フリードリヒスハーフェンで飛行船に乗り、ブレゲンツ音楽祭で野外オペラを楽しむというボーデン湖満喫のハネムーンプランの実現のため色々と検索していてパーパスジャパンさんに辿り着きました。思い出深い旅行になったことを担当の笠井さんのおかげと感謝いたします。
期間:2017年7月14日~2017年7月21日
匿名希望 様
GON-001216
フリードリヒスハーフェンで飛行船に乗り、ブレゲンツ音楽祭で野外オペラを楽しむというボーデン湖満喫のハネムーンプランの実現のため色々と検索していてパーパスジャパンさんに辿り着きました。思い出深い旅行になったことを担当の笠井さんのおかげと感謝いたします。
エアーフランスでパリを経由してチューリッヒへ。
チューリッヒ空港へ到着してチューリッヒ中央駅までのチケットを自動販売機で購入するのに手間取っていたり、両替所でドタバタしていたりしたら英語や日本語でお手伝いしましょうかと何人もの親切な方々にお声がけいただいて感動!
旅行中ずっと様々な場面で感じましたがスイス、ドイツ、オーストリアの人はみんな親切で優しかったです。
チューリッヒ湖の1時間半の周遊クルーズを楽しみました。
湖畔には広いお庭やパーティのできそうな東屋、ボートハウスのある豪勢な家がたくさんありました。ビュルクリ広場の蚤の市で貴重なお宝をゲット。
トラムで移動してチューリッヒ美術館へ。
常設展だけで大満足の素晴らしいコレクションでした。また、館内では見学者が普通に写真撮影もしていてびっくり。
大聖堂、聖母教会などをブラブラと歩いて眺め、夕食まで休憩。
夕食の店を探して街を眺めながらうろついて、かなり賑わっている大衆酒場のようなお店でチューリッヒ風ソーセージの料理とビールを頼んで、盛り上がっているお店の雰囲気を楽しみました。
食後はリンデンホフの丘に登って暮れかかっていく風景を楽しみ、その後チューリッヒ大学のある丘に登って街の反対側からの夜景を楽しみました。
チューリッヒ中央駅から7:37発の電車でボーデン湖のほとり、ドイツとの国境の町コンスタンツへ移動し9時ころ到着。コンスタンツの旧市街をぶらついて10:40発の船で メーアスブルグまでは30分くらいの航海でしたが、早く乗り込んだので行き交う船や飛行船や遊覧飛行と思われる小型機が飛んでいる様子を甲板から見ることができ楽しかったです。
高台のメーアスブルグ城にたどり着く前にツェッペリン博物館見学。古い飛行船の様々な映像や以前に実際にツェッペリン号で使われていた装置や食器や関連の書類などが小さい博物館の中にぎゅうぎゅう詰めで展示されていました。
昼食後にメーアスブルグ城を見学後、メーアスブルグ名産の白ワインを飲みたいと言って湖畔のレストランで辛口の瓶を開けてもらいました。キリッと冷えて爽やかで美味しいワインでした。小型飛行機や飛行船が飛び交うのを眺めながら優雅な時間を過ごしました。
フリードリヒスハーフェンへ到着したら港の周囲はお祭りのような屋台やら移動遊園地やらでごった返していてバスやタクシー乗り場にたどり着けず、暑い中を2kmほど歩いてホテルまで移動することになってしまいました。かなり暑い中を汗びっしょりで移動したのは笑い話です(翌日からはバスで移動しました)。
8時に予約したタクシーでツェッペリンハンガーを目指しました。
飛行船は9:45のフライト予定で30分前にはチェックインをとのことだったので、かなり早く到着したけれど我々の前に乗る人達の飛行船が飛び立つところを見たり、工場をのぞいたりできてよかったです。我々だけが別室に連れて行かれ英語で乗り降りや安全に関する説明を受けた後(他の同乗者はドイツ語で映写機のある部屋で受けたようです)マイクロバスで飛行船の発着場所に移動して先ほど飛び立った飛行船が戻ってくるのを待ち、2人乗って、2人降りてという手順で乗客全員が乗り込み(12人?)、あっという間にふわっという感じで飛行船が飛び上がって1時間の遊覧フライトが始まりました。
ボーデン湖の上を軽快に飛んで昨日船で通過して来たいくつかの港やメーアスブルグ、行かなかったマイナウ島や世界遺産のウンターウールデンの杭上の家などを上から眺め、ボーデン湖旅行の入り口となったコンスタンツの旧市街や港、ライン川を見てアルプスの白い山々を遠くに眺め、雲ひとつない青空のフライトを満喫しました。飛行船は小さい窓も開いて風を感じることもでき、晴天もあってまさに気分爽快でした。
