サンタクロース村にも訪れる
フィンランド・オーロラ鑑賞&タリン9日間
期間:2017年10月17日〜2017年10月25日
横浜在住、A.T.(46歳)とY.T.(45歳)と、旅犬『はなず』様
仕事で貯まったマイレージを利用して、ツアーでは体験できない旅をするのは、今回で二回目となります。前回は南米、ボリビアのウユニ塩湖を訪れ、今年はオーロラを見る為の旅行をしたいと思いました。日本から遠くてツアーでは味あうことが難しく、自然現象の美しさを堪能できる世界に行ってみたいと思いました。
オーロラをイメージするのは極寒の国で防寒着を着用しながらも、限られた旅程の中で見るチャンスに恵まれないこともあるとネットなどの体験談で知りました。
それにも関わらず、ご腐心頂いたのは、筆者のマイレージ特典の飛行機予約の席がなかなか確保できないこと。会社の夏休みと言いながらオーロラを観賞できるタイミングが9月から10月となったこと(秋休みか・・・)、そしてサンタクロースエクスプレスで寝台車に乗りたいこと、更にヘルシンキの街も観光したいと様々な要望というよりもわがままをパーパスジャパンさんに繰り出していきました。
最終的には『フィンランド・オーロラ観賞&タリン 9日間』を組んでいただきました。『タリン』は旅行開始の1か月前に、旅のテレビ番組でタリンの街の特集を視聴して非常に美しく、パーパスジャパンの現地観光料金もお安くして頂いたので慌てて追加する始末でした。以降この旅の様子をリポートします。また、時々でてくる犬のぬいぐるみは、筆者と妻の溺愛する旅犬で「はなごろう、はなじろう」併せて「はなず」が写真で時々サポートします。よろしくお願いします。
サンタクロース村のトナカイファームより= 左がはなじろう、右がはなごろう、併せて『はなず』
初日、10月17日(火)
筆者のマイレージ特典を利用して、成田空港発、コペンハーゲン経由、ヘルシンキ空港着、スカンジナビア航空(SK-984、SK1716便)にて移動しました。SAS(スカンジナビア航空)は妻と初めて利用する航空会社です。
SK-984
筆者は夫婦にとってビジネスクラスは長年貯めてきたマイレージを利用しての唯一の楽しみの一つです。機内サービスの大変立派でしたが、CAさんのきめ細やかなサービスはメンタル面で我々日本人と似ている点がいくつかありました。
例えば写真の機内食のサービスですが、デザートのサービスは多くの種類のケーキやアイスクリーム等が用意されていますが、不足気味のメニューは一お客様へ一巡してから届けてくれるなど全体を見ながら配膳をしておりました。また、逐一精いっぱいの英語をしゃべりながらサービスに不便さが無いか丁寧に聞いてくれるところは、日本人のおもてなしの心に通じるものがありました。また仕事への「まめさ、実直さ」はこの旅行記でつぶさに感じることができます。
妻には滅多に乗れないビジネスクラスと耳元でつぶやきながら、快適なフライトはやがて、コペンハーゲンに到着しました。1.5時間ほどの待機時間で小休止をしながらヘルシンキへフライトします。コペンハーゲン空港内の床は板張りの木目調の美しい空港でした。写真にあるように、寿司バーがありました。最近は海外旅行先にどこでも見られるようになった寿司バーですが、筆者が10数年前に日本と東欧を仕事で往来した時にいもと肉料理ばかり食べていたので、経由地のミュンヘン空港内で寿司を見つけた時にはむさぼりついたものです。
SK-984、機内の様子
コペンハーゲン空港内の「SUSHI BAR」
やがて経由便でヘルシンキ空港に到着し空港からヘルシンキ中央駅への電車に乗りこみました。切符は港内にある販売機でクレジットカードで購入することができました。だいたい45分程度でヘルシンキ中央駅に到着しました。
ヘルシンキ中央駅(到着したのは夜の2100過ぎ)
ヘルシンキ中央駅の構内をスーツケースを転がしながら、KIOSK で携帯電話用の SIM カードを購入しました。写真のヘルシンキ中央駅前の道を越えた所にパーパスジャパンが手配してくれたホテルにたどり着きました。個人旅行なので荷物を抱えながらの移動距離が短いホテルの手配はとても助かりました。
