絶景と世界遺産を満喫する
こだわりホテルに泊まるギリシャ&スペイン8日間

期間:2016年5月23日~2016年5月30日
河野 様

GON-001067

本当に旅行プランのタイトルどおりです。

紺碧のエーゲ海と絶壁の上に建つ白亜の家々との対比というサントリーニ島の絶景にいたく感動しました。また、著名な世界遺産サグラダファミリアやサントリーニ、アテネ、バルセロナ各地のお洒落なホテルにとても満足した旅でした。

私にとって極めて多忙な時期の終わる5月中旬以降に、以前よりヨーロッパ旅行に夫婦で行くつもりでした。ところが、忙しくて旅行について計画を立てる時間もとれず、行先も決まらないまま、4月下旬になってしまい、あわてて旅行会社のパンフやネット上での旅行プランなど探していました。

私は、従来エーゲ海の島、とりわけサントリーニ島に行きたいと考えており、家内は、スペインあたりを訪れたいようで、行先を決めるのに苦慮していたところ、パーパスジャパン(以下 PJ と略します)の HP を見ていたら、サントリーニ島&バルセロナへの旅のプランが掲載されています。これはいいんじゃないかと思い、すぐに PJ に電話してご担当の方に短時間でプランをたてていただきました。いままで海外旅行は団体ツアーでしか行ったことがなく、個人での旅行は初めてなので、少し不安でしたが、ご担当の方に励まされ、このプランに決めました。

1日目

羽田空港から出発。

2日目

ドバイでアテネ行きに乗換。アテネ空港で国内線サントリーニ島行きの飛行機に乗りました。

サントリーニ島到着と思ったら、お迎えの方がいません。おかしいと思ったら、そばにいたギリシャ人が、ここはアテネ空港だと教えてくれました。一瞬、頭の中が真っ白になりましたが、どうも飛行機は強風のため島に着陸できず引き返したらしいのです。機内でのアナウンスに気が付かなかったようです。すぐに、当日サントリーニ島行き最終便の搭乗手続きをして、欠航にならないことを祈りました。

幸いにも、最終便は運航され、夜遅くサントリーニ島に着陸、フィラにある最初のホテル、アトランティスに到着したのは、もう夜12時前になっていました。ホテルの部屋に案内されましたが、部屋の窓は、強風のためガタガタと言っています。あとでわかったのですが、この島は、強風となることが多いらしいのです。夜遅くなので、周りは真っ暗で、何も見えません。スタートは少し心細いものになりましたが、このような予定外の事も私は旅のおもしろさでもあると思っています。

3日目

早朝、少し明るくなり、まだ風が少し強い中、部屋のよろい戸を開けると、はるか下の方に真っ青な海が見ます。ホテルは、断崖の上にあるようです。海面から2~3百メートルの高さ。右側のはるか彼方の断崖の上に、白い雪のように見えるのは、島の西北端の街イアのようです。

これらの景色こそ、私の待ち望んだ景色です、ああ、サントリーニに来たんだ、と感動しました。しばらくすると、大きなクルーズ船が2、3隻崖下の海に現れました。 泊まったホテルのロビーはライトブルーを基調にした美しい内装で、その隣で、紺碧のエーゲ海を見下ろしながら、朝食をとりました。

午前、ケーブルカーで崖下の港に降り少し見物したのち、島の中心フィラの街に戻り、崖の上にある青い海を見下ろす絶景の屋外レストランでランチをいただきました。こんな眺めの良いレストランは生まれて初めてです。

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そして、夕刻イアの一番北西端の崖の中腹にあるテラスレストラン、カストロでオレンジ色の太陽がエーゲ海に沈むのを見ながら、ディナーをとりました。我々は、結婚してずいぶんと経ちますが、こんな風景はハネムーンには最高でしょう。

このレストランは、PJ の担当者の方が薦めてくださり、サントリーニ島到着の初日夕刻に予約していただいたのですが、前記のとおり、飛行機が予定通り着陸できず、到着が深夜になったので、その日に食事できませんでした。しかし、到着の翌日の午後、実際にレストランの場所に行ってみると、お薦めのとおり素晴らしい場所にあり、どうしてもそこで食事したいと思い、夕刻の予約をお願いしたところ、すでに満席とのことで断られました。昼過ぎに、せめてお茶だけでも飲ませて欲しいとして、そこでお茶を飲みながら、店の主人に前日予約していたが飛行機が着陸できず来ることができなかった旨等お話ししたら、しばらくして、テラスの一番端ではありましたが、特別に席を設けてくれ、予約を受けていただき、結局、夕方7時過ぎから、素晴らしいサンセットディナーをとることができました。

ちなみに、夕方になると、多くの観光客が夕日を沈むのを見るために、島北西端のイアの街にやってきます。日没後は、街中の白い建物はライトアップされ、綺麗でなかなかお洒落な街です。