11時から予約してもらった工場見学を。我々2人だけで英語で飛行船の歴史や飛行船の設計などを1時間に渡って詳しく説明してもらいました。
港までバスで移動しもう一つの目的のツェッペリン博物館の見学を。実際に日本までフライトした飛行船の実物大の大きさの部分的な展示(245mのうち40m分)や模型の数々、写真や文書や使っていた機材など。こういった乗り物好きな人にはとても興味深い展示だと思います。
湖が見えるレストランで遅い昼食をとってヨットや船など見ながらのんびりしてバスでホテルへ帰りました。
フリードリヒスハーフェンから10:30のブレゲンツ行きの船で移動。でもコンスタンツ発の船で甲板は人でいっぱいだったし結構暑かったので中でビール飲みながら2時間ちょっとの移動を楽しみました。ブレゲンツ音楽祭の野外オペラの会場が海上から見えて気分が盛り上がりました。
荷物をホテルに預け、ブレゲンツからリンダウまで船で戻り25分くらい。リンダウの街は小さい島の中で歩いて1時間くらいで主な見所は回れてしまう感じ。旧市庁舎他の建物の壁画が綺麗で道は石畳で建物がカラフルで可愛い街でした。
この日はお天気も良くて旧女子修道院の中で涼んだり、公園の花を見て楽しんだり。ブレゲンツまで船で戻ってホテルでゆっくり。夜になって天気が悪くなり激しい雷雨になって明日の音楽祭が心配でした。
8時過ぎにまだ涼しい中、坂を登ってプフェンダーへ。ロープーウェイでブレゲンツの街とボーデン湖が一望できる高台へ登りました。素晴らしい眺めを満喫しボーデン湖沿いに歩いてブレゲンツ音楽祭の会場を下見することに。
音楽祭の会場では演奏会とパーティのような状態でワイングラスを片手にドレスアップした人がたくさんいたり、テレビ中継が入っていたり今日から音楽祭が始まるということなのか賑やかでした。客席の方に行って舞台を見たり、去年までの演目のパネルを見たりして楽しんで、暑いし夜に備えて昼寝しようとホテルに戻ってシャワー浴びて休憩。
夜に向かって天候が崩れて来ましたが20時に出発。21時前にはやはり雨に。寒さ対策を兼ねて持って来たフード付きのゴアテックスの上着が役に立ちました。21:15開演のはずが雨もあって観客がなかなか着席しないので始まらず、21:30頃始まりました。休憩なしの2時間強で息つく暇もないような面白い構成のカルメンでした。1幕目のラストではカルメンが湖に飛び込んで泳いで逃亡、観客から歓声が上がりました。最後はホセに刺し殺されるのではなく前方が湖に沈んだ舞台で水没させられての死でびっくりでした。カーテンコールの最後に髪も乾かして着替えて出て来て大喝采を浴びていました。
舞台後方の大きなトランプを型取ったパネルは映写によってトランプになったり歌っている人がアップで映されたり次々に変化し、トランプの画面も歌い手の気持ちに沿ってドロドロに滲んで流れた数字やマークの暗い状態になったり、オペラの歌詞がわからなくてもイメージは伝わりやすいように思いました。花火が上がったり、火を使った演出があったり、衣装もカラフルで、とにかくゴージャスで素晴らしかったです。
23時半くらいに終演となり、大満足で雨も小降りになった中を歩いてホテルに戻りました。
意外と寝坊しないで起きたので、朝食後、荷造りして荷物を預けて再度リンダウに船で行きました。お土産を探して歩いたけれど特に気に入ったものがなくて、灯台に登ったり、街をめぐる電車のような形の観光用乗り物で城壁の外と中をドライブしたりして楽しく過ごし、ちょっと遅れて着た12時発の船でブレゲンツに戻り、15:10チューリッヒ空港まで直通の特急でブレゲンツ駅から出発しました。
チューリッヒ空港からはパリ乗り継ぎで日本へ。
とても楽しくリフレッシュでき、思い出に残る旅となりました。
初めてお問合せいただいた際、旦那様の長年の夢が飛行船ツェッペリン号のパイロットだということで、今回は是非、新婚旅行を兼ねて行ってみたいんです、とお話しされていたのを思い出します。私もどうにかして実現していただければと思い、ご旅行のお手伝いをさせていただきました。
旅のご様子から、ブレゲンツ湖の船を駆使してご旅行されていらっしゃる、とても楽しいお写真いただきました。また、旦那様の夢であった飛行船に乗ったり、音音楽祭も楽しまれていて、本当に行っていただいてよかったと思います。