世界遺産を巡る・ポーランド周遊14日間
期間:2019年4月21日~2019年5月4日 N.T 様
10連休になるのを知ったのが、今年になってから 連休最終日に帰国希望だったが、既に満席 仕方ないので、連休前の1週間仕事を休みにして、4/21-5/4の2週間 ポーランドのシフィドニツァに単身赴任している娘婿Rさんの所へ まだ行ったことがない娘Mと一緒に せっかくだからポーランド周遊< 訪れた場所 > ワルシャワ、ビャウォヴィエジャ、クラクフ、ヴィエリチカ、オシフィエンチム、ヴロツワフ、シフィドニツァ、ヤヴォル、クションシュ、ボレスワヴィエツ、ツィエプリツェ、ポズナン、グダニスク、ソポト、オリーヴァ
4/21(日)
羽田 ~ フランクフルト ~ ワルシャワ
稲庭うどんのお昼ご飯を食べ14:05のルフトハンザ航空で出発。 フランクフルト経由でワルシャワへ(トランジット合わせて16時間近く) 座席は事前予約でエコノミーの一番前の席を確保したので、空間があり快適! 「機内サーヴィスのお酒は飲みすぎないほうがいいよ!地上より酔っ払うから」と Mに言っておいて、スパークリングワインを飲んだ後、 CAの「Red or White?」の声につい「Red please!」 この時点でもう酔っぱらい状態。 Mは言いつけを守って (๑・̑◡・̑๑) ビールを残し、その後よく寝てた。 私は、普段徹夜などしないのに映画三本見て、一睡もしなかったので、 フランクフルトに着いた時にはムカムカヘロヘロ(*´◒`*)
ワルシャワに向かう飛行機の中では乗客が20人足らずでスキスキだったので、 一番後ろの席に横になって眠ろうとしたがムカムカは治らず。 ワルシャワ空港の出口にドライバーが待っていた。 「Is everything good?」 「No〜bad (T ^ T) 」 ビニール袋を持って、ムカムカの仕草をしたせいか、ものすごく飛ばす! 交通量が少ない訳ではないのに、車線変更もウインカー出さずにドンドン割り込み、 車体は前後左右に揺れてマジ吐きそうで …(>人<;)、
が、20分程でホテル MERCURE WARSZAWA CENTRUM についた。 時は真夜中、日本時間だと未明。 疲れて眠いはずなのに眠れなかった〜
4/22(月)
ワルシャワ ~ ビャウォヴィエジャ
それでも日本時間に馴染んでいる体は正直で、5時頃にはすっかり目が覚めてしまった。 午前中は歩いてクラクフ郊外通りへ。 晴れていたが風が強く寒かった。 イースターマンデーの為お店はことごとく休みで、とにかく人がいない。閑散としていた。
文化科学宮殿
さすがショパンの国 横断歩道が鍵盤
三位一体プロテスタント教会
午後12:50発のIC(特急列車)に乗ってビャウィストクへ(2時間半) そこから専用車でビャウォヴィエジャへ(1時間半) ワルシャワの中央駅は首都なのに規模が大きくなく、ホームも多分4つしかなかった。 ビャウォヴィエジャは今回の旅で一番行きたかった所。 ベラルーシとの国境近くにある世界自然遺産の原生林で、勿論鉄道は走っていない。 昨年まではワルシャワからバスが一日2本出ていたのだが、今年になって廃止になったそうで、旅行会社の担当者Sさんにワルシャワから専用車で行く手段を提案されたが、とても高額。 何とか公共の交通機関を使って行けないかお願いし、Sさんの頭を悩ませてしまった。 後日、ビャウォヴィエジャに一番近いビャウィストクまで列車で行き、そこからハイヌフカ乗り換えのバスで行くことが出来ると教えてくれた。
しかし、その時刻表が、あってないようなものらしく、2、3時間待つのは当たり前、祝日は来ないこともあるとのこと。
