10月31日~11月5日まで、ギリシャの研修に参加させていただきました。
今回はギリシャのパートナー会社とターキッシュエアラインズ主催の研修ということで、アジア各国やヨーロッパ、アメリカなどたくさんの国の方々が参加され、とても国際色豊かな顔触れの中の旅となりました。
期間:2018年10月30日~2018年11月5日
パーパスジャパン:横田
GON-001436
10月31日~11月5日まで、ギリシャの研修に参加させていただきました。
今回はギリシャのパートナー会社とターキッシュエアラインズ主催の研修ということで、アジア各国やヨーロッパ、アメリカなどたくさんの国の方々が参加され、とても国際色豊かな顔触れの中の旅となりました。
成田発21時40分 ターキッシュエアラインズにてイスタンブールまで。
映画の種類は豊富で、機内食も美味しくいただき
快適な空の旅となりました。
イスタンブール到着は早朝4時。
早朝着の落とし穴だったのですが清掃中のトイレが多くて、広い空港内を入れるトイレを探して歩きまわる羽目に…。タイミングにはご注意ください。
空港内の店舗はほとんどオープンしているので免税店でお買い物、カフェで休憩等は勿論可能です。
朝8時のフライトでギリシャのアテネへ。
イスタンブール → アテネ間のフライトはわずか1時間30分。(短いフライト時間でも、軽食の提供がありました)
パリやフランクフルト等西欧の国からだとアテネは3時間近くかかってしまいますが、お隣の国トルコからだととっても近い!ターキッシュエアラインズの利用、非常にお勧めです。
アテネ到着が朝9:30。
グループと合流し、早速アテネの南・アッティカ半島最南端のスニオン岬へ。空港から約40分で到着しました。(アテネから路線バスで行く場合は約2時間かかるのでご注意ください)
夕暮れのイメージが強いスニオン岬ですが
昼間も見通しが良く、本当に景色が広がります。
岬の突端に立つポセイドン神殿は壮大で、ギリシャについてまだ2時間あまりしか経っていない私たちにも、古代ギリシャの空気を感じました。
観光後、昼食。
ギリシャならではのたっぷりのラム肉のグリルやフレッシュの野菜など、たっぷりの食事をいただきました。
アテネから約30分ほど離れた郊外の小さな町でしたが、地元の人たちは休日のランチをここまで足を延ばす方も多いそう。確かに、美味しそうなレストランがたくさんありました。
昼食後、アテネまで。
宿泊ホテルは Wyndam Grand Hyatt Athens
http://www.wyndhamgrandathens.com/
オモニアから徒歩5分。ヴァティス広場に面した5つ星ホテルです。
無料のお水や、2杯まで無料のエスプレッソマシンなど
充実の設備にすっきりしたお部屋。ふかふかのベッドで、旅の疲れをじっくり癒すことが出来ました。
さすが5つ星ホテル!朝食は種類がとっても豊富です。
新鮮なフルーツにたくさんのパンにギリシャで有名なヤギのチーズ、そして写真にはありませんが、本場のギリシャヨーグルトや生蜂蜜など朝から食べ過ぎてしまいそうでした。
今日と明日は、アテネ市内のホテルで巨大なワークショップに参加します。
でもその前に、アクロポリスのすぐそばにある新アクロポリス博物館を訪問しました。
2009年6月にオープンしたばかりの非常に綺麗な博物館で
前衛的な解放感のあるデザインで、
遺跡の発掘現場が見られるガラスの床など
古いものと新しい物が美しく調和しています。
3階は壁が全てガラス張りになっており、
アクロポリスを眺めながらレリーフや彫像を見る事も出来ます。
1896年に第1回近代オリンピックの開かれたパナティナイコスタジアムにも立ち寄りました。
観光後、ワークショップのためグランドハイアットホテルへ。
大きな道路沿いに位置するグランドハイアットホテルですが、屋上のプールバー兼朝食レストランはアクロポリスの丘も、リカヴィトスの丘も両方見る事の出来る素晴らしい眺めです。
たくさんのホテルとの商談会の後、プールバーで小さなパーティーも開かれました。
今日も午前中は商談会の続きです。
いつものウィンダムホテルではなく、グランドハイアットで朝食を食べる事が出来ました。
再度訪れたプールバーは、夜の雰囲気とは違い明るくカラフルなリゾート感あふれる雰囲気で、美味しいギリシャらしい朝食を食べる事が出来ました。
商談会を終え、空港へ。
サントリーニ島に出発します。
夕方16時のフライト。
空港は14時頃到着しましたがエージアン航空国内線のカウンターは長蛇の列です。オフシーズンの11月でこの列なので、夏季の渡航の場合は早めに空港へ行かれることをお勧め致します。
エージアン航空は3:3の小さな飛行機。
たった1時間半のフライトでしたが、お手拭きと小さなお菓子が配られました。
しかし、1時間のDelay.
