スペイン&ポルトガル2か国周遊のハネムーン
リスボン・ポルト・バルセロナ滞在9日間

期間:2019年1月23日~2019年1月31日
三崎 様

GON-001456

新婚旅行先はどこがいいか…定番のハワイ?一生に一度は見たいオーロラが見られる北欧orカナダ?初海外旅行でも楽しめる台湾?などと色々候補を挙げる中で、父から聞いた「ポルトガルが良いらしい」という一言が引っ掛かる。下調べをするうちに、町並みの美しさ、ポルトガル雑貨の可愛さに惹かれ、何よりもご飯が美味しいという評判が決定打となり、ポルトガルを旅行先に。

ついでにサグラダファミリアが見たいという夫の希望から、ポルトガルとスペインの2か国を巡る旅をしてきました。

【 シントラ、ロカ岬、リスボン 】

初日は現地で手配した専用車でリスボンから遠出をしました。あいにくの曇りでしたが、シントラで観光したムーアの城壁、レガイラ宮殿は霧である意味雰囲気たっぷり。観光客も少なく写真は撮り放題でした。

昼食後に向かったロカ岬は、「ここに地終わり海始まる」の石碑のとおり美しい場所で、何時間でも海を眺めていられるような気持ちになりました。

その後リスボンへ戻り、ジュロニモス修道院、発見のモニュメント、ベレンの塔へ。この頃には天気が回復し青空が広がっていました。ベレン地区にあるこの3つは有名なだけあり大勢の人でにぎわっていました。とりわけジュロニモス修道院は素晴らしく、どうすればこんなに大きな建物にこれだけの繊細な彫刻を施せるのかと不思議でなりませんでした。

ムーアの城壁より
ムーアの城壁より

ジュロニモス修道院
ジュロニモス修道院

ロカ岬
ロカ岬

【 リスボン 】

2日目はリスボン観光へ。初日とは打って変わっての快晴。

サン・ジョルジェ城へバスを利用して向かいます。高台にあるこのお城からはリスボンの町並みが一望できました。リスボンのこの景色を見ることを楽しみにしていただけあり、素敵の一言に尽きました。

その後、バスを乗り継ぎ国立アズレージョ美術館へ。古いものから新しいものまで様々なアズレージョを見ることができました。

昼食後はカテドラルを見学し、旧市街にてお土産散策をして終了しました。

サン・ジョルジェ城より
サン・ジョルジェ城より

【 リスボンからポルトへ 】

3日目の午前中はホテル周辺でお土産を購入。ついでに乗っていなかった市電にも乗って、もう一度坂の上を散策しました。

午後にはリスボンからポルトへ向かうため国鉄に乗車。ポルト到着まであと30分というところで、急に電車が動かなくなるトラブルに遭遇。30分近く立往生した後普通電車に乗り換えることとなり、予定より1時間以上遅れてポルトへ到着。国鉄では英語のアナウンスがなかったため混乱しましたが、普通電車に乗り換える途中で親切な女性が声をかけてくれたため、何となく状況を把握することができました。

リスボンの市電
リスボンの市電

ポルトのサンベント駅
ポルトのサンベント駅

【 ポルト 】

午前中はポルト市内にある教会や建物を散策しました。至る所にアズレージョが施されており、どの場所も写真に映える美しさでした。リスボンよりも坂道は急だったように感じましたが、町はコンパクトでお店も可愛らしく全く飽きませんでした。

午後はドン・ルイス一世橋を渡った向こう側へ。魔女の宅急便の風景に例えられますが、まさに!という感じでした。本当に美しい町並みです。

その後はエル・コルテ・イングレスという百貨店へ立ち寄りお土産を購入しました。

ポルトの教会、至る所にアズレージョが
ポルトの教会、至る所にアズレージョが

ドン・ルイス一世橋よりポルト市内
ドン・ルイス一世橋よりポルト市内

レロ・イ・イルマオン
レロ・イ・イルマオン

☆ ポルトガルで食べたもの
バカリヤウのグラタン、ビトック、ケイジャータ、パステル・デ・ナタ、サンドイッチ、タコの雑炊、ソッパ(スープ)、ビファナ等々

タコの雑炊
タコの雑炊

大賑わいのパステル・デ・ベレン
大賑わいのパステル・デ・ベレン

旅行で一番おいしかったポルトガルのソッパ
旅行で一番おいしかったポルトガルのソッパ

【 ポルトからバルセロナへ 】

ポルト空港からバルセロナへ移動。
お昼に到着し、すぐにホテルへチェックイン。軽く昼ご飯をと、ブケリア市場へ。昼にも関わらず活気がありました。果物屋と精肉店が多くあり、バルもチラホラ見受けられました。

その後ついでに寄ったサンタ・エウリア大聖堂。ポルトガルの教会とはまた違い美しいたたずまいで感動しました。

サンタ・エウリア大聖堂
サンタ・エウリア大聖堂

【 バルセロナ 】

最終日はサグラダファミリアとグエル公園へ。
噂に違わず、サグラダファミリアはすごかった…。音声案内があったため、建物の彫刻にどういう意味があるのかが良く分かり、非常に興味深かったです。とりわけサグラダファミリアの内部のステンドグラスは圧巻で、光の加減によって様々に変化する色味は素晴らしかったです。完成したらまた来たいと思える場所でした。

グエル公園を見た後は時間があったため、カサ・ミラとカサ・バトリョも観ることができました。夜は近くのタパス料理の店でサングリアとともに最後の晩餐をし、最終日を無事に終えました。

☆ スペインで食べたもの
パエリア、色々なタパス料理、チュロス

サグラダファミリア
サグラダファミリア

最終日の晩餐
最終日の晩餐

サグラダファミリア内部
サグラダファミリア内部

【 感想 】

英語もままならない、ましてやポルトガル語、スペイン語なんて…という状況でしたが、単語を聞き取りながら片言の英語で何とか乗り切りました(一番苦労したのは現地語で書かれたメニューでしたが)。

初めてのヨーロッパは何から何まで日本とは異なっており、とりわけ町並みはどの都市も美しく、歩くのが楽しかったです。ご飯もいずれの都市も美味しくいただけましたが、その分もっといろいろと食べればよかったなあと少し心残りがあるので、それは次回行った時の楽しみにとっておくことにします。

予想外だったのは、最終日を終え後は帰国するだけという段階になり、飛行機が機械トラブルによる4時間の遅延をしたことです。これにより乗り継ぎに間に合わず、非常に焦りましたが、乗り継ぎが同じ航空会社だったこともあり、振替手続きは自動的に行ってもらえました。結局予定より半日以上も遅れての帰国をすることになったのですが、その分ビジネスクラスにエコノミーからグレードアップしてもらえたので、テンションは旅行期間中一番高くなりました(笑)

当初はツアーにする予定でしたが、トラブルも含めてツアーではできない経験を本当に色々とできたので、個人旅行にして正解だったなと思います。なかなか長期でこのように海外に行けるのは限られるでしょうが、またどこかに行ってみたいと思える素敵な旅行となりました。

ツアープランナーからのコメント

お父様の一言が旅先選定のきっかけになったとのこと、やはり親の言うことにはちゃんと耳を傾けておくべきですね! フライト遅延のご連絡をいただいたときは、こちらも冷や冷やしましたが、最後は気分を持ち直していただけたとのことで、ほっといたしました。ハネムーンをいい思い出で締めくくっていただけて、本当に良かったです。ありがとうございました。

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