シリア人家族との約束
シリアの内戦によって、ほぼすべての財産を失ってポーランドのワルソーに避難したシリア人家族を訪ねる約束を交わして3年。
このたび、(株)パーパスジャパンのお世話にあずかって、約束を果たすとともに、小学低学年の頃から好きになった「ドナウ川のさざなみ」で奏でられる美しいといわれるドナウ川をみるため、ハンガリーのブダペストに足をのばしました。
シリアでは、会社の創業経営者であったその人は、ワルソーでは、毎日市内を案内してくれました。その人は日本の京都のように戦災にあっていない古都クラコフでの観光プログラムも作ってくれました。ポーランドにいる間、メールを通じて毎日こころにかけてくれたのです。
日々のスナップ
1.ワルソー旧市街
ホテルからタクシーで旧市街へ。日本人観光ツアーも見かける。
2.復興に励む市民
旧市街の一角には、隣国ドイツの電撃攻撃を受けたポーランドが、大戦後の廃墟から、こうした市民の努力があったという写真が掲げられていた。
写真をみていると、戦後日本での、父母や隣人たちの顔、多くの日本人の姿と重なってきて感無量となる。
3.旧市街のレストラン
伝統をもつレストランとききました。その魅力的な入口。
4.レストランの中
ポーランドの伝統料理を、このほの暗いレストランで楽しむ。
5.市内を巡るトレンバス
石畳をガタゴトガタゴトと思い切り揺られて一周する旧市街ツアーは、体が決して忘れないであろう体験でした。
6.Wilanów 公園
広々とした庭園に、手入れの行き届いた色とりどりの花々と、緑濃き樹木を過ぎて、なお歩いてゆくとそこには、別の世界が開けていた。
静寂と、鏡のような水面の川、喧噪ともっともかけ離れた、緑の樹木に囲まれた世界。
もし、旅が「非日常体験」することとするなら、ここは、ワルソー訪ねる人に是非来てほしいところ。きっと、各人でそれぞれ、異なった果実をもって現実世界に戻ってゆける感じがしました。
最後に
真々田さんに感謝を申し上げます。
お送りいただきました(株)パーパスジャパンの資料は、非の打ちどころのないものでした。
初めてのところばかりでしたが、120%行き届いた資料群で、迷うこと皆無、旅費も希望通り、ホテルも十分満足できました。ありがとうございました。