ホテルの窓口の対応はとても親切でした。例えば、KIOSK で購入した SIM カードが接続できず相談したら PIN コードを見つけてくれて使えるようにしてくれました。
移動中に散々食事をしたのにも関わらず、お腹がすきました。同じく今時間も食事ができるフィンランド料理店を紹介いただきました。早速食べたのは鹿の肉ソーセージと地ビールです(写真ご参照ください)。思ったよりも癖はありませんが味がはっきりしてとても美味しかったです。
ヘルシンキ中央駅近くのフィンランド料理店にて
滞在2日目から3日まで
ヘルシンキ観光からイナリに移動、Hotel Korpikartano 宿泊1日目
ホテルの朝食はメニューも豊富で、朝食をいただく部屋はとても素晴らしいものでした。
ホテルの朝食会場
ヨーロッパ旅行はどうしても西欧の印象が強く、北欧のイメージは自然の美しさと極寒の生活を生きるイメージ持ちがちですが歴史と文化、そしてホスタビリティーの良さがあることを、実感することができました。
やがてスーツケースをホテルに預かっていただき、夕方の飛行機に搭乗時間までヘルシンキ市内観光をすることにしました。目的場所は、ヘルシンキ大聖堂、ウペンスキー寺院、オールド・マーケット、marimekko を見てからスーツケースを取って電車で空港に向かうことにしました。これらの観光名所を巡るのは全て徒歩でした(行き掛けの途中でデザイン博物館も寄りました)。
この旅の最終日は、テンペリアウキ協会、カンピ礼拝堂、ハカニエミ市場を巡り帰国の途につきました。つまり、足腰に自信のある方は観光地図やグーグルマップを見て順路を考慮すれば、ウオーキングをしながら名所巡りができるのではないでしょうか。
ヘルシンキ大聖堂
オールド市場
ウペンスキー寺院
筆者ら夫婦は旅をするごとに可能であれば、市場にいくことにしています。ウペンスキー教会から徒歩でオールド市場に向かいました。同市場はしっかりした建家に整然と店舗がありました。港の近くにあるので鮮魚、魚売り場が多くそのつぎに肉やハム店でしょうか。様々なお店が市場内を賑わせていました。
筆者ら夫婦、そして「はなずが」オールド市場で食べたのは、写真にあるように鮭のクリームスープ、鮭とエビのカナッペでした。東南アジア諸国の市場で食べる食事は熱帯地域なので青空や大きな傘の下で辛い器物のラーメンやぶっかけご飯を食べながらも食あたりを覚悟しながらの旅をするのが常ですが、そのような心配が低く捌いた鮭を食べられるのは嬉しい限りです。写真から見ることができますが、お店の奥では魚の骨を丁寧に抜いて陳列棚に並べていることが解ります。
オールド市場で食べた食事
オールド市場内
徒歩によるヘルシンキ市内観光があっという間に終わり、ヘルシンキ中央駅から同空港に向かい、IVALO 空港に飛び宿泊予定の INARI の Menesjärvi 村にあるの Hotel Korpikartano に移動します。同空港にはホテルの方が手配してくれた車で一時間ほど移動してチェックインしました。
Hotel Korpikartano の食堂の夕食時間は1900からなので終了しています。
IVALO空港前
Hotel Korpikartano 内の食堂
Inari村、Hotel Korpikartanoの場所(GOOGLE MAPより)
滞在3日目~5日
Hotel Korpikartanoでのオーロラ観賞 2日目
Hotel Korpikartano での2日目の朝となりました。
Hotel Korpikartanoの正面
Hotel Korpikartano の周囲に人家やお店、宿泊施設はありません。オーナーさんは写真家でもあり、オーロラ撮影を遮る人工の光は殆どありません。朝食は0900からスタートで1000にゆっくり食堂に入ったら、既に朝食はなく終了しておりました。他の泊り客は0900には食事をとり、各々に時間を使っているようでした。これで朝ごはんもいただけず、昼までひもじい思いをするのかと思いましたが、食堂のおばちゃんがパンなどを出してくれました。昼食の時間は1300とのことで、それまでに帰ってくるように言葉を頂戴しました。