行く日はイースターマンデーの祝日。 『バスが来なかったらどうする?』 という訳で、Sさんのお勧めに従いビャウィストクからは専用車にした。 ビャウィストクのホームにドライバーがいると聞いていたのだが見当たらない。 私達の乗った車両は前の方で、ドライバーは1番後ろで待っていて無事出会えた。 「シートベルトをしてくれ」と言われ、『後部座席なのに?』と思ったが言う通りにした。 理由が後で分かった。建物がない所はすっごく飛ばすのだ。150キロ! 高速道路ではない、一般道。
標識がお城のような建物のマークの所は減速、そのマークに赤の斜線が入っていると飛ばしてもいい。しかし、出し過ぎ!車中で撮った写真は皆ぶれてしまった。 飛ばしている時の、途中の畑に、何か背の高い止まり木のようなものがたくさん見える。
『あれは何だろう?』
調べたらコウノトリの巣だった。なんだか素敵な光景だった。 1時間半で着いた ホテル ビャウォヴィエスキ。
ホテル ビャウォヴィエスキ
ホテルにチェックインしたら、部屋代を請求される。既に払っている旨を伝えても要領を得ない。 英語もあまり分からないようだし。アルバイトの女の子? マネージャーらしき人を呼んで来てやっと判明。 部屋に行ったらダブルベットでバスタブなし。 リクエストが叶わないこともあると聞いていたので、『今夜はMと同じベッドで寝るのね(*゚▽゚*)』 夕刻の散歩に出る。
アーモンドの花?写真では見えないがミツバチが鈴なり!
このホテルは、村の中心地から離れているので周りには何にもない。 教会と、一軒のこじんまりとしたスーパーと、一軒の土産屋らしき店があるだけ。 スーパーで水を買ったら(3,2zlt 96円)お店の主人が「Arigato!」と挨拶したので、「Oh〜(O_O)」と感動する。 一軒しか無い土産屋らしき店に入ったら、そこは女性のオーナーが創作した物を売っているアトリエだった。木で作られたものばかりで、その家で飼っているハスキー犬、バイソンなど、動物とか鳥類がモデルになっていた。 ふくろうのモビールと、3歳の孫に水色の可愛いハーモニカを購入(二つで35zlt 1,050円)
女性のオーナーが創作した物を売っているアトリエ
ふくろうのモビール
日没
ホテルに戻ったらマネージャーが「2つ謝る事がある、一つ目は宿泊代を請求してしまった事、二つ目はリクエストされていた部屋と違う部屋に案内してしまった事。」 というわけで案内された部屋は、なんとベッド3つのファミリールーム。 バスタブはホールケーキの4分の1サイズの形状。 ものすごく大きく、お湯を溜めるのに凄く時間がかかり、身体を沈めてあったまったものの、手すりもないので起き上がれない…( ・∇・) 周りにレストランがないのでホテルで夕食。 私達以外に誰もいない寂しい食事 (T ^ T) (後で2組来た。) Mは元気でモリモリ食べ飲んでいたが、私の体は深夜3時。 量が多く、しょっぱくってあまり美味しくないのもあり、Mを一人置いて早々に部屋に行って寝た。この日は眠れた。
4/23(火)
ビャウォヴィエジャ ~ ビャウィストク 〜 ワルシャワ
ホテルにお願いしておいた送迎車でビャウォヴィエジャ国立公園へ。 ここは、私にとって今回の旅で一番行きたかった場所。
ガイドサーヴィス辺り
やがて自転車で現れたネイチャーガイドは、随分とふくよかな、お年を召した方・マリアさん。 原生林の入り口まで自転車を押しながら、多分、どうやって出来たか、どうやって維持してきたか等、歴史や沿革について話されていたのだと思うが、物凄くポーランド訛りの強い英語なので、殆ど聞き取れない。 マリアさん、必ず最後に yes. と自ら確認♪( ´θ`)ノ まだ原生林には入っていないのに、この鳥の声。 聴いたことがない。VIDEO
とにかく木が高い!