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4日目

午前中は、フィラの街を見物。街の商店は、お土産やいろいろな物を売っていますが、絵皿でとても気に入ったものがあったので、1枚買いました。

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昼過ぎ、サントリーニ島からアテネに飛び、夕刻アテネのホテル Royal Olympic に到着。

このホテルが、また素晴らしい。5つ星だけあってロビーも部屋もプールも品良く豪華です。とりわけ、ホテルの最上階にあるレストランのテラスは、目の前にゼウス神殿、左方向にパルテノン神殿が望め、開放感のある最高の立地です。我々のテーブルを担当してくれたブロンドの女性は、他の多くのギリシャ人の方と違い、なまりのない綺麗な英語を話し、対応も丁寧で洗練されていて、さすがに一流ホテルだという印象を持ちました。

ここで、夕暮れ時から、素晴らしい景色を見ながら、シャンパンを飲み、食事をとりました。こんな素晴らしいホテルに一晩だけしかいられないのは少し残念でした。

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5日目

早朝5時過ぎにホテルを出発、朝のバルセロナ行きの飛行機に乗りました。

昼前にバルセロナ空港着。バルセロナは、アテネよりも近代的で活気があるように見えました。そして、お迎えの車でホテル、カサ・カンペールに着きました。

このホテルは靴のメーカー Camper が経営しているそうですが、ちょっと変わった、面白い趣向をこらしたフレンドリーなホテルです。部屋が、通路を挟んで2部屋あり、一方の部屋は寝室ですが、もう一方の部屋は、ハンモックが吊り下げてあるなど、遊び心一杯の部屋です。

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バルセロナの1日目の夜は、NHK のTV 番組で紹介されていた“キメキメ( Quimet & Quimet )”というスペインでは種類豊富な魚介類などの缶詰の食材をパンの上に乗せた料理を出すバルに行き、ビールやワインといただきました。とてもおいしくてしかも安いんです。そのせいか、この店は当地でも評判らしく、開店前から10人以上の行列ができ、開店と同時に店が満杯になるほどの人気です。

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6日目

朝家内の一番行きたかったサグラダファミリアに行きました。事前に PJ を通じて見学の予約をしていきましたが、建物の周りも中も人が一杯です。いままでと違い、日本人も結構来ているようです。壮大な建築に家内は喜んでいました。

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サグラダファミリアの後は、旧市街の建築物を見学。ガウディだけでなく、その他の建築家の美しい建物もたくさんあります。どれも美しい繊細な彫刻などを施した優美な建物です。

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夕刻には、TV 番組で紹介されていたバルセロナのヨットハーバーの前にあるシーフードレストラン、El Cangrejo Loco で番組でもお薦めしていたイカ墨パエリアをいただきました。なかなかの美味でした。

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7日目

午前中、ホテル近くの旧市街を散策。レイアール広場にはガウディ作のガス灯があります。
当日、広場で切手市が開かれていて、私も、格安の切手を記念に買いました。

バルセロナは、行く前は、サグラダファミリアとオリンピックのことしか知りませんでしたが、ガウディの建築だけでなく、素晴らしい歴史的な美しい建築物に溢れた魅力ある都会です。

昼、バルセロナ市内よりバスで空港へ。
昼過ぎ、バルセロナ空港発。

8日目

ドバイで成田行きに乗換。
夕刻、成田着。

最後に

どこも素晴らしかったですが、やはり私には、サントリーニ島の絶壁の下に広がる紺碧のエーゲ海と崖上の白亜の建物群の風景が、瞼に焼き付いて離れません。また、サントリーニ島最北西端のイアでのエーゲ海に落ちるオレンジ色の夕日を見ながらの食事も大変素晴らしかったです。

アテネの開放感あふれるレストランのテラスで、ギリシャ神殿など見ながら食事したことも忘れられません。バルセロナの様々な優美な建築物の多さにも驚きました。

年齢を重ねると、だんだん感動することが少なくなるような気がしていましたが、この旅では、久々に心から感動することができました。このような素晴らしい旅行を短い時間でプラニングしていただいたパーパスジャパンご担当の川見さんには大変感謝しております。また、機会があれば、このような旅に出かけられればいいなと思っています。

ツアープランナーからのコメント

素敵なご旅行記とお写真誠に有難うございます。窓際のフクロウちゃんがとても可愛いです!1日目にサントリーニ島までのご到着が大幅に遅れてしまったとのことで本当にお疲れ様でございました…。個人旅行が初めての中、とてもご不安だったかと思いますが、河野様の”予定外のことも旅のおもしろさである”というお言葉に、奥様も頼もしく感じたことと存じます。2日目以降はご旅行を満喫していただいたようでとても安心致しました。またご旅行をご計画の際には、是非お手伝いさせていただければ幸いです!

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