アンコール遺跡群では
現地の日本語ガイドさんに二日間ご案内いただきました。
初日午前、まずは顔写真付きの各遺跡共通パスポートを購入してから、アンコールトム遺跡へ。
南大門へ向かう橋の欄干は、大勢の神様と悪魔たちがそれぞれ蛇を引っ張って「乳海攪拌(にゅうかいかくはん)」を現しています。
憧れの遺跡を間近で目にしながらヒンドゥー教の天地創造のお話をガイドさんから聞いていると、子供のころおとぎ話を聞いた時のようなワクワクした気持ちになりました。
期間:2018年4月21日~2018年4月27日
匿名希望 様
GON-001371
現地の日本語ガイドさんに二日間ご案内いただきました。
初日午前、まずは顔写真付きの各遺跡共通パスポートを購入してから、アンコールトム遺跡へ。
南大門へ向かう橋の欄干は、大勢の神様と悪魔たちがそれぞれ蛇を引っ張って「乳海攪拌(にゅうかいかくはん)」を現しています。
憧れの遺跡を間近で目にしながらヒンドゥー教の天地創造のお話をガイドさんから聞いていると、子供のころおとぎ話を聞いた時のようなワクワクした気持ちになりました。
続いてバイヨン寺院へ移動。
回廊壁面のレリーフは、市場の様子、ノミを取る人、戦争の様子などその当時の暮らしぶりが分かり、ずっと見ていても飽きないものでした。
そしてバイヨン独特の、四方に刻まれた観世音菩薩の巨大な顔に囲まれて心も穏やかに・・・
バプーオンの近くまで空中回廊を歩いていきました。
乾期のため池にはほとんど水がありませんでしたが、奥側の水のある所ではハスの花が咲いていて地元の女性がぬかるみの中、実を収穫しているようでした。
高さ3m、長さ300m以上ある象のテラスに移動して、その上からかつて国王が眺めたであろう広大な広場を見下ろすと、高貴な人になったような気持ちに。戦で尽力した兵士をねぎらったり、お祭りの時には踊り子たちが舞っている姿などもそこから見られたのではないか、とガイドさんがお話下さいました。
午後暑い時間は昼食などを取り、屋内で過ごしました。
クメール料理、とても美味しかったです♪タロイモのローストが付け合わせに使われていました。
ホール係りの女の子が一皿目を持ってきてくれた時、少し恥ずかしかったのですが覚えたてのカンボジア語で「オークン(ありがとう)」と言いましたらパッと笑顔になりそれ以降打ち解けてお給仕してくれたので嬉しくなりました。
ガイドさんにお願いしてスーパーマーケットにも立ち寄りました。
地元のフルーツや食品、日用品をたくさん目にすることが出来ました。日本酒も輸入されていました。
午後からは、アンコールワット寺院へ。
参道の縦半分はフランスによって修理が終えられており、残り半分は現在日本の私立大学の協力で補修中とのこと。世界遺産が諸国の協力の元修復されていることに感じ入りました。
回廊のレリーフは、天国と地獄、そして閻魔大王さまの裁きのシーンなど見所満載!
女神の像は2000体以上あるとのことでした。
この日は月に数日あるという「仏教の日」で、第三回廊まで行くことはかないませんでしたが、その他のところは心ゆくまで見学できました。敷地の東側から外部に出る時には、建物の向こうから美しい夕日が私たちを見送ってくれました。
象や牛に乗ったヒンドゥー教の神々や「東洋のモナ・リザ」の細やかなレリーフをじっくり観察。ここでは日傘をさしていると他の方にご迷惑になる、と係りの人から注意を頂きました。
アンコールワットでもそうでしたが、その昔、主になる建物のそばには重要な文書を保管するための図書館が建っていたということが印象的でした。
とても楽しみにしていたタプロームへ。
それまで映像や写真で見たことがありましたが、実際にその場に立つと神秘的な寺院の遺跡を侵食するガジュマルの木の巨大さ、力強さに圧倒されました。
午後は、トンレサップ湖へ。
琵琶湖の13倍あるということで対岸は見えず海のようです。岸の木の高い所にボートが刺さっている!と驚きましたが、雨期になると水位がその高さまで上がるためその時使用するもの、と説明を受け納得しました。
船の上で暮らす水上生活者のために水上に学校やお店も。住所はなく、水位が変わると住居のみならず学校であっても他の小舟で引っ張ってもらって場所を移動するそうです。船は竹を用いて浮かばせていて、それぞれ水中の木にロープでくくりつけているそうです。
ボートでのクルーズは水面が真近にあり、風を切ってとても爽快!
