姉妹二人旅の4回目はスペイン。
スペインは、歴史ある建物が多く、食べ物も美味しいと聞いていたので一度は行ってみたい国であること、遠いけれど絶対に外せない国であるスペインに体力のあるうちに行こうということで、今回スペインに行くことに決めました。
スペインの中でもアンダルシア地方に重きを置いて、マドリッドもバルセロナも行きたいと欲張りな旅になりました。
期間:2017年6月29日~2017年7月6日
N.K. 様
GON-001213
姉妹二人旅の4回目はスペイン。
スペインは、歴史ある建物が多く、食べ物も美味しいと聞いていたので一度は行ってみたい国であること、遠いけれど絶対に外せない国であるスペインに体力のあるうちに行こうということで、今回スペインに行くことに決めました。
スペインの中でもアンダルシア地方に重きを置いて、マドリッドもバルセロナも行きたいと欲張りな旅になりました。
羽田発12:00のエールフランス航空を使い、フランス乗り継ぎでマドリッドへ。
パリまでの飛行時間約12時間半、乗り継ぎ便が遅れ1時間近く長く待たされ、マドリッドの空港に着いたのは、深夜の0時頃になっていました。合計で16時間の長旅になりました。やっぱりスペインは遠い!でも全く不満はなく、期待感でいっぱいでした。
ホテルにペドロさんというスペイン人のガイドさんが迎えに来てくれました。今まで3回の旅行では、ガイドさんは、すべて日本人で現地語を話す人でしたので、大丈夫かな?と一瞬不安になりましたが、流量な日本語で、謙虚で丁寧、遠慮深い人でした。私たちの好みに合わせ、マドリッドを効率的に案内してくれました。
行ったのは、王宮、プラド美術館、マヨール広場、サン・ミゲール市場、スペイン広場。
昼食は、マッシュルームの生ハムのせオリーブオイル焼きが名物の店に連れて行ってもらいました。この店で食べたスペイン料理は、薄味でどれも好みの味でした。
夕食は、ホテルのレストランで食事をすることになり、6時頃行ったら「オープンは8時」と言われ、「えっ?8時?」(聞き間違い?)と思いましたが、8時から開いたホテルのレストランでシーフードパエリアを食べました。時間の設定が日本と2時間くらいずれているため、8時と言ってもかなり明るく、スペインでは8時位からが夕飯時となることに、違和感いっぱいでした。
スペイン版新幹線のAVEは、揺れが少なく、快適。どこまでも続くオリーブ畑や地平線に、日本の景色とは違うものを見られたことで、AVEでの移動は正解だったと思いました。途中、車窓から時期的に終わりと諦めていたひまわり畑も見え、感動でした。
セビーリャでは、カテドラル、旧ユダヤ人街、スペイン広場などを見ました。カテドラルは荘厳で衣装も素晴らしく、圧倒されました。スペインの英雄コロンブスの墓もありました。
夜は、フラメンコ鑑賞。フラメンコを生で見るのは、初めてでしたが、情熱的な踊りにすっかり引き込まれました。
メスキータはイスラム教のモスクとキリスト教の聖堂が融合した今まで見たことのない不思議な建物、旧ユダヤ人街は細い道が入り組んだ白い壁や、壁に飾られた花が可愛らしい町でした。
運転手さんとガイドさんが電話で何かやり取りしていると思ったら、ひまわりの花が一面に咲いている畑に連れて行ってくれました。スペインのひまわり畑は有名ですが、見頃を過ぎた頃に行った私たちのためにわざわざ咲いている所を調べて連れて行ってくれたのです。ガイドさんと運転手さんのやさしさがとても嬉しかったです。
昼食は自家栽培の野菜と鱒料理の店で。鱒に生ハムを挟んでオリーブオイルで焼いたものを食べました。生ハムは味付けとしても最適なものと分かりました。
グラナダでは、アルハンブラ宮殿へ。
気温は、34度とかなり高かったのですが、湿度が低いため、木陰は涼しく、風もあり、暑さにうんざりということはなく、見学することができました。アルハンブラ宮殿は、外観は地味でしたが、中は、庭園も装飾も素晴らしかったです。
アルハンブラ宮殿から見下ろす白壁の家が並ぶアルバイシン地区もきれいでした。
午前中は自由時間だったので、二人でグラナダの街を散策。昨日はアルハンブラ宮殿からアルバイシン地区を見下ろす景色を見たのですが、この日は、グラナダの高台からアルハンブラ宮殿が見える所に連れて行ってくれました。
スペインのガイドブックにも載っているアルハンブラ宮殿の外観も見ることができました。これは予定になかったことでしたが、アルハンブラ宮殿の外観も素晴らしいからとガイドさんが連れて行ってくれました。心優しいガイドさんに感謝!
