定年退職すれば南米に行こうと決めて約3年
今年3月21日から18日間、その夢を実現させました。
訪問先、行程はいろいろ調べた結果、リマ、ナスカの地上絵、マチュピチュ、クスコ、ウユニ塩湖、ラパス、マイアミ、キーウエストをめぐる旅にしました。しかしなんといっても一番の目的は、ウユニ塩湖の鏡張りと星空を観ることでした。
計画を立てたのち、複数の旅行会社から話を聞くとともに、旅行代金の見積をお願いしましたが、最も信頼できそうで、料金的にもリーズナブルかと判断し、全体の7-8割の航空券、宿泊の予約について、パーパスジャパン(大阪)にお願いしました。
ウユニ塩湖の鏡張りは雨期、特に1、2月がピークとのことで、タイミングを迷いましたが、誕生日と定年退職の日をウユニでと思い結局3月29日から4泊で計画しました。今年は2月に雨が少なく、3月も私たちが訪れる3週間ほど前に降った雨が最後だったようです。例年3月末の日中の気温が30度近くになるらしいですが、今年は滞在時も10度台後半でした。それが幸いしたのかどうか、鏡張りも、乾いた白い大地も堪能できました。
短い滞在期間でしたが、塩湖は天気、風、場所、時間帯によってさまざまな風景を見せてくれ、その美しさとスケールの大きさに圧倒されました。
ウユニでは
最初2日は混載車のツアーに参加しましたが、最終日はパーパスジャパンにお願いして専用車での一日ツアーと湖畔にある塩のホテル(クリスタル・サマーニャ)を事前に予約していただきました。
当日は、10時にウユニの町を出発、2000年前の先住民の住居跡、キヌア畑、を見てから、(コルチャニ村、機関車の墓場、プラヤ・ブランカはすでに訪問していたのでスキップ)塩湖を一時間位走ったでしょうか、鏡張りの中での時間をすごし、特別なランチの後、ウユニ塩湖にある島で唯一観光客が訪問できるインカ・ワシ島へ、そして白く乾いた塩湖を楽しんで、トリック写真も撮ってもらい、塩のホテルへという一日でした。
この日は、少し雲が多かったですが、幻想的で、気が遠くなるような白と青の入り混じった景色が360度広がり、見渡す限り誰もいない湖上でのピクニックランチに正直感激しました。ここで結婚式をあげるカップルがあると聞きましたが、最高ではないでしょうか。
このツアーガイドは Jhonny さん、地元出身の気さくな、とても感じのいい方で、聞き取り易い英語で先住民の歴史・信仰、ボリビア・ウユニの歴史・文化、ウユニ塩湖の成り立ち・特徴、など興味深い話をたくさんしていただきました。とてもよく勉強されているとの印象を受けました。
最初の2日間でのツアーと比べ、このツアーの質の高さには驚きました。もちろん料金も全然違うと思いますが、それだけの価値は十分あったと思います。非常に楽しい、またスペシャルな一日を過ごすことが出来ました。
塩のホテルも素晴らしいホテルで、部屋の窓から夕陽が見えたので、あわてて外へ飛び出して、サンセットを楽しみました。また夜明け前には、ホテルの前から天の川が地平線から反対側の地平線まで横たわる様をはっきり見ることもできました。
大満足のウユニも含め、18日間天候にも恵まれ、大きなトラブルもなく、とてもいい記念の旅行になりました。
最後に、現地でお世話になったドライバー、ガイド方々、またいろいろアドバイスをいただいたパーパスジャパンの中島様、大変お世話になりました。ありがとうございました。