ポルトガル6泊8日 50代&70代の“女子旅”
クラシックギター教室の友人同士、お天気や体調のこともあり、細かく計画するというよりは、現地に着いてから決めるという行きあたりばったりの旅をしています。
今回は往復のフライトと3都市のホテル手配、現地の鉄道チケットを芦村様にお願いいたしました。出発前には色々とアドバイスも頂き、お陰様でトラブルなく満喫することができました。
期間:2018年10月11日~2018年10月18日
A.R. 様
GON-001440
クラシックギター教室の友人同士、お天気や体調のこともあり、細かく計画するというよりは、現地に着いてから決めるという行きあたりばったりの旅をしています。
今回は往復のフライトと3都市のホテル手配、現地の鉄道チケットを芦村様にお願いいたしました。出発前には色々とアドバイスも頂き、お陰様でトラブルなく満喫することができました。
まずは乗り降り自由の観光バスに乗り、街の全体を把握します。あちこちにアズレージョの教会があり、ポルトガルに来たという実感がわいてきます。
ホテルの近くにあったサント・イルデフォンソ教会は、時間帯やお天気で様々な表情を見せてくれましたが、晴天の下が、一番青が映えて美しかったです。
サンタ・カタリ―ナ通りにある老舗カフェ「マジェスティック」で不思議なフレンチトースト(揚げパン?)を食べたあと、サンタ・カタリーナ礼拝堂に寄ってみました。
カフェ・マジェスティック
リベイラ地区から水上タクシーでドウロ川を渡り、ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアへ。
お酒はあまり飲めないのですが、せっかくポルトに来たのでワイナリー「サンデマン」の見学ツアーに参加しました。ツアーの最後に赤と白一杯ずつ付いてきます。ブランデーが入っているのでこってり甘くて美味しい、でも程々に。同じテーブルの若いロシア人カップルは、一気飲みしてすぐ帰られました。恐るべし!
ポルト最終日はサンベント駅からリベルダーテ広場、クレリゴスの塔まで歩き、世界一美しい書店と言われる「レロ・イ・イルマオン」へ。
映画ハリーポッターで人気が出てしまったようで入場券が必要です。朝早めに行ってみましたが長蛇の列だったので、外から写真だけ。
コインブラに泊まった夜は、ハリケーン「レスリー」が近づいてきており、恐ろしいほどの暴風でした。部屋の照明もちらついてくるし窓が割れるのではないかと心配でしたが、2~3時間でスッと止み、眠ることができました。翌日はコインブラ大学へ。
リスボンでも観光バスに乗り、ベレンの塔やジェロニモス修道院まで行ってきました。
ですが、リスボンといえばトラム28番線は外せません。ホテルの前に始発の駅がありますが、夏休みでも週末でもないのに朝から観光客で混んでおり、4本目でやっと乗れました。アップダウンのある細い道を、かなりのスピードで通り抜けます。
ごく普通の家の外壁もアズレージョが美しい。坂の傾斜具合がよくわかります。
ポルトとリスボンでは、たまたま通りかかった楽器屋さんでポルトガルギターを触らせてもらいました。普通のクラシックギターは弦は6本なのですが、ポルトガルギターは複弦の12本(1コースに2本)なので勝手が違い、全く弾けず。
ホテルで紹介してもらったファドレストランは、席からステージまでが遠くて、残念ながらギターは良く見えませんでしたが、歌と演奏は素晴らしかったです。ファドと言えば哀愁漂う・・・?思ったよりも明るくて力強い歌声でした。
リスボン最終日はフロンテイラ侯爵邸へ。
アズレージョは、イスラム教徒がスペインに持ち込んだものだけあって、アラブらしい埋め尽くされた文様が特徴的です。
バカリヤウ料理やエッグタルト(現地ではナタ)も、いくつかのお店で食べ比べてみました。素朴でほっとする味です。
ポルトガルはのんびりしていて物価も安く、思った以上に見どころがありました。リスボンだけに滞在し日帰りで近くの街に行くのも良さそうです。
美しいアズレージョや可愛らしい雑貨、情緒ある街並み、温厚な国民性、素朴で美味しい食事等...ポルトガルは女子旅に持って来いの国ですよね。晴天あり、ハリケーンありと様々な天候の中で各都市の多様な表情をご覧になられ、充実したご旅行となりましたね。是非リピートして頂き、今回訪問出来なかった街に行かれたり、気に入った街を再訪して頂ければ幸いです。この度は誠に有難うございました。