世界遺産と自然の宝庫 クロアチア10日間のハネムーン

期間:2018年5月18日~2018年5月27日
山本 様

GON-001340

◆ 1日目・ザグレブ

一通り市街地を見た後、バスに乗ってミロゴイ墓地へ。入り口こそ小さいですが、中に入るとその広大さに驚かされます。

日本とは違い、個性豊かな墓石は何時間見ても飽きません。色とりどりの植物を植えているもの、写真つきのもの、近代的な謎のオブジェ、百年以上経ちお参りに来る人もいないのか朽ち果てているもの。。つい「自分だったらどんな墓石にしようか」と考えてしまいました。

この旅で一番印象に残っているのがミロゴイ墓地だったりします。

写真

◆ 2日目・ドブロブニク

ロープウェイでスルジ山へ。街のオレンジと海のブルーはまさにガイドブックそのままで、絵に描いたようでした。

その後山頂にある戦争博物館を見学。内戦の様子を映したカラーの映像を見ているとつい最近の出来事である事が伺え、短期間でここまで復興させたクロアチア市民の力に圧倒されました。現在の美しい町並みはたくさんの人の努力によって成り立っているのだなと。。

帰りはロープウェイを使わず歩いて下山。40分程かかりましたが、街を見下ろしつつ「海からの砲弾がここまで飛んで来たのかー」と内戦当時の様子を想像しながらの道のりはなかなか歩きがいがありました。

写真

写真

写真

写真

◆ 3日目・ドブロブニクからスプリトへ

ホテルの朝食がとにかく美味しかったです。ドブロブニクの要壁を遠くに見ながらテラスで飲む食後のコーヒーは素晴らしかったです。

前日、夜の路地裏を探検したのが楽しく、朝も同じルートを散策。とにかくどこも絵になります。

写真

写真

午後には長距離バスでスプリトへ。間もなく到着かと思っていた頃謎のエンジントラブルで立ち往生。40分後くらいに次のバスが来て乗せてくれましたが、謝罪もアナウンスも無いところが日本とは違うなーと異国にいる事を再確認しました。

夜の街で食べたエビのガーリックワイン煮とシーバス焼がとても美味しかったです。クロアチアワインはすっきりとしていて初夏の陽気にぴったりでした。

写真

写真

◆ 4日目・スプリト/クルカ国立公園

予定では終日青の洞窟ツアーに参加予定でしたが、残念ながら天候の都合でキャンセルとなり、代わりにクルカ国立公園に行きました。

泳げる国立公園は世界でも珍しいとの事で、服の下に水着を着込んで泳ぐ気満々で行ったのですが、水に入った瞬間に監視員らしき男性がホイッスルを吹き鳴らし「全員上がりなさい!」と。周りの人もなぜ?という感じでしたが、理由は「まだ夏じゃないから」との事。残念。。

気を取り直して公園内を散策。木道も整備されていてスニーカーでも歩きやすく、とにかく水が奇麗でした。

夕食は街で。カジュアルなレストランで地元料理「チェバピ」とズッキーニの肉詰めが美味しかったです。

写真

写真

写真

◆ 5日目・スプリト/モソル山

共通の趣味が登山である私たちに西澤さんがおすすめしてくれたのがモソル山でした。日本のガイドブックにも乗っておらず、ネットでもほとんど情報が出てこないと。

当日キオスクのお姉さんに行き先を伝えてバスの乗り場の場所を訪ねると「そんな所に行くの?」と渋い顔をされ、益々期待を膨らませながらバスに揺られて50分。山登りの格好をしていた為か、やさしいおばあさんが「次だよ」と教えてくれました。このあたりで降りる人は住民かモソル山に登る人しか居ないようです。

バス停からは家の壁や石垣にある◎のマークを目印に登って行きました。その後も看板や◎が目立つところにあったので道に迷う事はありませんでした。 普段から山に登っていますが、足下に咲く植物や、木がほとんど無くゴツゴツした岩場が続く山道は日本の山と異なり、貴重な経験になりました。途中現地の人はおろか誰ともすれ違いませんでした。

