「直接聞いた言葉が一番の宝物です」
この旅で出会えた通訳のキルシさんの言葉。その言葉通り、憧れのフィンランドで実際に働いている専門職の方の生の声、眼差し、思いを直接感じることができたことは私の一生の宝物です。また、視察以外の時間にも、少しの英語しかできない日本人を、優しく助けてくれ、素晴らしい旅にしてくれたフィンランドの街の人々の表情や言葉もすべて、またとない宝物となりました。
視察では、2か所の現場でフィンランドの子育て支援・児童福祉行政について学ぶことができ、一貫していると感じたことは、「対話」「相互作用」による支援に特化しているということ、そして、「困ってから」ではなく、「困る前に、つながる」という予防・早期介入の視点が支援の土台になっているということでした。直接お話を聞いたどの専門職の方からも、何より本人がどうありたいか、本人の目線を中心に、本人自身の語る力、社会を乗り越える力を引き出そうとする支援の姿勢を感じ、とても刺激になりました。
現地にいたのはたった5日間でしたが、観光だけでは知ることのできないいフィンランドの魅力を体感し、本当に帰りたくなるほどの居心地の良い旅でした。また必ず利用したいと思います!
【 フィンランド ー ヘルシンキ ー 】