同ホテルの散策道をお昼までに歩くことにしました。道に迷わないように歩くことと、今晩はオーロラが見ることができるのか、そして未だにオーロラをどのように撮影したらよいかわかっていない自身への不安が頭の中が交差しながら、てくてく妻と散歩をしました。
既に紅葉は終わり、朝の霜が地面に注ぎ、冬に向かう季節の変わり目です。強い寒さはそれほど感じませんでした。
時間通り宿に戻り昼食をいただきました、地元でとれた食材を利用しているとのことで、野菜もたくさんいただくことができました。
Hotel Korpikartano周辺の散歩道(1)
Hotel Korpikartano周辺の散歩道(3)、正面左がイナリ湖
Hotel Korpikartano周辺の散歩道(2)
昼食のサラダ
やがて1500過ぎからHotel Korpikartano のオーナーであり、写真家であるティモさんからオーロラ撮影講習会とオーロラハンティングツアーを催行することをお聞きし、参加させていただきます。夜空撮影のトレーニングなしで来てしまった筆者にとって、藁にもすがる思いで…ということはこのことでしょうか。
ティモさんからオーロラが何故発生するのか、見どころやそれらの情報の取り方、そして写真撮影の方法のレクチャーをいただきましたが、筆者が持ってきた望遠レンズは夜景向きではなく広角レンズが必要とのことでした。これで、筆者のオーロラ撮影の思いはついえました。それでも、ティモさんから今晩はオーロラが見えるチャンスが高いとのことで、宿の車で湖の周辺を巡りながらオーロラを追いかけることにしました。
まず、(1)の写真はティモさんが撮影した写真です。オーロラ日和とのことでした。
Hotel Korpikartanoのオーナーが撮影したオーロラ(1)
この写真はティモさんから指導をいただきながら、筆者が撮影したものです。ティモさんから、絞りとシャッター速度、ISO 感度の調整をしながら撮影しました。
非常に準備も不足でやる気だけはある筆者のような写真撮影でも、よき指導者とよきカメラさえあればここまではできるということが証明されました。
筆者撮影(2)
筆者撮影(3)
すっかり天狗になってしまった筆者は妻が熟睡しているのにも関わらず、外と部屋を往来し続けては四方から見えてくるオーロラを追いかけて殆ど寝ませんでした。これたけ、会社で一生懸命仕事したら、少しはお給料上がるかもしれません。
それでも、食堂のおばちゃんが夕食を用意して待ってくれておりました。北の国なので味付けは塩っ辛いのかなと思いましたが、非常に薄味で塩と胡椒で調整します。
Hotel Korpikartanoの部屋
Hotel Korpikartanoの夕食
Hotel Korpikartanoの正面、玄関にあるオーロラ予報
Hotel Korpikartano の宿泊一日目の夜となりましたが、生憎の小雨混じりでした。移動やヘルシンキ市内観光の疲労もあり休みました。しかしながら、時差ボケもあり深夜に目が覚めて日本で取説やインターネットで勉強した夜景の写真の撮り方に習って(三脚、望遠レンズを用意して)夜空を撮影してみました。ご覧の通り、まったく下手な撮影となってしまいました。
Hotel Korpikartanoの宿泊初日の夜空の写真、全く撮れずに途方に暮れる
Hotel Korpikartanoでのオーロラ観賞 3日目、最終日
そうこうしている内に夜が明けてしまいました。ふと我に返り日本の時間を確認したら午後3時過ぎでした。更に1700になってくれば会社から面倒な電話やメールも来なくなることを心の中で思いながら、最終日もオーロラが見えること楽しみにします。
朝食をいただき、休息しながら午後からハスキー犬ファームを見学させていただきました。