原生林の入り口までの道
鍵のかかった門を入った瞬間、別世界に足を踏み入れた感覚。 まず匂い。 木々や草花が芽吹く時の匂いが充満していて圧倒された。 眼に映るのは鬱蒼と生えている木々と草。 なんとなく白く霞んでいるのは花粉だそうで、靴が白と緑に染まっていく。 全く人の手が入っていないのがよく分かる。 道なき道を歩いて行くと、上空で時折、少し怖く感じるようなとても強い風が吹き、ザザザァーと木々が唸る。 獣道もあり、新しい糞もそこら中に。 いつでも、あたりの茂みから動物が出てきそうだ。 日本では見たことのない花が咲き乱れ、色んな虫が飛んでいる。 高い木の上でキツツキが派手に音を立てて穴を掘っている。 私達が歩く音にビックリして木に登っていったリスの大きいこと! 蟻塚も見たことがない規模の大きさ!
写真も動画も撮ったが、違和感がある。 残念ながら生の感覚は出ていない。 ハイシーズンではない平日なので訪れる人も少ないのか、出会ったガイド付きのグループは三組程。 どこをどう歩いたのか全く分からず、一人だと絶対帰れないだろう。 ここは、ヨーロッパ最古、最大級(ポーランドとベラルーシ)の原生林で、手つかずの自然が残り、希少な動植物の宝庫として世界自然遺産に登録されている。 一度は絶滅したヨーロッパバイソン(ポーランド語でジュブル)も生息している。 公園内で遭遇する事は少ないらしいが園内の動物園にはいるそうだ。 勿論会わなかったし、会いにも行かなかった。 私達が3時間のツァーで回ったのは、端っこのほんの少しの場所。 6時間ツァーだともう少し奥まで行くのだろう。 行けて本当に良かった。感謝! 『又行きたい ^o^ 』 入り口=出口の所に自転車を止めていたマリアさん、名刺渡して 「ここからはまっすぐだからあなた達だけで帰れるでしょ?bye bye!」と言って帰って行った。
マリアさんの名刺
ガイドサーヴィスまで無事に帰って来たので、空いていた、たった一軒のレストランでランチ。 ポーランド料理で有名なピエロギとビールを頼んだ。形状はギョーザ。(18zlt 540円) 中の詰め物が例によって凄く多く、大きいのが8個ずつ来たので途中で飽きてしまい、ピクルスの瓶を発見したので頼んだが、お店のご主人「ピクルス」が分からない。 瓶を指差して「これ!」 後でレシート見たら勘定に入っていなかった。サーヴィス ^_^
サーヴィスのピクルス
店の外の屋台でとてもふくよかなおじさんが売っていた蜂蜜の小さな瓶を2つお土産に買った。 1つ5ズウォティ(約150円)
その時はグーグル翻訳のアプリをダウンロードしていなかったので、絵が違うのを買ったが、花粉とラベンダーだった。
今ラベンダーを食べているが、とてもまろやかで美味しい。
蜂蜜
送迎車が時間ぴったりに来たので乗ってホテルに帰る。(50zlt 1,500円) そう言えばここのホテルは、場所柄、環境にとても配慮していて、部屋に置いてある水もペットボトルではなくリサイクル瓶に詰めたものだった。 蓋は王冠だが、手で簡単に回して開けられる。 ポーランドでは炭酸入りがガゾヴァナ、無しがニェガゾヴァナ。 旅行の後半はニェ?と聞いて買っていた。 タオル類も、ポーランドで泊まったどこのホテルでも白いのはなかった。漂白はされていないのだ。 本当はもう一泊泊まりたかったが(そうしたら6時間ツァーに行けた)週末にはヴロツワフに入るスケジュールの為、やむなくワルシャワに帰る。 帰りのビャウィストクまでの専用車のドライバーは、行きのドライバーと違いとてもフランクに話しかけて来て、お互い片言の英語で話し、楽しい車中となった。 往復ともドライバーがナビを付けて運転していたので尋ねると、二人ともビャウォヴィエジャに来たのは初めてだと。周りの人も来た事ない人が多いらしい。 「子供が大きくなったら来ようかな」と言っていた。 出した速度は行きと同じく150キロ! 無事に30分前にビャウィストクに着き、「夕食食べるなら美味しいレストラン教えるよ」と言われたけど、ランチのピエロギがまだ消化されていなくて断った。残念(〃ω〃)
