家族で海外旅行、というのが、母親になってからずっと私の夢でした。
大手の旅行社のパンフレットを集めたりしましたが、旅慣れない私にとって、莫大な情報満載のパンフレットは難解で、途方に暮れるばかりでした。
貴社のHPには、たまたま辿り着きました。私の非常に漠然とした要望をお伝えしてみたところ、あっという聞に全て素晴らしい形にまとめてくださったのには、感激でした。おかげさまで16歳、12歳、7歳の子供と夫婦の私たちそれぞれ、皆が楽しく、一生心に残る思い出を作ることが出来ました。
ヨーロッパでテロが心配される中、緊張しながら出発しました。早速、成田からフィンエアでヘルシンキ、ヘルシンキからミュンヘン、そして車でザルツブルグへという、旅の最初の行程が、飛行機の遅延により、2時間近く遅れてしまいました。
しかし、貴社に連絡したところ、ミュンヘンでご手配し、ただいていた個人タクシーの方に、全く問題なく送迎していただくことができました。帰国の当日に貴社からご連絡いただき、保険請求の手続きについても至れり尽くせりでした。早急に進めていただきどうもありがとうございました。
ザルツブルグとプラハのホテルは、どちらも希望通り、エキストラベッドを入れていただいて、快適に宿泊することができました。お任せでご手配いただいたのですが、どちらも街の中心で、非常に観光しやすい場所でした。そしてどちらも朝食が大変美味しく、私たちは毎朝、もりもり頂きました。
昼と夜の食事は、手配していただいたガイドの方やドライバーの方にお勧めのレストランを教えていただきました。メニューが判読できなくて、思っていたのと違うものを注文してしまった、ということも度々でしたが、それでも何でも美味しくいただいて、とても楽しい思い出です。日本食が恋しくなるような暇はありませんでした。
現地でご手配いただいていたガイドや運転手の方も、皆さま本当にご親切で博識で、大変良くしていただきました。クレジットカードでのチップの渡し方など、きちんとした知識のないまま出掛けてしまったのですが、日本人のガイドの方が、快く質問を受けてくれてアドバイスをくださいました。
色々な思い出があり、どの写真を添付しょうか迷いました。
【ザルツブルグのミラベル庭園】
サウンドオブミュージックのシーンがそのまま目の前に現れて、子供たちがとても喜びました。
今回の旅行では全日程でお天気に恵まれました。朝夕は肌寒かったですが、日中は青空で、観光日和が続きました。映画の撮影場所を巡る時も、そのまま映画のシーンが頭の中に蘇るような感じでした。
【美味しいケーキ屋さんのショウケース】
ザルツブルグ一日観光の時に、日本人ガイドさんに教えていただいた、美味しいケーキ屋さんのショウケースです。
フィンガーロスというお店ですが、本当に美味しくておススメですよとのことだったので、ホテルザッハーのザッハートルテではなくて、こちらで私の旅の目的の一つ、濃厚なチョコレートケーキを頂きました。とても満足でした。
【チェスキークロムロフ】
ザルツブルグからプラハまで、車で国境を超える旅程の途中で組み込んでいただいた、チェスキークロムロフという、町全体が世界遺産の小さな町の風景です。小学二年生の娘が、今回の旅で最も好きだったのが、この町だそうです。
高いお城の塔まで登って、目の下に広がるおとぎ話のような景色を、沢山、写真に収めてきました。
【聖ヴィート大聖堂のステンドグラス】
旅の後半、プラハ城の聖ヴィート大聖堂の、ミュシャの制作したステンドグラスです。
ミュシャのステンドグラスはもう一枚ありましたが、2枚とも、本当に美しく輝いていました。
急坂が続くプラハ城と、石畳の街とを、この日はたくさん歩きましたが、目に映る景色がとにかく素晴らしく、夕方にホテルに帰って初めて、疲れを自覚したほどでした。
【 夜のプラハ城 】
夜のプラハ城です。ライトアップが21時から、ということで、次女は眠ってしまったため、主人と長女と長男が出掛けて行きました。夜もこの美しい景色を求めて、沢山の人がのんびりと歩いていたそうです。
【 スメタナのピアノ 】
プラハのスメ夕ナ博物館で撮ってきました。管弦楽部の長女と、ピアノを習っている長男がとても喜んだ、スメタナのピアノです。すぐ横をブルダヴァ川が流れていました。遠いところまで来たんだな、本当に私たちはプラハにやってきたんだな、ということが実感されたひと時でした。
出発前日まで、書類の不備などでご面倒をお掛けして申し訳ない限りでしたが、いつも「大丈夫ですよ」とご親切に対応してくださった菊池さま、本当にどうもありがとうございました。家族一同、心から感謝しています。またいつか、お世話になれる日が来ましたら嬉しいです!