☆ はじめに・・ ☆

ずっといつかは行きたいという思いを胸に秘めていたクロアチア。昨年は行動に移ったのが遅く涙をのみました。何とか実現したい、今年こそは！！と思い年明けにパーパスジャパンさんにご相談しました。

今後何回海外旅行に行けるかも解らないし、せっかく行くのであれば後悔無いように行きたい所全て回りたい！と私達のワガママを全て叶えてくれるプランを提供していただきました。

● 羽田空港 → ミュンヘン → リュブリャーナ

羽田空港からルフトハンザ航空にてドイツのミュンヘンに向かいます。
空港内は非常に広く、近代的な雰囲気。ギャラリーもあり長いフライトの合間の癒し。乗り継いでスロヴェニアの首都リュブリャナに到着。

● ブレッド湖散策 → リュブリャーナ

湖畔は白鳥がいたり何とものどかな雰囲気。まるで絵本の風景そのものです。空気が澄んでいるせいか、色彩がより鮮明に映ります。ボートでブレッド島を目指しのんびりクルージングです。湖上からはブレッド城も見えました。島内の聖母被昇天教会は白を基調としていてとても明るく開放感がありました。祭壇の前の天井から伸びている紐を引き、鐘が鳴ると願い事が叶うというジンクス。

島を後にしてブレッド湖のパノラマ絶景を見るため、ブレッド城を目指します。解ってはいたものの素晴らしすぎるこの絶景。合成ではないかと思ってしまうほど、こんな景色が実際あるのかと驚きました。空と湖のコバルトブルーに吸い込まれそうです。何時間でも見ていられます。名残惜しさを残しつつ、湖畔まで下りてきました。

遅めのランチを済ませ、これから路線バスにてスロベニアの首都リュブリャーナへ向かいます。

● リュブリャーナ → ポストイナ → リュブリャーナ → ザグレブ

この日は早起きしてリュブリャーナのバスターミナルから、ポストイナ鍾乳洞を目指します。入口から入った瞬間空気の温度が違う。ひんやり。長い時間なので長袖必須！ユニクロのライトダウンが大活躍でした。トロッコに乗って鍾乳洞内部へと進みます。ディズニーランドのインディージョーンズの様な期待と高揚感。

トロッコを降りた後は徒歩で進みます。スケールが大きすぎで圧倒されてしまいます。自然の作り出した彫刻達は神秘的で別の惑星に迷い込んでしまったかの様な感覚でした。ここまでの規模のものは世界でも非常に珍しいとのこと。

リュブリャーナにバスで戻り、市内を観光。小さな町なので徒歩で散策するのがとても楽しい！「 PIRANSKE SOLINE 」で色んな用途の塩とはちみつ専門店ではちみつをゲット。( → ハチミツがスーツケース内でこぼれた！ジップロック持参お勧めします)

ここから鉄道移動です。クロアチアの首都ザグレブを目指します。列車が来ていざ乗り込もうと思ったら、私達の車両が見当たらない？！ホームにいた駅員さんに確認するも時間が掛かりそうだったので、飛び乗りました。

車内にいた駅員さんに尋ねたら、どこでもいいよ～的な答え。こんなラフな感じで良いのかと思いましたがひとまず安心。のどかな風景を眺めながらのんびり。気分は世界の車窓からの旅人です。

ザグレブに無事に到着。菊池さんにお勧めしていただいた「 Lanterna na Dolcu 」。事前に日本から予約のメールを入れていたのですが、特に返信は無く。。

最初、予約でいっぱいだから今日はダメだヨ～と言われたのですが、名前を言ったら、オ～予約されてるヨ！！と言われて一安心。(シーズンは人気店なので予約必須です)創作クロアチア料理を堪能しました。

● リュブリャーナ → プリトヴィッツェ

ザグレブの長距離バスターミナルからプリトヴィッツェ国立公園へ。ホテル「イエゼロ」のフロントのお姉さんがお勧めの回り方を教えてくれました。チケット売り場やボート乗り場などは期待を裏切らない混みっぷり。

ゲートくぐっていざ出発!!一瞬で心を奪われました。この湖の透明さ、透き通ったエメラルドグリーン、今まで見てきた水辺の景色では断トツの透明度です。水の中を見ていると自分が水の中にいるような錯覚に陥ります。この世とは思えない天国のような美しさ。野村不動産プラウドのCMを見た時から、ずっとこの風景を見たい!と憧れていました。実際その風景が目の前に！写真や映像でも十分感動しますが、実際目で見るとでは大違い！これは行った人達だけの特権ですね。

お昼はまたまた菊池さんのおすすめ「Lička kuća」でステーキとマスのグリルを。新鮮でとても美味しかったです。

午後は上流を散策。下流のメジャーな感じとは違って、上流は手つかずの自然といいますか、観光客も少なくて落ち着いた雰囲気でした。のんびりと散策を楽しむのであればかなりお勧めです。夕日が湖面に映り、鏡のよう。昼間とは違った表情を見せてくれます。