ハスキーファームの主人は、お若い方で都会からこちらに移り住んだそうです。既に12月以降の冬の季節のシーズンは予約でいっぱいとのことでした。今のような雪の無いシーズンオフはハスキー犬の繁殖、トレーニング、しつけを行っているそうです。ご自身もファームの近くで家族と釣りをしたり、思い思いに時間を過ごしているそうです。実際にサミー族の方たちが家業としてのハスキー犬は重労働で、このファームの犬たちは幸せだそうです。
このファームのハスキー犬たちのよくしつけを行っているので、犬ぞりは先頭の先導から賢く、リーダーシップのある能力のある順番から並んで引きますが、どの犬からでも先導を任せることができるそうです。やがて、犬ぞりとしての使命を終えると人に引き取られるそうです。
ハスキー犬ファーム
ハスキー犬ファームの子犬
ハスキー犬ファームから戻り一休憩してから、腹ごしらえをしてオーロラを待ちます。最終日の夕ご飯は、鹿肉でした。そしてデザートにはシナモンロールが出てきました。シナモンロールはフィンランドでよく食べられているデザートパンです。
最終日の夕ご飯(1)、左はシナモンロール
最終日の夕ご飯(2)、鹿肉料理
ティモさんによると車を出してオーロラを追いかけなくても、十分宿から観ることができるそうです。
天気は快晴でした。快晴だからすぐにオーロラが降ってくるというものではないようです。夜が更けるほどに、あちこちからオーロラらしき緑がかった光が、ぱやぱやと夜空に表れてきて、それらしき形になったり、消えたりします。そればかり見るのでなくて、たまに後ろを振り返ったり、宿を中心に湖に行ってみたり、散歩道に行ってみたりすると、オーロラは様々な姿を見せてくれます。これを繰り返しているとあっという間に、深夜3時、4時になっていきました。
Hotel Korpikartano のオーナーであり、写真家であるティモさんの指導のたまものにより、オーロラと星を併せた夜空を撮影することもできるようになりました。日本の夜空でも見える北斗七星やカシオペアも観ることができました。ティモさんからもよく撮影できたと、上々のコメントをいただき、Hotel Korpikartano を後にすることになります。
最終日のオーロラ(1)、右上は北斗七星
最終日のオーロラ(3)
最終日のオーロラ(2)
最終日のオーロラ(4) 360度カメラから
滞在5~7日目
サンタクロース村、サンタクロースエクスプレス、タリンへ
Hotel Korpikartano のオーナー兼写真家のティモさんに Inari 村のバス停まで送迎いただき、ローカルバスに乗車しました。
個人旅行で心配になるのは、このようなローカルバスでの移動時に間違った乗車をしていないか不安になります。このバスではパーパスジャパンの手配がしっかりしていて、バスの中に予約席が記されていました。更に、片言の英語でサンタクロース村に降りることも我々どもに知らせてくれました。これで安心して目的地に向かうことができました。
Inari村のバス停
ナリからロバニエミに向かうバス(途中サンタクロース村で下車)
バスの車掌さんにサンタクロース村だとお声掛けいただいたのですが、一面は白銀の世界で冷たい空気が体をつきさします。ふと道の対面の方向を見るとサンタクロース村を見つけることができました。スーツケースを転がしながら、窓口の方に聞いたら荷物置き場を教えてくれました。
サンタクロース村の目玉はサンタクロースとの記念写真撮影です。平日とはいえ、多くの家族連れが並び順番を待っていました。我々共も写真の通りサンタクロースさんにご挨拶とお願いごとをしてきました。
もちろん、このサンタクロース村からクリスマスカードを世界中に送ることができます。
サンタクロース村前のバス停
サンタクロース村内の写真撮影の受付、会計まで
サンタクロース村正面
サンタクロース村、クリスマスカードの申し込み
やがて、パーパスジャパンが手配してくれた車と落ち合うことができました。ロバニエミ市内に移動することになります。ロバニエミ駅からヘルシンキ中央駅行の寝台特急サンタクロースエクスプレスに乗車します。夜2115発なのでロバニエミ市内でアルクティクム博物館に立ち寄り(スーツケースは駅の構内のロッカーに置くことができます)、寝台特急に乗車しました。
サンタクロースエクスプレス前
車内のラウンジ