既にホームに待機していた IC の中
ワルシャワに着いたのは19時過ぎ、例によって私の体は深夜モード。 レストランで食べる気力も体力も持ち合わせず、Mに付き合ってもらってスーパーでサラダやピラフ等を買って部屋で夕食。(19,76zlt 593円)
4/24(水)
ワルシャワ ~ クラクフ 〜 ヴィエリチカ
一昨日は行けなかったのでお昼のクラクフ行きの時間まで旧市街へ。 今日はトラムで行こうとキオスクでチケットを買う。 ポーランドのトラムチケットは、20分(2,8zlt 90円程)40分(3,8zlt 115円)75分(4.4zlt 132円 )等、時間で区別されている。ガイドブックを参照して20分券を買う。 『もし、トラムが遅れて目的地までに時間が超過したらどうなるんだろう?』
白いチケットはトラムとバスの自販機で買ったもの
旧市街方面に行く4番は、ホテルから少し離れた所を通るので10分くらい歩く。 地下道を通って上がると4番が止まっている!がドアが閉まってる。 『すぐに出るのね』と思ったら、後から来た人が自らドアを開けて入ったので私達も乗る。 「ちょうど良かったね ^o^」 が、乗って一つ目の停留所の名前が違う事に気づく。 「反対だ(°_°)」 右側通行の国に行くと一度は必ずやる間違い。 『トラムやバスは左から来るのだよ( ˊ̱˂˃ˋ̱ )』
降りて反対車線のトラムに乗り換え無事に旧市街の入り口に着く。
ワルシャワのトラムは派手です
この日は人が沢山いて少し安心。今日は少し暖かい。 ガイドブックの地図を見ながらバルバカンを目指して歩き始める。 道路ではないのに真ん中をバスが走っている (・・?) 右や左の建物をキョロキョロ見ながらゆっくり散策。 途中、警備が物々しい建物があった「なんだろうねー♪( ´θ`)」(大統領官邸) しかし、結構歩いたのにバルバカンに着かない。 『変だな〜。゚(゚´Д`゚)゚こんなに遠いの?』 すると普通の道路にぶつかりメトロⓂの印! ここまでは私を信じてタダついて来ていたMが突然グーグル検索(`・ω・´) 全く真逆に歩いていたのだ… 一昨日行ったクラクフ通りまで来てしまっていた…や・ば・い…(-_-;) アナログ世代の母を許せ(._.) 30分以上歩いていた。 急ぎ足で戻って (○ ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ु⁾⁾ トラム駅を上った場所に着く。旧市街…すぐそこにあった…( ´△`) クラクフ行きの列車の時間が迫っていたので早足で見る。 洗礼者ヨハネ大聖堂だけは見たかったので、中に入り急いで見て回る。 バルバカンまで行く時間がないので、 トラム駅へ。それでもMはアイスを買って食べ歩き(4zlt 120円) 急いで見たのでワルシャワの旧市街はあまり印象にない(´-ω-`)
花屋さんの店先で
ショパンの心臓が埋められている聖十字教会の入口「SURSUM CORDA 心を高くあげよ」
洗礼者ヨハネ大聖堂
ホテルにスーツケースを取りに行ってから駅に向かわなくてはならず結構ギリギリなのに、トラムを降りてMは鼻歌を歌ってゆったり歩いている♪(´ε` ) 「11:55なんだけど…」 「えっ(・ω・)」 途端に早歩き。 一昨日、列車の乗り方は体験したので動きはスムーズ。 電光掲示板で列車のホームを確かめてギリギリセーフ( ̄O ̄;)
