登山を始めて槍ヶ岳に登頂した頃から、スイスへ行ってみたいという憧れがありました。
スイスについて調べたところ、行きたいところが多すぎて、限られた日程でどのようにスケジュールするか本当に悩みました。

昨年に引き続き、アドバイスして下さった三世さまには大変感謝しております。

チューリヒ

ヘルシンキ空港からチューリヒへ向かい、ホテルに着いたのは夕方でした。
空港から見えたビクトリーノックスの畑アートそしてスーパーではリンツの量り売り。
スイスに来たんだ！！と、わくわくした1日目でした。

チューリヒ ー マイエンフェルト

チューリヒから1泊分の荷物を持って、ハイジの舞台となった街「マイエンフェルト」へ。

ハイジが過ごした家がある「ハイジアルプ」までは、麓のハイジホフ(ハイジ村)から往復約４時間のハイキング。この日の気温は、約30度。普段登山をしない友人は、この日のために山ガールファションを準備し、二人で汗だくになって登りました。

そして、この町で1泊。
日本の公式サイトによると、私の誕生日8月12日は、語呂合わせで「ハイジの日」とのこと。
ハイジ気分を十分味わいました。

マイエンフェルト ー ツェルマット (1日目)

マイエンフェルト朝は爽やか。ホテルから40分程歩いて駅までウォーキング。
その後クールで乗り換え、氷河特急でツェルマットへ。約6時間かけて移動です。
2人旅だったので、4人席を2人で利用できゆったりと過ごすことができました。

この日も気温が高く、電車の中でもサングラスを外せませんでしたが、景色は最高でした。
チューリヒからツェルマットの駅に送っておいたスーツケースを受け取り、ホテルへ。
ホテルまで届けてもらうサービスを利用する予定でしたが、駅までの場合は半額でした。
宿泊先が駅前だったので助かりました。

ツェルマット (2日目)

この日は一日中マッターホルンと共に過ごしました。
午前中は、ヨーロッパで一番高い所に架けられたロープウェイで行く展望台、マッターホルン・グレッシャー・パラダイスでイタリア側からの姿を堪能。
午後からは、鉄道を使ってゴルダーグラード展望台から。

今日の宿泊は、この展望台にあるホテル「3100クルムホテル・ゴルナーグラード」。
部屋の名前が周辺の山の名前になっており、部屋番号はその山の標高。
室内には、山頂の石が飾られていました。
ステキなホテルですが、標高が高いので高山病になりやすい方はちょっと注意！

ツェルマット (3日目)

ホテル「3100クルムホテル・ゴルナーグラード」のからの星空や朝焼けはとてもキレイでした。
宿泊した人だけの特権だと思い、眠気や寒さを我慢して外で1時間程過ごしました。
食事をすませた後は、逆さマッターホルンで有名な「ローテンボーデン」から「リッフェルベルク」までハイキング。
登りはほとんどないため、登山に自信がない方も雄大な景色を間近で感じることができます。

ツェルマット ー グリンデルワルト (1日目)

朝早くツェルマットを発ち、グリンデルワルトへ移動しました。
駅を降りると目の前にアイガー。

ちいさな町なので、1時間もあれば散策可能です。
町の中を走る黄色のバスは乗り放題。
今日は、スイストラベルパス利用日なので、電車も乗り放題。

スーツケースをホテルに預けた後、インターラーケンまでお出かけしました。
ガイドブックによると、グリンデルワルトは上高地、インターラーケンは軽井沢とのこと。
どちらも魅力的ですが、私はグリンデルワルトの方が好きです。

グリンデルワルト (2日目)

ヨーロッパで最も高い鉄道駅のあるユングフラウ鉄道を利用し、ユングフラウヨッホを目指しました。
展望テラスから外に出ることができ、雪の上を歩くこともできます。
本来であれば厚手の服装が必要かもしれませんが、この日は風速0メートルだったためそれほど寒さを感じることはありませんでした。

グリンデルワルト ー チューリヒ

グリンデルワルトから出発地点のチューリヒに戻ってきました。
この日も、スイストラベルパス利用日なので、電車は乗り放題。
スーツケースをホテルに預けた後、観光地ルツェルンへ。
有名なカペル橋を見に行きました。
その後は、湖畔でランチしながらスイス最終日をのんびり過ごしました。

旅行の準備をし始めたお盆の頃、スイスの気温は低く、標高が高い所へ行く計画だったため、フリースやダウンも準備して行きました。ところが、30度に近い気温。

嬉しいことにお天気にも恵まれ、すばらしい景色を満喫することができました。
連日、早寝早起きをし、新鮮な空気のおかげで自然のパワーをいっぱいいただきました。

また旅する機会ができましたら、よろしくお願いいたします。