新婚旅行先を決めた理由は
一生に一度の新婚旅行なので、詰め込まずにゆっくりできること、彼が一度旅行でリスボンには訪れており、とても料理が美味しくて、見どころがたくさんあり、移動手段も簡単で滞在しやすかったという点で、ポルトガルに決めました。
最初はマデイラ島に4泊しました。
そこはポルトガルの首都リスボンから約1000キロ離れた大西洋にあり、ポルトガル代表の人気サッカー選手クリスティアーノ・ロナウドの生まれ故郷ということで有名な島です（ちなみに今年7月には空港の名前が「クリスティアーノ・ロナウド国際空港」となることが決定されたそうです)。
空港についた途端に気温が急に暖かく感じられました。
空港周辺の様子は、少し年季が入った車ばかりが行き交い、どこか懐かしい田舎のような雰囲気でしたが、市街地のフンシャルに入ると、あたり一面のレンガ屋根の街並みが広がり一気に異国感を感じさせました！
ホテルに着いてすぐ驚いたことがありました、チェックイン時に結婚おめでとう！と言われ、ウェルカムシャンパンを用意してくれたのです、あらためて新婚旅行と実感しました！
豪華客船、どこまでも続く海がまた様々な色に変わるのがとても綺麗でホテルのバルコニーから見ているだけで時を忘れてしまいました。夜空には星が広がり、流れ星も見ました。忘れることのない本当に特別な時間を過ごせました。
◆ マデイラワインツアー
島特産のワイン工場のツアーに飛び入りで参加しました。
試飲があり、香り以上に甘い口当たりで、ワインというのが不思議なお酒です。チョコレートやケーキと合う感じでした。
◆ 食事について
伝統料理である月桂樹の木に刺したお肉や、タラの料理(バカリャウ)、タコのリゾットなど海の幸も本当に美味しく、塩加減も日本人にぴったりでどれも一口目が本当に楽しみでした！
ただ量は何を頼んでもかなり多いです。席に着くと、パンとタラのコロッケはいる？と聞かれ、それを頼むと確実にメインが食べ切れません。周りの外国観光客たちはビールにデザート、コーヒーまでペロリと、胃袋の違いを感じました。
◆ 市場とロープウェイ
日本では見ることのできない果物や魚がズラリ。店員さんが人懐っこく、散策中のおやつとして果物を買いました。その後ロープウェイで見晴らしスポットへ行きました。
◆ クリスティアーノ・ロナウド博物館
サッカーはJリーグファンでしたが、博物館でロナウドの数々のトロフィーやエピソードを目の当たりにし、すっかり彼のファンになりました！スリーショット？の写真はいい記念になりました！
そしてリスボンへと向かいます。
マデイラ島を発つ日に旅の思い出に滞在先のホテルがしっかり写った景色の良いポストカードを日本へ送りました。リスボンのホテルでも、新婚旅行のお祝いをシャンパンと葡萄を部屋に用意してくれていました。ホテルスタッフの心遣いに感謝しています。
リスボンでは路面電車に乗り、発見のモニュメント、ジェロニモス修道院、ベレンの塔など観光名所を散策。
そして新婚旅行のメインでもあるユーラシア大陸最西端の場所、ロカ岬へと向かいます。
カスカイスでロカ岬行きのバス停がわからず、出発時刻間際でうろうろしていたら、おばあさんが手を取って案内してくれ無事にバスに乗車できました。
この国の人たちは、本当に気さくで、バス停のないところでとめてくれた運転手さんもいるくらい、街も人も穏やかで本当に優しい人たちと触れ合えました。
◆ ロカ岬で証書発行
ユーラシア大陸の最西端に来たという証明書を発行してもらい、記念碑の前で撮影。
この地であらためて、新婚生活スタート！と強い思いが込み上げて来ました！
バスでシントラに到着。
ポルトガルの伝統菓子ケイジャーダが美味しいと有名なカフェへ、ブラウニーに近い食感のチーズケーキのようでした、甘すぎず美味しかったです。
それから近くにあるレガレイラ宮殿散策。
お城や庭は迷路のようになっていて、進んでいく途中に滝が落ちるすぐそばを飛び石で渡ったり、真っ暗な洞窟や井戸の階段を登ったりと非現実的な空間をゲーム感覚で楽しめました。またゆっくり訪れたい場所です。
最終日の夜にはポルトガル民謡ファドを聴けるレストランで夕食をとりながら、旅の思い出を振り返りました。豪華な晩餐になりました。
また、帰国が迫った中、まさかのエアラインがストライキ突入というニュースが、、、個人旅行なので不安な思いがありましたが、パーパスジャパンの真々田さんが逐次情報を提供してくれていたおかげで混乱なく、また相次いで欠航が出ている中、自分たちの便は運行されており、運良く予定通り帰国することができました。
最後に、ポルトガルを新婚旅行に決めたことを本当に良かったです。
友人にも是非薦めたいと思いますし、またいつの日かポルトガルに再び訪れたいと思える旅になりました。どうもありがとうございました。