今回は一番速い高速列車EIP。 ホテルの朝食バイキングで作っておいたサンドウィッチを食べる。 いつも海外に行くときは、アルミホイルを適当な大きさに切って折り紙のようにたたんで何枚か持っていく。部屋食用にジプロックと、プラスチックのフォークとスプーン。 海外のスーパーはフォーク、スプーン等くれないというか、ない。あっても有料。 クラクフに2時間20分で到着。流石に速い!停車駅も2つだけ。 トラム駅を見つけようとしたが、何故か見つける気が失せていて歩いて行く。 スーツケースをゴロゴロさせて歩くには、ちと遠かったし分かりにくかったが、Mのグーグルナビで無事 Vienna House Easy Cracow に着く。20分以上かかった。 クラクフは暑くて汗びっしょり。なんとホテルは内装工事中。部屋も狭く冷蔵庫はない。 詮が壊れていてバスタブにお湯を溜めることができない。暑かったから良かったけど。 『ワルシャワのホテルのバスタブは逆に排水に時間がかかったよね~』 スーツケースを置いてヴィエリチカに行くべく、又、駅方面へ。 Mが「クラクフ名物のオブヴァジャーネックを是非食べたい!」と言っていたのだが、ありとあらゆる所に屋台が出ていて値段も色々、そうなるとなかなか買わずに通り過ぎていた。ベーグルに似ているリング状のパンで、ベーグルはポーランドが発祥の地と言われているそうだ。 バスに乗るための小銭がないので、スーパーに入って水とガムを各々持って、別々のレジに並んだ。 二人共100zlt紙幣を出したのだが、Mはレジのおばちゃんに「お釣りはない」と言われ、財布を覗かれて小さい紙幣を出させられたらしい。 私の担当のレジは若いイケメンお兄さん!困った顔をしてやはり「財布見せて」と言われお札は見せず小銭を全部出すと、お兄さん一生懸命数えてから、又困った顔をして「ちょっと待ってて」といい、M担当のレジのおばちゃんの後ろに行き、両替したお札と小銭を持ってきて、お釣りをくれた。 『おばちゃん、あるじゃない!』 小銭作るのホントに大変。けど、100zltだよ~(3,000円)高額紙幣なんだね。 羽田で両替する時「20zltにしておきますね~」と言った意味が分かった。 駅の反対側に出て304番のバスに乗ろうと Kurniki 通りの停留所に行ったが、304番は乗り場が変わったとの表示がある。通りかかった人にその場所を聞くと隣の Ogrodowa 通りのようなので行ってみると、304番のバスが停まっている!走れ! 間に合った (*´∇`*) ここは始発なので反対方向に乗る間違いは起こらない。 30分くらいで着く。 ヴィエリチカと明日のアウシュビッツは、Get Your Guide のツアーを申し込んだので、プリントアウトしたバウチャーをチケットに変えるべく、印刷された地図を見て坂を登って行ったのだが、その場所に「Discover Kracow」のビジターセンター がない。 Mがネットで調べて、バスを降りた辺りにある事が分かり、又、坂を降りて土産屋に聞いてようやくたどり着く。 予約していたツアーの時間が迫っていたので、場所が分からなかった事だけを伝えてチケットをもらって、急いで、又、坂を登る。 中国人が沢山並んでいた列に並んでいると、通りかかった係の人が「英語のツアーはこっち」といって別の入り口を教えてくれ、すぐにガイドが現れてツアーが始まった。 ガイドの声が聞こえるイヤフォンを渡されたが、聞いていても雑音が凄くてよく聞こえないから、外してガイドの近くにいて聞いていた。 まずは、階段を左回りに降りる。 どんどん降りる。 まだまだ降りる。 