12月の上旬に休暇がとれることになり、母を誘って、行ってみたかったオランダとデンマークを訪れました。
先に訪れたのは、デンマーク・コペンハーゲン。
デンマークは、なんといってもデザインの国。家具屋さんや美術館へ行くのをワクワクと向かいました。
期間:2018年12月4日~2018年12月12日
中野 様
GON-001445
12月の上旬に休暇がとれることになり、母を誘って、行ってみたかったオランダとデンマークを訪れました。
先に訪れたのは、デンマーク・コペンハーゲン。
デンマークは、なんといってもデザインの国。家具屋さんや美術館へ行くのをワクワクと向かいました。
フムレベック駅で降り、そこから美術館までテクテクと歩いて10分ほどの道中が、なんとも郊外の伸びやかな景色で、とても気持ち良かったです。北欧の12月とはいえ、耐えられないほどの寒さでもなく、冷たい風がきりっとして、空気も澄んでいて心地よく感じました。
デンマークはビールも有名とのことで、夜はミッケラーという人気のブリュワリーが開いたカジュアルレストランでご飯。こじんまりとしたレストランで、雰囲気もとても素敵でした。
2日目、3日目は、コペンハーゲン市内をバスで散策。
グルトンヴィークス教会、デザインミュージアム、ロイヤルコペンハーゲン、チボリ公園など。この時期は、常に空に雲があり、雨が降ったりやんだりを繰り返しているそうです。
レインコート姿の地元の人もたくさんみかけました。雨でもみなさん平気で出かけるようで、自転車も颯爽と漕ぎ、濡れながらもゲートボールにそっくりな球技に夢中のおじいちゃん集団も見かけました。
オランダは、いつか訪れてみたかった憧れの地。
2004年に公開された「オランダの光」という映画の中で、かつてオランダの空からふりそそぐ光は特別なもので、多くの画家達がそのオランダの光に魅了されてたくさんの絵画が生まれたという話がありました。(昔の記憶なので、曖昧なのですが・・・)今は環境の問題などもあり、17世紀の空とは変わってしまっているかもしれないけれど、オランダに行けば今でもその「オランダの光」の面影が感じられるのではないか?と思っていたのです。
アムステルダムに到着したのは夕方。
中央駅の目の前には聖ニコラス教会がそびえ立ち、圧巻の存在感を放っています。空は細かくちぎれた雲がたくさん広がって、光が差しているところ、暗く陰っているところとコントラストがとてもきれいです。
オランダ2日目は、ミッフィーで有名なディック・ブルーナが生まれ育ったユトレヒトへ。
ユトレヒト中央駅の建物は近代的で美しく、建築に興味がある方は駅を訪れるのも楽しそうです。
駅からミュージアムの巡回バスのようなミニバスに乗って、中央美術館とナインチェ博物館を見学し、帰り道は町中をプラプラ散策。川沿いの遊歩道は市民の憩いの場にもなっているようで、数メートルおきにベンチがあり、犬の散歩をしている人や、ランニングしている人たちと多くすれ違いました。
ユトレヒトの街並み
アムステルダムもこの時期は雨が多いようで、散策中も雨が降ったりやんだり。
それでも、空を見ると遠くの方は光があり、空一面がどんよりと曇っていることはなく、暗いところ明るいところと、変わりながら空が広がっているのがとても神秘的でした。
3日目は、またまた電車で、「真珠の首飾りの少女」で有名なデンハーグのマウリッツハイス美術館へ。デンハーグの駅もとても美しかったです。
空港へ向かう道中、ドライバーさんに「オランダの光」の話をしたところ、オランダの空は常に変わって、晴れたと思ったら雨が降り、雲がかかり、光が差してきて・・・、だからとても美しいんだ、と。
まさに、絵画の中に広がっていたオランダの空が現実にあり、目の前に広がっているのに美しく描かれた絵を見ているような、信じられないような景色が広がっていました。
ドライバーさんによると、春のオランダはそこかしこで緑が芽吹き、とてもきれいなので春がお勧めだよ、と。
両国とも、また美しい景色を見に訪れたいと思う素敵な場所でした。
とても幻想的な雰囲気のおしゃれな写真をありがとうございます。このまま絵葉書になりそうです。建築と芸術をめぐるステキな母娘の女子旅になったようで、とても嬉しく思います。この旅行記とお写真を見たら、12月のデンマーク&オランダに興味を持ってくれるお客様も増えるのではないでしょうか!
今回も当社をご利用いただきまして、ありがとうござました。