< 1日目~3日目 >
待ちに待ったスペイン、今回で2回目ですが、今回も稲毛さんと練りに練ったプランでしたので、本当に楽しみでした。
行きのシャルルドゴール空港では、日程表にはなかったビルバオ空港行きのシャトルバスがわからず右往左往したハプニングはありましたが、憧れのサンセバスチャンへ無事到着。サンセバスチャンのペンシオンのスタッフが素晴らしい笑顔と温かい対応で迎えてくれました。さすが、稲毛さん。ここは立地条件もスタッフも最高でした。夫のバル巡りメモに従い、昼も夜も美味を堪能しました。
翌日は朝からコンチャ海岸を散策。可愛いフニクラールに乗りモンテイゲルドから素晴らしい景色を楽しみました。途中、ペンシオンスタッフお勧めのカフェで海を見ながらランチ。ビールとサングリアを飲みすぎてしっかりシエスタに突入しました。
< 4日目~6日目 >
AVE にてセビージャへ。列車の車窓を楽しみ、ゆっくりくつろぐことができました。バルセロナに13:20到着。それからが私たち独自で計画した弾丸ツアーの始まりでした。
ホテルがカタルーニャ音楽堂のすぐ近くでしたので(稲毛さんのおかげ)、すぐにカタルーニャ音楽堂の英語ツアーに参加、その後、地下鉄と徒歩でカサパトリョ、カサミラの順にガウディ建築を堪能しました。特にカタルーニャ音楽堂は素晴らしかったです。
翌日は早朝の地下鉄から登山列車を乗り継ぎ、モンセラットへ向かいました。黒いマリア象に混雑せず会うことができ、また、モンセラットの景観の素晴らしさに圧倒されました。バルセロナに戻ってからは地下鉄でグエル公園にも行きました。忙しかった!
6日目は、サンツ駅にスーツケースを預け、サグラダファミリアに向かいました。受難の門から EV に乗り、サグラダファミリアの素晴らしさに目を見張りました。すっかりガウディ建築の虜になりました。その後は AVE にてセビージャへ。
< 7日目~10日目 >
セビージャから列車でヘレスへ。夫がこの旅で一番楽しみにしていたボデガ巡りに向かいました。ルスタウでは8杯、ティオペペでは4杯のシェリー酒を味わい、その美味に酔いしれました。意外や、時間が足りず、12杯試飲した後ティオペペから走って駅に向かい、すっかり酔いが回りました。夜は自分で予約したセビージャのタブラオ「エルアレナル」でフラメンコを楽しみました。
8日目、今回の旅の目玉のべヘールへ。思いの他、乗り換えのカディスが素晴らしくレストランでのランチが美味で、目指すバスにあわや、乗り遅れ?かと思いましたが、さすがスペイン。バスが15分遅れて到着し、助かりました。ところが、バス停を間違えて降りてしまったのですが、運転手が気づき、別の運転手が私たちをわざわざ追いかけてくれて、またバスに乗り込むことができ本当に助かりました。教えてもらえなかったらその後3時間半もバスを待たねばなりませんでした。スペイン人てみんな本当に親切です!
さて、稲毛さんお勧めのベヘールのホテルが余りに可愛らしく、また、べヘールの白い家々が立ち並ぶ景色が余りに美しく、この1泊は私たちの宝物です。勿論、日本人どころか、アジア人は見ませんで、異国情緒たっぷりでした。ホテルのレストランは満席でしたが、近くのレストランがとても素敵で、美味でした。
9日目はロンダへ。憧れのパラドールに泊まりました。
10日目はロンダをハイキング。崖の下から見上げたヌエボ橋も見事でした。
< 11日目~12日目 >
ロンダを早朝に発つため、パラドールのフロントに朝食が摂れない旨を伝えたら、何と別の場所に早朝から朝食とカフェを用意してもらえて感激でした。この日はマラガへ。マラガでも最後までカテドラルを見、仕上げにパエリアもしっかり食べました。
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今回の旅行は、歩ける範囲は歩く、なるべく列車とバスにチャレンジする、をモットーにしました。長距離バスや列車に乗ると地元の様子がよくわかり、歩くことでそこに暮らしているような気になり、とても楽しかったです。地理と交通機関は夫担当、会話は私担当、で抜群のチームワークで旅を終えることができ、充実感でいっぱいです。
ちょこちょこと小さな困った事はありましたが、スペイン人は皆親切で、「オーラ!」の笑顔で乗り切り、たくさん話し、スペイン語にちょっと自信が持て、またさらに勉強しようと思いました。素敵なプランを練って下さった稲毛さんには心から感謝しています。
帰国後、私たちが歩いたバルセロナのランブラス通りでテロがありました。犠牲者の方には心からお悔やみ申し上げ、テロがなくなることや世界の平和を祈りたいと思います。平和であるからこそこんなに楽しい旅ができるのですよね。是非また行きたいです。