9月4日、台風で関西空港がまさかの水没!
6日出発予定の旅行は全キャンセルの危機に瀕しましたが、パーパスジャパンの敏腕エージェントさんが振り替え便争奪戦を戦って、成田発のアムステルダム行きチケットを勝ち取ってくれました。
急遽東京前泊、AMS → CDG → 車で PARIS市内を突っ切って ORY → BIQ(バイヨンヌ)と言うハードなフライトスケジュールになりましたが、品川駅前出発から23時間かかって、大変私好みのフランスの田舎町バイヨンヌに到着。
ショコラ発祥の地ということで、ショコラティエが軒を連ねる古い町並みが旅のスタートです。
3日目。
フレンチバスクの美しい村々を尋ねながら国境を超えて、スペインの高級リゾート地サンセバスチャンへ向かいました。
ピーマン畑が広がるエスプリット、サール、アイノア、フランス側の国境のまちサン・ジャン・ド・リュズ、どの村も可愛くて美味しいものがいっぱい。特に生ハム、ボンレスハム、ヤギのチーズなどは、日本で買えば超高級品で価格が5倍くらいする感じです。たくさん試食もできました。
サン・セバスチャンでは(最近映画祭で有名です)流行りの、バルめぐり。
現地ガイドさんがおすすめの店を紹介しながら一緒に回ってくれたので、スペイン語が読めなくても大丈夫でした。確かに何もかも美味しい。カウンターに出ていないホットメニューがおすすめです。
翌日は日曜日で、たまたま近隣の町対抗のレガッタが開催されており大変賑やかでした。ローカルバスで小一時間ほどのオンダビリアもちょうどお祭りで、旗を飾った家々やパレードや陽気で楽しそうな町の人々。
レガッタでなんとオンダビリアが優勝し、町は祝賀ムードで宴もたけなわ、でしたが一人旅、少しさびしくなって夕方町を出ました。
5日目。
長距離バスで次の目的地、ビルバオへ。
アメリカの西海岸を思わせるような、洗練された町並み、朝は人々が川べりをジョギング、夕方は、カフェやレストランのテラス席に明かりが灯ります。「衣食足ってアートを知る」気分。グッゲンハイム美術館が目の前にある GRAN HOTELDOMINE BILBAO に宿泊。
美術館のレストランは、サンセバスチャンにあるの三ツ星レストランのシェフのセカンドということで、期待して行ったのですが、ニャンとこの日は定休日でした。一人旅ではレストランはちょっと入りづらいのですが、まちなかのカフェや、ビルトロはとてもオープンな雰囲気で、大丈夫です。この辺のおじさんはフランス人よりフレンドリーで、イタリア人ほどなれなれしくないので、ちょうど良い距離感でおしゃべりしてくれました。
翌日、こんなに食べてばかりでは大変だと、思い立って、バスク鉄道にのって遠足に。
1つ目の目的地はゲルニカの町。そして、もう一つは、海に面した絶壁の上に立つ「サンフアン・デ・ガステルガチェ教会」。
「地球の歩き方」や他のブログで調べたバスは、このときは教会まで行っていなくて、乗り合いタクシーでゆくのですが、なかなか不便で、結論的には公共交通機関でゆくのは難しい場所でした。地元の人は家族で車できていました。ちょっとしたトレッキングになりました。
8日目。
ビルバオから空路で PARIS へよってちょこっと観光と買い物。
ずっとで行きそびれていたルーブル美術館に行けました。行って本当によかったです。
夜のエッフェル塔、のライトアップがとても素晴らしい事になっていたので、魅せられて登ってしまいました。リフトは22時ころまで動いているんですね!PARIS の夜景おすすめです。
関西空港がまだ復活していなかったので、帰りはパリから羽田の便に変更。パーパスさんに任せていたので、大船に乗った気持ちで旅行を続けている事ができました。
いつも自分でチケットや HOTEL の予約をする私ですが、はやり、餅は餅屋、旅行は旅行会社、と今回痛感しました。なにかトラブルが遭ったときはこんなに心強いことはありません。
旅行中もずっとサポートを続けてくださった笠井さんありがとうございました。