思い切り開放感に浸り、遺跡とはまた違ったカンボジアを体ごと感じることが出来ました。
シェムリアップの市場にも寄ってもらいました。
仕事帰りにイートインしている女性などもいて普段の暮らしを垣間見ることができました。
アンコールパレス リゾート&スパに二泊しました。
プール真横の戸建てヴィラは開放的、スタッフの方たちは温和で食事も美味しく素晴らしい滞在となりました。
移動日夜、サイゴンオペラハウスで AO SHOW を観ました。
ベトナム版サーカスという感じのショーでした。民俗楽器の音色がとても素晴らしかったです。
オペラハウスすぐ横では、ベトナム初の地下鉄工事が行われていました。
日本の企業が複数協力しています。
まずは中央郵便局に行きコロニアル建築を見学。
買い求めた絵葉書には、局内の机で旅の心境を書き留めて日本にいる家族に送りました。
ホーチミン市博物館に行く途中、ヤシの実ジュースを売り歩く男性に日本語で声をかけられました。
「一緒に写真撮ろう、お金はいらないよ。」と言われなんとなく撮影。終わったら「タダだから!」と笑顔でヤシの実ジュースを差し出され躊躇しながらも手に持たされると、2つ目3つ目とヤシの実をどんどん切り始め更に手渡されました。お金を支払わなければとあわてて料金を聞きましたが「いらない。」と。
売り物である以上そんなわけにはいかないともう一度尋ねたら「5ドル」とのこと。あっけにとられましたが、その一連の流れがあまりにも鮮やかで快活だったこと、実際よく冷えたジュースは暑さでばて始めていた私たちの体にとても心地よかったこともあり、ちょっと愉快な思い出となりました。きっと日本人の性質をよく知っている人だったのでしょう!
ホーチミン市博物館では、ヴェトナムの昔の暮らしぶり、ヴェトナム戦争時の記録や物などが現物、映像などで展示されていました。中高生の子どもたちも見学に訪れており熱心に見入っていました。建物の中にはシェルターもあり、緊張しながらその回廊をぐるぐる歩きました。
夜は、宿泊中のマジェスティックホテルから徒歩でヴェトナム料理のレストランへ。
サイゴン川沿いを歩こうと道路を横切りましたが、夜になってもバイクの数が多く、慣れてきていたつもりでしたが渡る時にはどきどきしました。
夕食後はホテルのバーでサイゴン川を眺めながらくつろぎました。
ホテルの名前を冠したカクテルを楽しみました。
ベンタイン市場に向かう途中、またもや日本語で話しかけてくる男性が。
彼によると、彼は私たちの宿泊しているホテルの日本語通訳で、仕事が終わってこれから自分も市場で食事をするから道中自分の日本語の勉強のために一緒に行ってください、フリーガイドです!・・とのことでした。
今日も又私達はあいまいに、でも楽しい気持ちで相槌を打っているうちに市場に到着。
ヴェトナムコーヒーの安いお店や、その横にあるおすすめのフォーのお店、ひいては1年前にできたばかりという髙島屋まで案内してくれました。とにかくあれよあれよという間のことで、本当にヴェトナムの方はバイタリティーにあふれているなと感動。
実際にフォーのお店はとても美味でした♪
市場で買ったコーヒーやお茶が自分の分だけで3㎏分に!思いがけない量になりスーツケースに入るか心配でした!
最後に、夜中の帰国便に乗るまで夕食を食べるほどお腹は空くことはないでしょうと、ガイドブックに掲載されていたホテルのアフタヌーンティーへ。
お茶はホワイトティー、グリーンティー、ブラックティーから選べました。それぞれローズ、ジャスミン、ウーロンをオーダー。どれもとても薫り高くおかわりを。ブラックティーにはミルクがついていたので最後に試してみましたら初めて味わう予想外のおいしさで驚きました。
弟一家がいつも旅行の手配をお願いしているパーパスジャパンの横田様。
この度はお世話になり誠に有難うございました。
おかげさまで、実家の母と弟、そして私の三人旅行が実現しました。
快く送り出してくれた姉弟それぞれの配偶者や子供たちには伝えきれない感謝と申し訳ない気持ちがありつつも、「今しかない」このタイミングを最優先に楽しく安全に出かけられたのは、横田様が私達の心に沿ったスケジュールをお考え下さったからと心より御礼申し上げます。
今回の旅は、私達にとり決して忘れることのない素晴らしい宝物となりました。
本当にありがとうございました。
ご家族3名様のとても素敵なお写真をありがとうございました!!皆様それぞれに家族が出来ると、中々親子だけの旅行というのは難しくなってまいりますが、大人になってからの親子の時間というのも素敵だなぁと旅行記とお写真を拝見して思いました。いつも本当にありがとうございます。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。