秋冬はやはり風などが強くなるため、天候の影響で飛行機が遅れやすいようです。オフシーズンに行く方は時間には余裕をもってご旅行なさってください。
サントリーニ空港に到着。
小さな小さな空港でしたが、荷物受取所に置いてある島内マップはなんと全て中国語!中国人の方にいかに人気が高いかよくわかります。
外に出ると、ドライバーがたくさん待っておりサントリーニへの訪問客の多さを感じました。
この日の夜は、フィラの街のレストランで夕食。
残念ながら夜なので目の前の海は真っ暗ですがすごく雰囲気があり、美味しいレストランでした。
サントリーニへ行かれた際は是非召し上がってみてください♪
IDOL
https://idolsantorini.gr/
少し早起きしたので、朝のフィラの街を散歩してみました。
まだ太陽が昇りきる前の美しいフィラの街。
目の前の大きなカルデラと雄大な景色で自分がどこにいるのかわからなくなるような、夢の中にいるようでした。
そして、バスでイアの街へ。
世界一夕陽の美しい街として知られるイアの街は、三日月型のサントリーニ島の最北端に位置します。
事前の情報ではフィラの方が賑やかで、イアの街は静か…と聞いていたのですが、
とんでもない!
イアの街もとっても賑やかで、どこを見ても絵になる景色ばかり!!
迷路のような街並みは、入る路地全て魅力的な景色が広がり
迷う事さえも楽しめます。
目立ったのは、ウェディングフォトを撮影するハネムーナー。
オフシーズンの11月でも数組見かけたので
ピークの時はあちこちで花嫁さんが撮影しているかもしれませんね。
ちなみに、夕陽で有名な要塞跡はあまり広くないので
あっという間に人だらけになってしまうそう。
ベストポジションで見るためには何時間も前から待機している必要があるようです…。
大混雑を避けるには、やっぱりイアのカルデラビューのホテルにお泊まりいただいて
、お部屋のテラスから夕陽を眺めるのがお勧めですね。
さて、イアの街をたっぷり楽しんだ後はもう1つのお楽しみ。
ワイナリーの訪問です。
サントリーニ島の火山性の土壌は良質のブドウを育てる事でも知られ、
エジプトとクレタ島の中間に位置するという立地も含めて
ワイン製造がとても栄えた歴史があります。
有名なのは、白ワインと、あまーーーいデザートワイン。
スッキリとした辛口の白はサントリーニ島のシーフードととっても合いそうでにんまり。
デザートワインは、薬のような味に驚きましたが、意外と癖になるかも…。
海を臨むテイスティングレストランと(ケータリングにてパーティも可能)
併設のショップの商品の充実ぶりで、たっぷりと楽しみました。
ワインを楽しんだ後はランチタイムです。
島の南部にあるブラックサンドビーチとしても知られるカマリビーチにあるシーフードレストランで、カラマリ(イカフライ)や大きいなムール貝のシーフードリゾットをいただきました。
カマリビーチはフィラからバスで約15分。
夏は多くの海水浴客でにぎわうビーチですが
11月はとっても静か。
しかし、美しい海は夏も秋も変わりません。
海に面したレストランは抜群のロケーションで、サービスもよく大満足でした。
最後にもう一度フィラの街の散策を。
やはり11月は陽が落ちるのが早いので、16時くらいから夕陽が傾いてきました。
完全に沈むところまでは見られませんでしたが、
大きなカルデラに太陽が沈む姿は本当に美しかったです。
アテネに戻ります。
サントリーニの空港は本当に小さな小さな空港で、
空いている時期であれば
飛行機の出発する1時間前の到着・チェックインでも何の問題もありません。
しかし、夏季はこの小ささが仇となってしまい
カウンターが少ないのでチェックインするお客様で長蛇の列となります。
また、搭乗前の待合室もとても狭くて椅子が少ないので
