スペイン・フランス 2か国 サッカー観戦
バルセロナ&パリ滞在10日間

期間:2019年3月11日~2019年3月20日
SHT 様

GON-001469

息子の高校合格祝いに母子2人でサッカー観戦に。

バルセロナではヨーロッパチャンピオンズリーグ(CL)を、パリではリーグ・アンのチケットを取っていざ出発です。

バルセロナに到着が夜だったためパーパスさんで手配してもらった迎車に乗ってホテルへ。不慣れな土地で夜到着であれば、手配車をお勧めします。

初日はまずはバルサのホームスタジアム、カンプノウへ。試合のない日だったのでミュージアムツアーへ参加。ツアーといっても自由にスタジアムを見て回るスタイルなのですが、バルサの歴史やメッシのバトンドールのカップなど、なかなか興味深く、整備中のグラウンドを見たときには明日にはここにスーパースターたちがプレイをすると、息子も大興奮でした。

一旦ホテルに戻って街を散策。カタルーニャ広場にある唯一のデパートの最上階のフードコートで食事。ここでのパエリア、イカのフリッター、が我らの定番の食事となりました。

バルセロナフードコートでの食事。絶品。
バルセロナフードコートでの食事。絶品。

次の日は夜21時からのサッカー観戦に向けて1日を調整していきます。

午前中にレンタサイクルを借りに街へ。調べていった二か所の自転車屋が休みで(HPでは営業中。。。)、これもスペイン、3か所目でやっと借りられました。

街をレンタサイクルで駆ける楽しさ、市場に寄ってジュースを飲んだり、野良猫を見つけたり、バルセロナの街を満喫しました。

バルセロナ市場の生ハム店
バルセロナ市場の生ハム店

バルセロナ路地の食器屋さん
バルセロナ路地の食器屋さん

夜はいざカンプノウへ。

9万人のスタジアムが埋め尽くされる感動、バルサの歌のコール、何もかもの規模が世界一でした。メッシのPK、スアレスのパス、コウチーニョのゴール、結果は5対1でバルサの圧勝でしたが相手のリヨンも世界標準の試合運びでしたし、なによりCLの雰囲気に圧倒されました。

試合終了は23時過ぎでしたが大きな混乱もなくメトロに乗ってホテルへ帰宅。

バルサのスタジアム。満員のカンプノウ。
バルサのスタジアム。満員のカンプノウ。

次の日はゆっくり朝食を摂り、午後は借りっぱなしのレンタサイクルで移動しながら、サグラダファミリアやカタルーニャ音楽堂を見学しつつ、チュロス屋さんで一休み。

街角の小さなお店で揚げたてのチュロスにチョコレートをつけて食べていると、隣には買い物帰りの女性や孫を連れたおばあちゃんなど、地元の人に混ざってカタルーニャを満喫しました。

バルセロナのホテル朝食。バイキングに生ハム。充実した朝食。
バルセロナのホテル朝食。バイキングに生ハム。充実した朝食。

バルセロナのチュロス屋さんで一休み。チュロスは揚げたてで熱々。
バルセロナのチュロス屋さんで一休み。チュロスは揚げたてで熱々。

パリに移動した次の日は高速鉄道タリスに乗ってブリュッセルまで小旅行です。

1時間半の列車の旅は快適で、車窓からフランスの田舎町を眺めながら、赤色で統一された高級感のある座席で、持ち込んだエクレアなど食べながらゆったり過ごしました。

ベルギーの古い町並みはまたパリとは違った荘厳な感じがあり、数時間徒歩で散策しただけでも文化の違いを感じることができました。ベルギーワッフルは最高においしかった!

リュッセル街角で小便小僧のモチーフ。チョコレート像!
リュッセル街角で小便小僧のモチーフ。チョコレート像!

夕方パリに戻り、そのままセーヌ川下りへ。夜がきれいだと聞いていたので、まだ明るい時間に乗船してしまいちょっと早かったかと思ったのですが、これが最高の時間帯でした。乗船後どんどん日が沈んでいき、夕闇から電気が灯ってライトアップされるまでの1時間半、うっとりするようなパリの街並みを眺めることができました。

あとから知ったのですがこの日はデモで昼間からシャンゼリゼ通りが封鎖、警官隊が投入されるニュースになっていましたが、セーヌ川下りに影響はなく、結果的に昼間ベルギーに行っていてよかったという感じです。

夕暮れ・セーヌ川対岸のエッフェル塔
夕暮れ・セーヌ川対岸のエッフェル塔

次の日はいよいよパリVSマルセイユの試合です。

こちらも21時キックオフ。朝のうちにルーブル美術館や凱旋門を散策し、シャンゼリゼ通りで買い物。昨日のデモの影響であらゆる店のガラスが割られており、それでもどこの店も板張りで対応して営業していました。

夜のサッカー観戦はセキュリティチェックがとても厳しかったにも関わらず、試合中爆竹や火花が散って、少し不穏でしたが、それも一部のサポーターだけでメトロでの帰宅に怖い思いはしませんでした。マルセイユ側には酒井宏樹選手も出場。パリサンジェルマンのサポーターに混ざってひろき~と叫びながら観戦。息子もムバッペのゴールに興奮しつつ、酒井選手の奮闘に感動していました。

凱旋門の昇降階段。ぐるぐる目が回ります。
凱旋門の昇降階段。ぐるぐる目が回ります。

パリサンジェルマンのスタジアム(パルク・デ・プランス)にて。点数が決まるたびに爆竹と花火で大騒ぎ。
パリサンジェルマンのスタジアム(パルク・デ・プランス)にて。点数が決まるたびに爆竹と花火で大騒ぎ。

トラブルはといえば、パリのホテルで最終泊の日に部屋から水漏れがあったとのことで一泊部屋をチェンジしたことと、メトロの回数券がまだ使えるはずなのに USED で入れず交渉したこと、ブリュッセルで叫びながら走ってくる男性に抱きつかれそうになったこと、くらいです。

部屋のチェンジは広い部屋になったので結果オーライですし、回数券もなんとか交換してもらえました。ブリュッセルの男性は、避けたら次から次へと通行人に寄っていっていたので私たちが狙われた、というわけではなさそう、昼2時頃の出来事でしたので怖かったというよりびっくりした、という感じです。

スペインとフランスの両方のサッカー観戦に合う日程で、さらにスタジアムからホテルまでの移動手段やホテルの立地などを考えると、個人で手配するのは難関でした。パーパスさんに旅の目的と日程を伝えたところ、こちらの意を汲んで予定を組んで頂き、感謝しております。

ホテルのグレードと立地条件は今回の二人旅の目的にぴったりでしたし、フィンエアーの往復は動きやすい時間で、時差ボケも疲れもありませんでした。スペイン―フランス間の移動は、当初鉄道を考えていたのですが、担当の藤原さんの助言で航空機にして正解でした。経済的にも飛行機のほうが安く、時間短縮はもちろん、天気がよかったので空の上からピレネー山脈を望むことができました。

すばらしい旅行をありがとうございます。
生涯の思い出となる最高の旅になりました。

飛行機より、ピレネー山脈
飛行機より、ピレネー山脈

ツアープランナーからのコメント

素敵なご旅行記ありがとうございます。列車で違う国へ小旅行できるのがヨーロッパの良いところですよね。街も食べ物もサッカーも満喫されたようで大変嬉しく思います。少々ハプニングもあったようですが無事楽しくご帰国されよかったです!!!
今回の旅行を機に息子さんもヨーロッパに留学なんてこともとあるかもしれないですね。 またご旅行計画される際はぜひお声がけいただければと思います。

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