マーラーとワーグナーを愛好する60歳台の医師です。
この夏休みの旅行は、(1)マーラーが第3交響曲を作曲したオーストリア・ザルツカンマーグートのアッター湖畔のスタインバッハにあるホテルに泊まり、その自然を体験する、(2)バイロイト音楽祭を初体験することであった。
独特の構造を持つバイロイト歌劇場は是非行きたかったので、パーパスジャパンでホテルとチケットを確保して貰い、宿泊の HOTEL・ARVENA のバスタブ付きの部屋はとても良かったので感謝します。
8/7にスイス航空でチューリヒへ、8/19より ANA でミュンヘンより帰国。帰路の ANA のビジネスクラスは広く快適でした。
以下は旅行の感想です。
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インターラーケンは著名なアイガー・ユングフラウの登山鉄道の始発駅。しかしブリエンツ湖とロートホルン鉄道もお薦めする。ザルツカンマーグートではハルシュタット湖が最美であろう。しかしマーラーファンはアッター湖には行くべきである。
バイロイト音楽祭の服装はタキシードでなくても良い。タキシードは半数位であった。歌劇場は独特の構造で歌手の声は鮮明に聞こえた。しかし140年以上前の建物で、椅子は狭めで堅く通路も狭い。冷暖房もなく、更に演出も斬新、前衛的なのでワーグナーファン以外は最初に行く歌劇場ではない。
トリスタンとイゾルデ、マイスタージンガーを鑑賞した。確かに歌手、指揮者、楽団いずれも熱気があって名演であった。夏ならばザルツブルグ音楽祭の方が一般的であろう。