メドックマラソンは
40歳代からランニングを趣味とし赤ワインが好きな私の15年来の夢。定年し、体力があるうちにと一念発起し、家内を誘って参加(家内は応援)。皆さんのお蔭でとても楽しく夢をかなえることが出来た旅行でした。
9月6日、夜8時過ぎに到着したボルドー空港の荷物受取所には大きなワインボトルのモニュメントが。さすが、世界的なワイン生産地と感心。
期間:2018年9月6日~2018年9月14日
古川眞一&恵子 様
GON-001399
40歳代からランニングを趣味とし赤ワインが好きな私の15年来の夢。定年し、体力があるうちにと一念発起し、家内を誘って参加(家内は応援)。皆さんのお蔭でとても楽しく夢をかなえることが出来た旅行でした。
9月6日、夜8時過ぎに到着したボルドー空港の荷物受取所には大きなワインボトルのモニュメントが。さすが、世界的なワイン生産地と感心。
9月7日は美味しいホテルの朝食を頂いた後、世界遺産の街に飛び出し、一日中散策。
ガロンヌ川沿いは明るく、散歩やジョギング、自転車通勤する人達で生き生きとしている。キャプサン市場やスーパーマーケット、歩行者専用路なども歩き、フランスの食材などを知り、お土産も購入。
夜はブルス広場の「水鏡」に映る18世紀の宮殿を見て、明日に備え早めに寝た。
薄暗い6:30にホテルを出発。
大劇場とホテルの間に三日月を見つけた。丸い輪郭がうっすらと可愛く、すごく嬉しくなった。
ツアーの仲間30数名と貸切バスに乗車。皆、ちゃんと仮装している。
今年の仮装のテーマはアミューズメントパーク。裃に刀を差した武士姿、スカートをはいたピエロ姿、素敵な和服姿等々。自分はアヒルの黄色い被り物と黄色のTシャツ、丸い頬紅ペイントだけ、もっと考えて工夫すればよかったとちょっと悔いる。
マラソン会場のポイヤックへの途中、ブドウ畑を照らす美しい日の出を見られた。いい天気である。いい一日になるようにお願いしながら会場へ。
到着しバスを降りたら仮装姿の撮影会。お世話になった渋谷さんとの2ショットがとれた!
撮影会後は流れに乗ってどんどんスタート地点へと進む。他国の参加者も写真を撮りあったり、みんな楽しそう。自分も写真を撮っていたら家内とはぐれそうになった(笑)。
スタート地点ではクレーンで吊ったメリーゴーランドのロープを掴んでダンサー達が踊るというパフォーマンスが始まった。さすがフランス、オシャレですごく素敵だった。
終わったら歓声が上がり、ほどなくスタート。号砲は聞こえず少し拍子抜け(笑)。
1キロぐらいのところで早くもワイン試飲と楽団の応援演奏が現れる。
先を考えて赤ワインはちょっとだけ含んで写真を撮って再び走りだす。市街地なので応援が多い。子供達とハイタッチしてテンションを上げながら走る。次々と応援楽団が現れるので写真をパチリパチリ。
5キロほど行くとブドウ畑が広がり、シャトー前でのワイン試飲が増えてきた。
ワインと共に手に持ちやすい小さなペットボトルもふんだんに渡してくれる。徐々に試飲にも慣れて結果的には、ほとんど全てのエイドでワインを頂き、水で薄めながら走った。
ハイタッチと写真は繰り返した。応援してくれる人達も仮装し、本当に楽しんでいる。ゼッケンに書かれたローマ字を見て「シンイチ、アーレ」と声を掛けてくれる人もいる。笑顔で「メルシー」と応え手を振り、元気をもらった。
38キロの名物の“生ガキ”と白ワインを頂いた後は一生懸命に走った。
ゴール手前300m位のところで、家内とツアーでお友達になった奥様とが応援してくれているのを発見。慌てて写真撮影の準備をしてくれたが、間に合わなかった。手を挙げてゴールへと向かう。
緑のカーペットが敷かれ、色とりどりの風船のアーチを抜けてゴール。万歳!タイムは4時間58分57秒、やったー、5時間は切ったぞ。