階段に座る人も出てきてしまうくらいの大混雑となるので。
早めに行く事をお勧め致します。
※待合室屋上のテラスが広くて気持ちがいいので、
早めにチェックインを済ませて屋上でお待ちいただく事をお勧めします。
なんだかんだで帰りもDelayし、結局往復ともに1時間づつ飛行機が遅れてアテネに到着です。
アテネの街は夜遅くも賑やかで、特に今日は週末。
モナスティラキ広場にはたくさんの人であふれていました。
いよいよ今日は最終日です。
夜22時近いフライトなので、それまでアテネから日帰りで行ける街を訪れました。
まずはコリントス運河へ。
南ギリシャとイタリア方面を結ぶ大切な交易路として知られるコリントス運河。高さ80m、幅23mの切り立った崖が迫る姿は見ものです。
運河の手間に大きなパーキングがあるので、アテネからペロポネソス半島を巡る旅路の際は、たいていの車が通ります。ローカルバスでも行く事が可能です。
運河を後にし、エピダウロスへ。
途中海沿いのドライブは、乾いた大地と隙間に広がる大きな海と…絶景の連続で飽きる事はありません。
エピダウロス遺跡の目玉は、なんといっても古代劇場。
ギリシャに残るたくさんの古代劇場の中でも最も保存状態が良く、ほぼ原形そのままです。
音響効果の良さが特徴で、最上段からでも舞台の拍手などはっきりと聞き取れました。
今でも夏には古代ギリシャ劇が上演されており、多くの人が訪れます。
遺跡の周りに大きな建物も特にないので
上段の席に腰かけると、古代ギリシャ人が見ていた景色とほぼ同じ景色が広がっていて、
何千年も時代を超える事が出来た気分になれます。
広い空が本当に気持ち良かったです。
博物館も見学した後は、港町・ナフプリオンへ。
アルゴリコス湾に面したナフプリオンは、風光明媚なリゾート地として人気の高い港町です。19世紀後半には対トルコ戦の拠点となりギリシャの首都にもなりました。
パラミディの城塞が見下ろす美しい城下町は、この数日間で見たギリシャのどの街とも違っていて美しく明るく、とっても可愛らしい姿で私たちを迎えてくれました。
日曜日ということもあり、
小さな子供が広場で走り回っていたり
たくさん立ち並ぶレストランのテラス席が全て満席だったり。
地元の人々でにぎわっていて、
観光客の姿はあまり見ませんでしたが、
夏場はギリシャ人は勿論、欧米の観光客でかなり賑わっているようです。
ちなみに、たっぷりとランチを取った後に、ガイドさんにギリシャで一番美味しいアイスクリーム屋さんに連れていっていただきました。イタリアンジェラード、とっても美味しかったです♡
たっぷり散策した後は離れがたいですがいよいよアテネの空港に戻ります。
往路は色々と寄り道しましたが、復路は一気に約2時間半。アテネ市内は渋滞だらけでしたが、郊外を走る分にはとっても順調に空港に到着しました。
今回の旅の中でも何度も訪れているアテネの空港。トルコ航空のチェックインカウンターは2時間半前からのオープンでした。国内線及びEU圏のフライトの出発ゲート付近はお店やカフェも多く、活気がありましたが国際線の出発ゲート付近はカフェが少なく椅子の数もあまり多くないので、早くゲートに向かいすぎてしまうと時間を持て余してしまうかもしれません。このあたりも注意してください。
たった7日間の短い旅程でしたが、盛りだくさんのギリシャの旅。
人気のサントリーニ島は勿論素晴らしく、たくさんの方に訪れていただきたいですが、その他にもクレタ島やケファロニア島など小さな島々や様々な遺跡、そして中世の街が多くある内陸など、ギリシャは魅力がいっぱいです!
そして、夏の国のイメージが強いですが11月はまだたくさんお店が開いていて、そして何よりも空いています!!オフシーズンの旅も、意外と楽しいかもしれません♪