はじめに
新婚旅行の行き先候補として「イタリア」「フランス」「ドイツ」などの国々を挙げておりましたが、少し前から好んで良く飲むようになったギネスビール。そして詳しいわけではないのだが耳にするとなぜか懐かしい気持ちになるケルト音楽を堪能しようということで、妻と話し合い行き先をアイルランドに決めました。
決めたは良いものの、「アイルランド×新婚旅行」を企画している会社がほとんどなく、どうしようか悩んでいたところパーパスジャパンさんのWEBページを発見し、すぐに相談をさせて頂きました。
また、アイルランド旅行に関するガイドブックが日本では1種類しか発刊されていない(旅行先としてもマイナーなのでしょうか…)ということもあり若干不安ではありましたが、こちらのやりたい事だけをパーパスジャパンさんに伝えたところ、ちょうど良い具合にスケジュールを組んで頂けたのでとても安心しました。
一日目(出発~ダブリン)
成田空港からオランダ(アムステルダム)経由でアイルランドの首都ダブリンに到着です。
到着時にはすでに18時になっていたので、早速夕食を食べにダブリンの中心部であるテンプルバーエリアへと向かいました。中心部はどこも込み合っておりなかなか入れそうになかったので、少し路地を入ったところにあるVat House Barというパブへ入りました。
まずは本場のフィッシュ&チップスを食べてみようということでギネスビールとともに注文。テーブルに届いて驚いたのが「とにかくデカイ」ということでした。おつまみのイメージで注文したのですが、しっかりメインデュッシュな量だったので、初日からダブリンのパブの洗礼を受けた気分になりました。。
二日目(ダブリン散策)
ホテルの朝食でアイリッシュ・ブレックファストを食べてまたもや満腹になった後、ダブリン市内の散策に出かけました。主な目的地は「トリニティー・カレッジ」「聖パトリック大聖堂」「ギネス・ストアハウス」の三つです。
トリニティー・カレッジには古書が保管されたロングルームがあります。開館前に行ったのですが、すでに多くの観光客がおり、入るまでに30分くらいかかりました。
聖パトリック大聖堂へ向かう途中に同じ形の自転車がずらっと並んでいる場所があちこちにありました。ダブリンバイクスというもので、ダブリン市内を回るのに使って良いらしいです。歩きながら写真を撮りたかったので乗りませんでしたが、時間の有効活用になるかと思います。
ギネス・ストアハウスでは、あのギネスビールの製造工程・歴史を見る事ができます。特に嬉しかったのは、ギネスビールを自分で注げる体験コーナーでした。自分で注いだギネスビールは格別です。
三日目(世界遺産 ジャイアンツ・コーズウェイ)
丸一日バスツアーで、北アイルランドまで足をのばしました。
昨日と違い、一日曇り空で肌寒かったです。ジャイアンツ・コーズウェイは世界遺産ということで、たくさんに人たちで賑わっていました。一歩足を踏み外すと大変なことになってしまうので、多くの監視員の方たちが目を光らせていたのが印象的でした。
ジャイアンツ・コーズウェイへ向かう途中で、キャリック・ア・リード吊橋を渡りました。風が非常に強く、とても恐かったのですが渡りきることができました。また、帰り道にはベルファストの街並みを楽しむことができたので満足でした。
ダブリン戻ったのは夜の9時頃。アイルランドは日が沈むのが遅いので、9時になってもまだまだ明るかったです。
四日目(ダブリン~ゴールウェイ)
ヒューストン駅から電車に乗ってゴールウェイに向かいます。
座席の窓からは、放牧されている牛や羊の群れを見る事ができました。
ゴールウェイはダブリンよりも清潔感のある街並みで、ゴミが全然落ちていませんでした。メインストリートでは老若男女さまざまな年代の人が楽器演奏・マジック・デッサン・ダンスなどのパフォーマンスを披露していました。
パブが所狭しと並び、どこからともなく音楽が聴こえてくるという、まさに私達のイメージしていたアイルランドがここにありました。
五日目(ゴールウェイ~アシュフォード・キャッスル)
ゴールウェイを朝一で出発し、タクシーにてアシュフォード・キャッスルまで移動しました。
途中、コマネラ国立公園やカイルモア修道院などの観光名所に立ち寄りましたので、アシュフォード・キャッスルに到着したのは16時頃になりました。
とにかく内装や置いてあるものが豪華絢爛で、著名人が泊まりに来るのも納得のホテルです(泊まりに来たハリウッドスター達の写真が廊下にずらっと飾られていました)。
庭園もきれいに整えられていましたが、とても広い敷地だったので全てを見る事はできませんでした。
六日目(アシュフォード・キャッスル~ダブリン)
朝の5時に起きてしまったので、城周辺を散策しました。あっという間に朝食の時間になり、食堂へ向かったところ、メニューが豊富なのと料理の質がとても高いのとでまたもや驚かされました。一生に一度きりだと思いますが、泊まりに来て本当に良かったと思える空間でした。
朝食後はダブリンに戻りお土産屋さん巡りをしました。
七日目(ダブリン~帰国)
長いようで短いアイルランド旅行最終日です。
飛行機の出発時間まで少し時間があったので、国立美術館に寄ったりカフェに入ってまったりと過ごしました。カフェの店員さんから「日本人がアイルランドに来るのは珍しいね」と言われたのですが、確かに観光中は日本人に会うことはほとんどありませんでした。
帰りはフランス経由で無事日本に帰国しました。パーパスジャパンさんのおかげで何事もなく新婚旅行の全日程を終了することができ、ほっとすると共に大変感謝しております。
今後も海外旅行する機会がありましたら、ぜひお願いしたいと思います。