さっそく寝台に荷物を置き、食堂車を探してフィンランド名物のミートボールとビールで乾杯です。寝台車にはシャワーがついており、汗を流すことができます。我々どもは高級寝台車に乗車した経験はありませんが、音が静かで快眠できたのはこの列車が初めてです。
サンタクロース内、食堂車の食事
寝台の様子
やがて最終到着駅であるヘルシンキ中央駅に到着しました。そのまま、地下鉄を利用してこの旅の最終日に宿泊予定のホテルにスーツケースを預かっていただき、一泊分の着替えをリュックにしょってタリンに移動します。
タリン行のフェリーの出帆時刻まで時間があるので、ガイドブックで紹介されていたヘルシンキ市内で老舗である、EKBERY で一休憩してお土産を買うためにスーパーや KIOSK をよりながら、徒歩とトラムで船着き場に向かいました。スマホを持ち歩いて GOOGLE MAP を利用しながら目的地に向かうことができるので効率的に移動することができました。
ヘルシンキ中央駅構内
EKBERYでのお茶のひと時
ヘルシンキ市内の老舗カフェ、EKBERY内にて
タリンへ
ヘルシンキの市内の宿泊予定の方からタリン行のフェリーの船着き場にいく為のトラムの乗り方を教えてもらい、迷うことなく行くことができました。
やがて乗船してタリンに向かうのですが、約2時間の船旅はとても快適でした。船内には、バーやレストラン、免税店などが多くありショッピングも楽しめます。我々どもは、乗船する前に個室の空室をお安く分けてもらうことができ、休憩することができました。
タリン行のフェリー乗り場
フェリー船内の売店
やがてタリン港に到着し、タクシーで宿泊予定のホテルにたどり着くことができました。タクシーは白タクに捕まることもなく、非常に優しい運転手さんで旧市街の中心地にあるホテルの近くまで行ってくれました。そこからホテルにたどり着くまで徒歩の方法を丁寧に教えてくれました。
チェックインしてから近くの KIOSK でフリー SIMカードを購入することができました。非常にお安く、1ユーロ分/1日ものを買いました。ネットでの経路確認などをする程度ななら十分に使用できます。
タリンのKIOSKで購入したフリーSIM CARD
タリン着から、半日タリン観光そしてヘルシンキへ
ホテルで一休みしてから、夕食を食べることにしたがガイドブックやインターネットに掲載されている中世の雰囲気を味わいながら食事を楽しむことができる、Olde hansa がホテルのすぐ近くにあることが解った。というよりも、宿泊したホテルが旧市街にありパーパスジャパンが手配してくれたものであり、目と鼻の先ぐらいの距離感にあり行き易かった。
そして、写真の女性の方が Olde hansa の前で流暢な日本語を話してレストランのサービスのことはもちろん、周辺の様子のことを教えていただいた。また、彼女から Olde hansa からフリードリンクのコインを頂いたときに、ブログ等で色々と日本語等で紹介されているが日本語メニューはありませんかと質問したら、ありませんと返事を頂いた。
後程、Olde hansa に入りシカの肉の料理を一品お願いした。夫婦各々で一品は量が多いので一品だけにした。飲み物は蜂蜜ビールを一杯ずつオーダーした。
タリンの街並み、聖オレフ教会からの眺め
旧市街にある、レストランOlde hansaの日本語を話す案内係の女性
座ったテーブルは二人掛けのテーブルだったので、給仕さんに広い席に代えてもらう時に予約の込み具合を見ながら調整してくれました。移動する時に隣のテーブルのフィンランド人の方と4人掛けのテーブルに相席をして楽しいひと時を過ごすことができました。
Olde hansa内
Olde hansa内、レストランの給仕さん、日本語が話せる案内の方、同席したフィンランド人の方
Olde hansaの食事、鹿肉料理
7日タリン半日観光からヘルシンキへ
翌日は現地ガイドさんに半日タリン観光を楽しみました。手配いただいた車で旧市街から離れて、大統領府、カドリオルグ宮殿を巡りながら、再び旧市街に戻ました。そして旧市街を散策しながら名所を案内いただきました。現地ガイドさんはタリン大学の日本語学科を卒業されていて、内日本にも留学経験がありとても流暢な日本語でガイドしてもらいました。
