(日)
午前中はオプションのツアーに参加し、ベルサイユ宮殿を見学しました。午後からは、パリ市内を観光し、エッフェル塔を横目に見ながら、ノートルダム大聖堂や凱旋門を見に行きました。
移動には地下鉄が便利で何度も利用したのですが、狭い空間に様々な人種と宗教の人が乗りあっていたり、列車がトンネルの壁すれすれに走ったり、まだ完全に停止していないのに、ドアが開いたりするので、日本とは違う感覚がとても刺激的でした。
観光を終えて、ホテルに戻ったものの、その日も二人とも歩き疲れ、夜ご飯を食べることなく、撃沈しました。
7月6日(月)
朝は、ホテルでゆっくり朝食をいただきました。
今回の旅行を通じて、どのホテルもパンや乳製品、ハム・ソーセージ等が中心の朝食でしたが、とても美味しく一日の行動の活力源となりました。
この日は、TGVとバスを乗り継いで、約3時間かけてモンサンミシェルへ移動しました。
ホテルに着いたら、はやる気持ちを抑え、近くのレストランで昼食を済ませ、早速シャトルバスで二人とも楽しみにしていたモンサンミシェルに向かいました。
その日は雲1つ無い快晴で、バスを降りるととても綺麗な風景が広がっていました。
ただ、ここで1つハプニングが…バスを降りて、橋の上から写真を撮っていると、私のカメラのレンズカバーを落としてしまい、ころころと転がって、橋の隙間から落下して、モンサンミシェルの干潟の上にポトリ。幸い水が引いていたので、意を決して、裸足になり100mほど泥の中を歩いて、レンズカバーの救出に向かいました。途中、橋の上からの他の観光客からの興味の目線が非常に恥ずかしかったです。
無事にレンズカバーを救出した後は、ゆっくり修道院の見学することができました。
その後、一度ホテルに戻り、再度日没前にモンサンミシェルを訪れたのですが、日が沈む中、刻々と表情が変わる美しい風景に二人とも、見とれてしまいました。
7月7日(火)
再びバスとTGVを乗り継いで、昼過ぎにパリのホテルに戻りました。
夕方は、サントレノ通り界隈で妻のショッピングを楽しみました。ただ、たいていの店が19時に閉店するとのことで、店員に急かされながらの大慌てのショッピングとなってしまいました。
明日はいよいよロンドンに移動です。
7月8日(水)
パリ北駅からロンドンへユーロスターで移動です。フランス出国の際の審査には、少々時間がかかりましたが、乗ってしまえば、あっという間にドーバー海峡を越えて、ロンドンに到着しました。
タクシーでホテルに着いた後は、近くの公園等を散歩したのですが、ロンドンはパリの雑然とした町並みと違い、いろんなところに花や植物が植えられており、とても綺麗だったのが印象的でした。
7月9日(木)
この日はハネムーン最大のクライマックス、ウィンブルドン観戦です。地下鉄がストライキで、運休していたため、バスを乗り継いで行くことにしました。おかげで、ロンドン名物の2階建てバスを存分に楽しむこともできました。
その日は朝から快晴で、青い空にテニスコートの芝の緑がとても美しく鮮やかでした。センターコートで観戦しただけでなく、幸運にも世界のトップ選手のサインをもらうこともでき、二人とも感動しっぱなしの一日でした。
7月10日(金)
長かった旅行もとうとう残り一日となり、ウェストミンスター寺院などロンドンの観光名所をいくつかバスで回りました。
明日は、早朝の飛行機で日本に帰国です…。
7月11日(土)
早朝ロンドンヒースロー空港を出発し、パリを経由して翌日7月12日(日)の朝に関西国際空港に無事に到着しました。
さいごに・・・
今回もパーパスジャパンにお世話になって、本当に二人の思い出に残る旅行をすることができました。これほど長期の旅行をすることは、これからしばらく中々難しいので、思う存分楽しみました。
ありがとうございました。