春のスペイン ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ&リナーレスの旅

期間:2019年3月23日~2019年3月28日
MN 様

GON-001470

3/22内示を受け異動、翌日スペインへ。

頭を切り替える、心を旅に向けるのがなかなか難しかったですが、関空出発までなんだかんだと連絡取り、飛行機に乗り込んだらもうあとはなす術なしの状態でした。古い堅物なところがあって、携帯も持たず、iPadも持たず。何度か共に旅行している本だけで旅に出ました。

一言でまとめるとハプニングだらけの旅でした。

それをいかに楽しんで対応できるか試されました(^^;)

まず日本出発が30分ちょっと遅れそのままオランダスキポール空港に40分弱遅れました。
さぁ急いでイミグレーションなんですが、人が多くて、なかなか進まず、このように焦ることは何度もあるのですが、今回はスキポール空港で多くの人が定刻より遅れたように感じました。

入国審査の列でも「もう時間過ぎてるよ」とboardingパス見せてくれたヨーロッパの人。私もまずいなと思いつつ、結局ゲートに到着したのが2分前。心の中では関空で乗り継ぎも手配しているから大丈夫だろうと少し思っていたのですが、ダメでした。私これ乗る予定とゲート担当者に行ったのですが「すでにクローズ」。

えー、まだそこにあるぞと思いましたが、すぐ切り替えて「どうしたらいいか」すると、KLMデスクへ行けとのこと。事情伝えてなんとかしてほしいというと、今日マラガに着く方法は一つだけ。「スキポールから、リスボンへ、そこからマラガへ、マラガ到着は0:10、これしかない」とのこと。ヒェー( ̄ロ ̄lll)
でもマラガ行かなきゃ話にならないと思いすぐに手配してもらいました。リスボン行きは結構混んでいました。

20:00ちょっと前にリスボン、このときまでリスボンはどこの国だと頭は半分パニック。考えたらポルトガル初めてでした。そうそう、マラガのホテルに連絡しなければと考えましたが、これまた時代について行けてない私。あのスキポール空港でさえ、テレホンボックスないんですよ( ゜o゜!)。台はあるのですが電話機が全部撤去。これには驚きました。

今回は国際電話できるテレホンボックスを探しまくる旅でもありました(´Д`)=3 オランダにはなかったのですが、空港内にはですが、リスボンの空港にはありました。

次のフライトは9:10に機内へなのでなんとか1時間くらいあるからひたすら何度かかけて、ここでも空港のお店の女の子や、掃除担当かと思われる男の子に助けてもらい、なんとかマラガのホテルへ今日の深夜2:00頃になることを伝えられ嬉しかったです。

9:40リスボン発で0:10、そこから地下鉄で市内へ、今思うと地下鉄誰もいなくてよくマァあのとき待てたもんだと思います。でも乗る前には2人乗車。地下鉄はこんな時間でも若い子を中心に人はいました。さすが都会ですね。ホテルもはじめ方向つかめずウロウロ、ここでも助けてもらいました。

チェックインしてゆっくりバスタブに浸かり眠りについたには2:30過ぎですね。いやぁよく頑張ったという感じでした。
翌日は9:00の列車、駅すぐなのでありがたかったです。

朝食は豪華でした(^_^)。

翌日のへレスは素晴らしい出会いでした。
タブラオでビール片手に本場のフラメンコをお昼と夜2回も観れました。ショウとしてのフラメンコでなく地元の人が古くから守り大切にしてきた文化としてのフラメンコ。歌い手といいギターといい、素晴らしかったです。観客も満員、立ち見しながら素晴らしかったです。

へレスの街も歩き回り楽しみました。
ホテルは綺麗でした。電話ないんですよね。

翌日のリナーレスも予定通り電車とバス。
1:30過ぎに到着。ホテルもすぐに見つかりました。

ここでまたハプニング。
ドアがあかないのです。ベルがあるのですが鳴らない。後からわかりましたが最新のブザー、自動でフロントに繋がりフロントが開けてくれる仕組みのようでした。どうも理解するまで時間がかかりました。

これまた電話だと思い通りに出ると市内用のテレホンボックス。そこから電話すると英語が通じない。でも行くからと言い切って、なんか火災報知器のようなベル(銀色)でしたが、鳴らしてみるとフロント係が、でも通じない。私も英語しか言えないし、中学生レベルの英語で押し切ってちゃんと開けてくれました。

そこから博物館へ、カルメンリナーレスと言って、フラメンコの歌い手さんの資料があると調べていたのですが、ガーン(ll゚д゚ll)月曜日は休み、そして行きたかったタブラオもお休み。月曜日だもんなぁと。

でもここまで来るのも多くの人に助けてもらい、ようやくこれたから感謝、楽しかったですし。
まぁもう一回こようと心に誓い、この日はシェスタ後の街をウインドーショッピング。楽しみました。

次の日は6時間のバス旅。

列車と違いバスはその街の中心を通るので街の様子人の営みが少し見えます。鉄道で広大な風景を楽しみ、バスで人々の生活の様子を少し垣間見てスペインを感じることができました。

マラガのホテルは市内中心から外れ住宅街の中。静かでしたが夕方バールでお酒飲んでると宝くじ買いに来る人々や仕事帰り一杯のお酒を楽しむ人々の様子が見られました。こんな時のビールは最高に美味しいです。

楽しい旅になり元気に日本へ帰るぞと

そして最後の最後関空に到着しました。
マツナガ様という札を持つKLMのお兄さん。どうやら荷物がオランダに残っているそうで、明日の便で送られ土曜日自宅へ送りますとのことでした。

最初から最後まで今までにないことばかりの旅でしたが、その都度自分で対応を迫られ、旅の本来の醍醐味を味わうことができました。

未知の世界、一つ一つの選択。人とのふれあい。 文化や風土。
やっぱり旅は面白いと今思っています。







ツアープランナーからのコメント

今までで最もアドベンチャーといった感じの旅だったのではないでしょうか・・・。とにかく、すごい!の一言です。まさに切り抜けていただいたといった感じですね、お見事です。ほんとお疲れ様でございました。私もちょっとやそっとのハプニングにくよくよせず、前向きに捉えて生きていこうと思いました。ありがとうございました。

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