メダルをかけてもらい、完走賞の箱入り赤ワインやリボン付きコップ、保冷バックなどを頂く。まず、応援してくれた家内らのところへ向かう。二人は日本人を見つけては大声で応援している。感謝の気持ちを伝え、写真を撮ってもらって、ランナー食事処へ。
皆、マイコップでビールを飲みながら、フランスパンのサンドイッチなどを頬張っている。ワイン処で何故ビール?と思いながらもビールを注いでもらう。ビールはギンギンに冷えており、何とうまいことか!五臓六腑に染み渡った。
周りには日本人が見当たらない。フランスパンサンドの他に生ブドウやヨーグルトなども頂きながら一人幸せな気分に浸った。一息ついたら、バスに戻り着替えを持って、ゴール近くでシャワーしてさっぱりした。
家内とお友達は大した昼食も取らず、日本人選手などに「アーレ、アーレ」と4時間以上声援を送ったという。ホントにお疲れ様。ただただ感謝である。
その夜の「お疲れ様ディナー会」では美味しいシーフード、お肉、グラーブのワインなどを頂き、家内らをねぎらい、エネルギー補給した。メドックマラソンはホスピタリティや雰囲気が本当に素晴らしくて楽しくて、チャンスがあればまた参加したいと思った。
バスの中では現地ガイドの田村さん(女性)が、ワイナリーでは男性説明者がすごく丁寧に説明して下さり、ボルドーのことやワイン製造工程をよく理解できた。
特にファーストワインは手間と時間とお金をかけて作られており、高価なことを合点。待ちに待ったワインの試飲は3グレードを頂く。それぞれに美味しく、とても興味深かった。記念に手ごろなものを1本購入。
又サンテミリオンは世界遺産登録されており、街並みもとても綺麗で素晴らしかった。
ボルドーに戻ってから、田村さんに教えて頂いた「カモのコンフィ」の缶詰をスーパーで探し出し、お土産とした。(帰国後、ジャガイモなどと煮込んだらすごくおいしかったです!)
旅程を追加してプロヴァンス地方を巡った。9月10日、飛行機でエクサンプロヴァンスに移動し、そこを拠点にして11日はセザンヌ街道経由で地中海方面(カシやマルセイユ)へと向かい、12日はリュベロン地方の美しい村々を観光。日本語ドライバー混載車によるオプショナルツアーだが、1日目は自分達だけの一組、2日目は二組で、貸切り状態のリッチな気分のツアーであった。
運転手兼ガイドの大塚さん(男性)はフランス人と結婚された方。スリムでフットワークがよくて、自然を愛され、自由を愛するフランス人のことなど気さくにお話して下さった。又、非常に親切にして頂いた。冷蔵食品を土産とするための保冷剤購入店を教えて頂いた上に、ホテルに掛け合って保冷剤の冷凍を依頼して下さったり、又次の日の早朝出発に合わせてホテル朝食時間を早めて下さったり、誠に感謝感謝でした。
セザンヌが愛したサント・ビクトワール山やカナイユ岬からの素晴らしい絶景、ルールマラン、ルション、ゴルドの村々はきれいで美しかったし、昼食のサラダやパスタ、ロゼワインは素敵でとてもおいしかった。
しかし、それ以上に、車内の気さくな会話や親切な対応がとても嬉しく、またプロヴァンスに来て、案内して頂けたらと思った。
今回の旅行でフランスは食事やワインが本当に美味しいし、美しい村々も多く、オシャレで明るく安全な国と再認識した。旅行のアレンジ(特にプロヴァンス)をして頂き、自身初の海外マラソンで多大のお世話を頂いたパーパスジャパンの渋谷さんに改めてお礼申し上げます。もう少しフランス語を理解できるようになり、パーパスさんにお願いして又フランスに行ければと思います。
メドックマラソン完走、おめでとうございます!
お天気に恵まれ、暑すぎるくらいの快晴でしたね。
沿道の方の応援や盛り上がりが楽しくお祭りのようなマラソンですよね。ワインの試飲や生ガキなども楽しいですね。
ワインツアーから南仏まで、フランス大満喫の旅でしたね。