一生に一度のハネムーンということで憧れだったヨーロッパへ！

他の旅行代理店にもいきましたが、ロンドン・パリの2都市をまわれる都合のよい日程のプランがなく、それであれば自分たちでプランを立てようということで今回初めてお願いしました。

ロンドン

まず向かったのは、ウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式が行われたウェストミンスター寺院。通りすがりにエリザベスタワーも拝めて、ついにロンドンに到着したのだなぁと実感。

次に向かったのは観光名所のロンドン塔・・・を完全に素通りして小さな廃教会へ。地元の方がゆったり過ごす憩いの場になっていました。何組か現地の方のウエディング撮影にも出くわしフォトジェニックな場所として知られているようです。

翌日はバッキンガム宮殿で衛兵交替式を見学しました。開始一時間前に行ったところ少し遠目の門の正面に場所をとることが出来ました。

午後は念願のノッティングヒルへ。大好きな映画の登場人物を思い浮かべながら街を散策してきました。公開から十数年経つとは思えないほどたくさんの人が集まっていて驚きました。

夕日を見ながらのテムズ川クルーズはとってもロマンチックでした。

3日目は朝からウィンブルドンに移動しテニス観戦。選手の息遣いまで聞こえてきそうなほど切迫した空気は、テレビやニュースでは伝わらない緊張感があります。ひいきの選手がいたわけではありませんが、ドラマチックすぎる試合展開にすっかり魅力されました。

その他に迫力満点のミュージカルや、地元の人が集まるバルでベタにフィッシュアンドチップスを楽しみました。観光地ということもありますが、みんなフレンドリーで、すっかりロンドンのファンになりました。心配していた天気にも恵まれ快適に過ごすことが出来ました。

パリ

ロンドンからパリまでユーロスターで移動です。
ハリーポッターに出てくる有名な駅が近いということで乗車前に寄り道。治安が悪いといわれているパリ北駅からはすぐさまタクシー乗り場へ。

チェックイン後はホテル近くのサンジェルマンデプレを散策、お目当てのショコラティエへ。ボンマルシェ近くのデパートは少し高級な食料品が取り揃えてありお土産選びがとても楽しかったです。その後はドラクロワの絵画が飾られているサンシュルピス教会。荘厳で圧倒的な迫力があり、入った瞬間に鳥肌が立ちました。ここは時間をたっぷりとってまた行きたい場所になりました。

一生に一度は見たいと思っていたバレエを観賞するためオペラ座へ。オペラ座は外観も内装もゴージャス、だけどとっても上品。ドレスアップしてシャンパン片手に楽しんでいる人ばかりでした。楽しみだったマルク・シャガールの『夢の花束』は、ネットで画像は見ていたけれど本物は圧巻でした。やはり写真と実物は違いますね。シャガールは青のイメージが強かったのですが、赤や黄色などカラフルで華やか。パリの観光名所も描かれていて、いまその場所にいるんだぁとテンションがあがりました。

最終日にはノートルダム大聖堂へ。エッフェル塔と凱旋門を同時に見られる贅沢な展望台でした。そのほかにルーブル美術館や革命記念日の打ち上げ花火など堪能でき、盛りだくさんの旅行となりました。

モンサンミッシェル

夕方到着し、食事を済ませてからモンサミッシェルへ。夕焼けを対岸で見てから島内へ。
限定で夜のイベントをやっている期間だったため参拝へ。プロジェクションマッピングなどの仕掛けがほどこされた夜の修道院はお化け屋敷の雰囲気。美しさと不気味さが共存していました。

翌朝、日の出前に対岸～オープン時間に合わせて島内へ。
明るい修道院も観光できて大満足です。日中は観光客で大変なにぎわいと聞いていたので、一泊したからこそ味わえる贅沢な時間でした。

モンサンミッシェルは観光地だけあって日本人をたくさん見かけました。時間が許せば乗り換え駅のレンヌでも観光したかったです。レンヌ駅近くのクレープリーで食べたクレープがもちもちで絶品でした。

パリはスリが多いと警戒していましたが、幸い危険な目に遭わずに帰国出来ました。いわゆる観光地にはツアーで行っていたこと、近くまで行かなかったこと、移動にはバスを利用したことが良かったのかもしれません。心配していた言葉も英語で通じましたし、飲食店でも英語表記メニューが当たり前にありました。飲食店のスタッフやホテルの方も皆さんフレンドリーで最終日は離れがたくなるほど。

今回の旅行にあたり、行きたい観光地を聞きながらアクセスの良いホテルを選んでいただき感謝しております。特にパリでは比較的治安もよく観光客でにぎわっていないところにしていただいたため、日本人に出くわすこともなく安心して旅行気分に浸ることが出来ました。出発までに問い合わせもしましたが丁寧に回答いただきありがとうございました。