バス停から山頂までは3時間程。頂上からは遠くにスプリトの街が小さく見え、良い眺めでした。

山頂で昼食を食べたあたりから雲行きが怪しくなり、みるみるうちに雨雲に追いつかれ、雷も近づいてきて、命からがら山小屋までたどり着きました。平日の為閉鎖しており、短い廂の下で1時間程雨宿りしましたが、その間も豪雨と雷鳴で生きた心地がしませんでした。。その後なんとか小雨になり、下山。登りでは草原だったところが雨の後には湖のようになっていて、1度に2度楽しめたようなお得感がありました。なかなかの大冒険でした。

テイクアウトしてホテルの部屋で食べた Bakra というお店のピザがとても美味しかったです。

写真

写真

写真

◆ 6日目・スプリトからプリトヴィツェへ

朝市でさくらんぼを購入。日本では少量でも高いですが、市場では1kg 500円程。しかも美味しい。

ハイヤーでプリトヴィツェへ。どうみても30代後半にしか見えない21歳の運転手さんが途中色々話してくれました。今でも熊猟が行われていて結構儲かるとか、スロヴェニアの風力発電がすごいとか。

今回公園内のホテルが埋まっていたという事でP3ゲートに近い宿に宿泊。到着が昼過ぎだったので、公園散策は次の日にとっておき、宿の周りを散策。公園の外からでも公園内の滝を見れる展望台に行ったり、農道や畑のまわりを散策したり結構楽しめました。

写真

◆ 7日目・プリトヴィツェ

この時期はP3ゲートからは入場できないという事を知り、タクシーでメインゲートへ。
どの滝も迫力があり、とにかく水が奇麗。マスなのかイワナなのか、たくさんの魚が気持ち良さそうに泳いでいました。湖も美しかったですが、森の木がとにかく巨大な事に驚きました。見上げる天までまっすぐ伸びていて、自分が小さくなったように感じるほど。日本にも巨木がたくさんありますが、これが普通だったらクロアチアの「巨木」はどんな事になってしまうのか。。

そしてホテルで用意してくれたサンドイッチも巨大。細長いクラッチバックかと思いました。味は美味しかったです。

写真

写真

写真

写真

◆ 8日目・プリトヴィツェ → ザグレブ → 帰国

朝食の後、宿の周りを散策。七面鳥が放し飼いにされていたり、羊の群れに遭遇したり、地域の暮らしを少し見れた気がしておもしろかったです。

                 * * * * *

二人とも自然が大好きなので、新婚旅行は街観光だけでなく海外ならではの自然が味わえるところにしようと、はじめはスイスを希望していました。たまたまパーパスジャパンさんのHPにたどり着き、スイス担当の西澤さんに繋がりましたが、この時期スイスは雪が残りお花畑やハイキングを楽しむのは難しいということで、クロアチアをオススメして頂きました。

ネットで載っている景色や町並みを見て、どうやら素晴らしいところだという事は想像できましたが、実際に訪れた事のある西澤さんの言葉に説得力があったので安心してお任せする事ができました。ホテルや移動手段なども私たちの希望に添うよう最善を尽くして下さり、出発まで余計な不安もなく、楽しむ事だけを考えてプランを練る事が出来ました。どんな事がしたいか丁寧に聞いて下さり、私たちに合った提案をして下さったのが何よりも嬉しかったです。次の旅もぜひお願いしたいと思います。素晴らしい旅をありがとうございました!

ツアープランナーからのコメント

旅行記をありがとうございます!ワクワクしながら、拝読いたしました。「青の洞窟」は残念でしたが、それでもこちらが想定していたよりはるかにお楽しみいただけたようで、とても嬉しく思います。オリジナリティあふれる、想い出のハネムーンになったようですね。ありがとうございました。

ページのトップへ