「スペインで最も美しい白い村」にも選ばれたことのあるフリヒリアナは、真っ青な空に白が映え、とても素敵でした。坂が多く、とても車いすで回ることはできそうになかったのですが、トゥクトゥクに乗って快適に街を回ることができました。
ネルハの展望台「ヨーロッパのバルコニー」から見る地中海は、どこまでも青く美しかったです。
マラガからブエリング航空でバルセロナへ。
見学したのは、サグラダ・ファミリア、グエル公園、カサミラ、カサバトリョ、カタルーニャ音楽堂。
スペインと言えば一番に思い浮かぶのがサグラダ・ファミリアという位有名だから見ておきたいという程度の興味でしたが、その規模や、長い期間、大勢の人の手をかけ、作り続けていることに人々の情熱を感じることができました。今まで見たことのある教会とは異なり、近代的で斬新なデザインの彫刻やステンドグラスでした。グエル公園、カサミラなども見学して、人々を惹きつけるガウディの天才ぶりが分かりました。
サグラダ・ファミリアはあと10年位で完成するとか。完成したサグラダ・ファミリアも見たい気がしました。
夕方からは、二人でバルセロナの街に出かけ、デパートで最後のお土産探し。夕食は、レストランのテラス席で最後のスペイン料理を堪能。
バルセロナ発12:20のエールフランス便、フランス乗り継ぎ。
乗り継ぎ待ち3時間飛行時間14時間で羽田へ。
羽田空港着12:15頃。
*
スペインは、期待通りの国で、本当に行って良かった!と思っています。
これまでの旅には無かったイスラムの文化や歴史に触れ、建物や街並みを見ることができたのは新鮮でした。また、何を食べても美味しく、スペイン料理が大好きになりました。
また、今回の旅もガイドさんや運転手さんだけでなく、スペインの人々の優しさにも触れ、心温まる旅でした。スペインの人たちは、私たちが戸惑っていると察すると、簡単な英語や身振り手振りで聞いてくれたり、汲み取ろうとしたりするなど、適度な距離感で接してくれるのがとても嬉しかったです。
旅行に行く1週間位前、スペインは気温が40度近くにまでなったようですが、私たちが行った時には20度台に下がっており、最初のマドリッドは、朝晩は涼しいくらいでした。アンダルシア地方に行った時は、連日34度位になりました。暑いけれど、湿度が低いため、木陰は涼しく、空の青さが一層美しく見える、天気にも恵まれた旅でした。
パーパスジャパンに手配をお願いする旅行は、今回で4回目です。行く先々で車いすが必要ということでも、お手数をおかけする手配ですが、担当の芦村さんは、いつも細やかな配慮で手配をしてくださり、大変感謝しています。また旅行する際には、よろしくお願いします。
今回のスペインで4回目のお手配となりました。いつもご依頼頂き、誠に有難うございます。車椅子事情も国や町によって異なるので、現地にて上手く行っているかご帰国までいつも心配ですが、今回もご旅行を十分ご満喫頂けたようで本当に嬉しく存じます。いつも臨場感のあるご旅行記とお写真を有難うございます。またご旅行の際はお手伝いできれば幸いです。