アレクサンドルネフスキー聖堂、トームペア城、コホトゥオツァ展望台、マイアスモック・コフィックを巡りながら、宿泊したホテル近くのラエコヤ広場に戻ってきました。マイアスモック・コフィックはタリンで一番の老舗カフェです。午後からこのカフェはタリンで一番の老舗ながら、チョコレートメーカーであり Kalev (カレフ)のブランドで有名です。更に、Chocolala に立ち寄りたくさんチョコレートを食べました。実はタリンはチョコレート工房がたくさんあり、単に中世の雰囲気を味わうだけではなく、スイーツも楽しめる街です。
タリンの良さを噛みしめながら、夕方のフェリーでヘルシンキに戻りました。
カドリオルグ宮殿
Chocolalaの店内
日本語で説明してくれる現地ガイドさん
最終日、8日、ヘルシンキ観光
最終日は少しゆっくり目に朝食を済ませて、チェックアウトを済ませながらもスーツケースを預かってもらい、徒歩で一路テンペリアウキオ教会とカンピ礼拝堂を見学しました。
フィンランドやタリンの歴史は大国との狭間にある歴史でもあり、宗教はロシア正教やこれらのキリスト教が混在しながら、自分らしさの現代的な様式の建物があります。
テンペリアウキオ教会
その後も徒歩で、昼食に北欧名物のサーモンをネタにした日本人が経営している、寿司「和心、Wagocoro」で久しぶりに和食を頂きました。とても美味しく、やっと帰路日本に帰ろうかなと里心が少しだけでてきました。
和心の日本人夫妻に、最終目的地である Hakaniemen 市場にいく為にトラムの乗り方を教えてもらい向かいました。大きく間違うことなく無事に Hakaniemen 市場に着きました。オールド・マーケットよりも規模も大きく2階建ての建物に雑貨や Marimekko も入っています。
非常にオールト・マーケット同様に非常に清潔感のある市場でヘルシンキの方の生活感が良く伝わってきました。
ヘルシンキ市内にある、寿司、和心WAGOKORO
Hakaniemen市場(2)
Hakaniemen市場(1)
8日~9日目、帰路日本へ
ヘルシンキ市内観光も終わりを告げ、スーツケースを預かっていただいたホテルに戻り、同ホテルが手配してくれたタクシーでヘルシンキ空港に移動しました。帰路の飛行機はトルコ航空とアシアナ空港を利用して、イスタンブールから仁川、そして仁川空港経由で成田空港へと帰途につきました(TK-1764、TK-090便、OZ-108便)で二回の乗継便で日本に帰国しました。
直行便の利用が望ましいのですが、マイレージ特典でなかなか予約ができませんでした。半年以上前から空席の確認が必要かもしれません。深夜にイスタンブール空港に到着したのですが、6年ぶりに訪れ同空港は様変わりして施設は拡張され利用する人がたくさんいらして、人でごった返しておりました。非常にびっくりしました。トルコ航空のビジネスラウンジもたくさんの利用客がおり、その当時はゆったりした場所で飛行機の搭乗を待ったのですが、席を確保するだけでも一仕事でした。
やがて、仁川行の飛行機に搭乗しました。6年前のトルコ航空では『はなず』の姉である「はなごろう」が我が家にいましたが、「はなじろう」は初めての搭乗となりました。機内の皆さんに最後に記念写真を一緒に撮っていただきこの旅の終わりとなります。
ヘルシンキ空港からイスタンブール空港へ
トルコ航空のスタッフと『はなず』
イスタンブール空港内
我が家では個人旅行は度々ありましたが、パーパスジャパン様に初めて手配していただきました。非常に丁寧に旅程を組んでいただき、また、我々共の諸事象をご配慮いただきながら、そしてオーロラを観る機会にも恵まれたこの旅は一生の思い出となる旅になったことは間違いありません。
次の個人旅行の機会に恵まれたら、パーパスジャパン様にお願いしたいと思います。
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