九月十三日午前、友人と待ち合わせて成田に向かいました。
パーパスジャパンさんから頂いた事前案内と必要書類が、分かりやすく丁寧にまとめられていたので、旅の不安はなく、初めて訪れる街とマラソンへの期待が膨らむばかり。
ヘルシンキまでの九時間のフライトや乗継もスムーズで同日夕方、ベルリンの空港について事前案内とガイドブックを頼りにバスで市街地に入り無事ホテルにチェックインしました。
翌日は、半日観光とベルリンフィル。そして、マラソン前日に、ブレックファストランに参加しました。ベルリンオリンピックのメインスタジアム目指しての6キロのファンランは仮装ランナーもたくさんいて国際色も豊かでした。翌日のレースを盛り上げるにはもってこいのイベントです。
そして、マラソン当日。
ホテルがスタート地点に近いので会場には徒歩で向かいました。お天気も最高でワクワクしてきます。一三三カ国、四二〇〇〇人が走る大会だけあって、スタートは第三ウェーブまであり私は最後のウェーブでした。各ウェーブのスタートごとにランナーの拍手と歓声があがり、熱くなります。
スタート後は、どこまでも応援が続き、エネルギーをもらいました。地元のバンドやスピーカーを持ち出して音楽を流してくれる一般の方、ユニークなプラカードを持って笑顔で迎えてくれる人、ハイタッチを待っている子供達。景色を楽しみながらハイタッチと「サンキュー」とお礼を返しながら笑顔で走ることができました。
暑さはきつかったですが、最後のブランデンブルグ門が見えてくるあたりは圧巻。「ああ、参加してよかった!また走りたい」という思いでいっぱいでした。
ゴールしてメダルを胸にかけ歩いてホテルに戻る途中、たくさんの人がガッツポーズやサムアップで歓迎してくれたのもいい思い出です。やっぱり海外マラソン、楽しいです!