歩きに歩きましたが、雄大な自然に癒されて疲れに気付きませんでした。

● プリトヴィッツェ → ザグレブ

ホテルからボーイさんにバス停まで送ってもらい、プリトヴィッツェからザグレブへ向かいます。ザグレブのバスターミナルには、スーツケースを預かってもらえる場所があるので便利。おじちゃんが日本語で挨拶してくれました。身軽になってタクシーで市内へと向かいます。

曇り空のザグレブ。涼しいを通り越して寒い。聖母被昇天大聖堂。ゴシック様式の内部は荘厳という言葉がぴったり。パイプオルガンの音色が響き、人々が祈りを捧げます。

アロマティカで大量のアロマオイルを購入。安い！( → アロマオイルがスーツケース内でこぼれた！ジップロック持参お勧めします第2弾)

ドラツ市場を通り抜け、「スターリフィヤケル」にてグヤーシュ、ザグレブ風カツレツ、パプリカ肉詰めなどの伝統クロアチア料理を堪能しました。雨が降って来て、体感温度も下がって来ました。

雨に濡れた石畳もなかなか乙なものです。雨宿りも兼ねて「 Vincek 」にてクレムシュニテとコーヒーで一休み。日本にもあれば良いのにと思うくらいの美味しさ。

そしていよいよクロアチア航空にてドブロブニクへ。

ホテルに到着し、フロントのお兄さんが部屋をグレードアップしましたよ！とのこと。恐る恐る部屋の扉を開けたら、、ななな何とスイートルームー！！！凄すぎる部屋に興奮してなかなか寝れませんでした。

● ドブロブニク

泊まった「エクセルシオール」は旧市街を眺めながらの朝食も魅力の一つ。朝からスパークリングワイン。良い席から埋まっていくので、朝食スタートの時間に合わせて行く事がお勧めです。

今日はドブロブニク漬けの1日なので時間を有効活用。
早速、城壁ウォークへ！目の前に広がるのは信じられないような景色。映画のセットの様な、はたまたテーマパークの様な世界です。アドリア海の深いブルーにオレンジ瓦の屋根が何とも言えないコントラストで美しい。城壁から中を覗くと街があり、人々の生活がありとても穏やかな空気が流れていました。それは中世の頃から変わっていない様な、タイムトリップした様な感覚でした。

城壁を降り、街の中心プラッツァ通りを進みます。両サイドにはお土産屋さんやレストランがいっぱい！フランシスコ会修道院はロマネスク様式の回廊と中庭が何とも心を落ち着かせてくれました。併設されているマラブラーチャ薬局では大量のコスメをゲット。

一旦ホテルに戻って休憩。そんな事も出来るのが、旧市街まで徒歩圏内の良いところだと思います。体力も戻ってきたので再出発。スルジ山からの絶景がお目当てです。ロープウェイに乗り込みすぐ山頂に到着しました。そこからのドブロブニクの絶景と言ったら！！！もう言葉が出ないくらい美しかったです。ちょうど西日に照らされて、海もキラキラと輝いていました。

旧市街に戻り、最後のディナーは「 Proto 」です。またまた、菊池さんに伺ったお店(笑味もサービスも雰囲気も洗練されていて最高でした。夜の旧市街はライトアップされて、また幻想的な雰囲気です。今回の旅の記念に、旧市街で絵を購入。高いものではないけれど、良い記念になりました。

⑦ドブロブニク →フランクフルト

早朝出発を事前に告げておいたら、朝食ボックスを用意してくれていました。ドブロブニクからの飛行機がなかなか飛ばなくて焦りましたが、無事に飛んでくれて良かった。

フランクフルト空港では、カリーブルストを食べて大満足。旅の締めくくりに最高でした。

⑧ → 羽田空港

☆ 最後に・・ ☆

今回の旅行は一日一日が甲乙つけがたいくらい最高に充実していて、今まで何度かヨーロッパなど回りましたが断トツで良かったです。自然と中世の街並みのバランスが絶妙で、人々も穏やかで親切。街にゴミが少ないのにも驚きました。

行く前よりもクロアチア・スロヴェニアが大好きになりましたし、また是非行きたい！！！と強く思いました。一生ものの心に残る旅行になりました。それも、この旅行を企画＆サポートしてくださったパーパスさんのおがけだと思っています。

担当の菊池さんは、やり取りしている時からとても親身になってこちらの立場で物事を考えて仕事をしてくれているな～と思っていました。そこに甘えて色々と無理を言いましてすみません。今後、機会がありましたらその時は迷わずパーパスさんにお願いします！！素敵な時間と思い出を本当にありがとうございました。