クラクラしてきた(´ー`) ずっと左回りに回っているから途中の踊り場で右回りに回って軌道修正。 380段あるそうだ。それでも着いたところはまだレヴェル1。 全部で800段の階段を降りて最後はレヴェル3まで行くらしい。 中は寒いと聞いていたのでダウンジャケットを着ていたが時折冷たい風が吹くくらいで、そんなに寒くはなかった。 とにかくどの部屋?空間?も全て岩塩で出来ているのだそうだ。 ある場所で白っぽい所があったので少し削って舐めてみた。しょっぱかった! 『周りが真っ暗だから白っぽく見えたが地上で見たらきっと灰色だったんだろうなー』 お腹は壊さなかった(*´◒`*) どの空間も何らかのアトラクションがある。『ちょっとしたテーマパークかな。』 内部はあまり写さなかった。
最後の晩餐
こういうところはどこもそうだが、ガイドは売店で終了。 アロマを含んだバスソルト(肌がすべすべになりとてもいい)(3,5zlt 105円!)、 セロリとディル入りの塩(セロリの味は今ひとつ分からなかったがディルの味はほのかにあってソテー、サラダ、スープに使った。美味しかった)(5,5zlt 165円)を買う。
下がバスソルト
この時点で19時。お腹が空いたので深ーい地下で夕食。 セルフサービスで、スープとロールキャベツ、サラダを選択。 34.5slt(約1,000円) 安い!そして又しても量が凄い。 ロールキャベツは日本の二倍はある それが2つ(*_*) Mの食欲が凄かったので完食。
地下のレストラン
これで地上に戻れると思ったら大間違いで、まだまだ通路は続く。 ようやく出口に向かうエレヴェーターの所で並んで待つ。 このエレヴェーター、一度に7人位しか乗れない。 隣の人としっかりくっついて詰め詰めで乗る。 これが一番スリリング (๑˃̵ᴗ˂̵)
木枠で出来たような簡単なもので隙間から手を出して壁に触れそうだし(大丈夫か?) 凄いスピードで登っていくので、ものすごい風が中を吹き抜ける(・◇・) 無事地上に戻ったら、もうすっかり辺りは夜。 さてバスに乗ろう、と思うが例によって小銭がない。 一軒だけまだ開いていた店で何か買って小銭を作ろうと思ったが、そこはガラス細工の店で気に入った物もなく結構高い。
ダメ元で両替をお願いしたら案の定ダメ。 が、そこにいた男性が、「いくら?」って聞いてきたので「20」と言ったらポケットからジャラジャラ小銭を出して、もう一人の男性もジャラジャラ出して、二人合わせてくずしてくれた(o^^o) 感謝! 無事にバスに乗れてクラクフ到着。 てくてく夜の道を歩いてホテルへ。 後で見たらこの日歩いた歩数28,000歩を超えていた(°▽°) ぐっすりと良く眠れた。
4/25(木)
ビルケナウ、オフィシエンティム(アウシュビッツ)
ガイドツアーの待ち合わせが10時15分に Pawia6 の Warszawski Hotel 前、だったので早起きし行く準備をしていて、夜の間に来ていた時間変更(11:45になった)のメールに気づき、時間まで少し旧市街を見ようと出かけて行った。 いたるところにオブヴァジャーネック!でもMはまだ買わない。
クラクフのトラムは青
待ち合わせ場所は旧市街の近くだったので、確認してから旧市街に入る。
ハルバカン
フロリアンスカ門内側
フロリア ンスカ門外側
フロリアンスカ通り。向こうに見えるのは聖マリア教会
この日はとても暑く日差しも強かったので日傘が欲しかった。 Mは持って来ていなかったサングラスを買っていた。(オブヴァジャーネックは買わずに) 広場には馬車がいたり、民族衣装を着た女性が観光客と写真を撮っていたりして、いかにも観光名所。
後ろの建物は織物会館
織物会館をグルっと一回りしてお土産を物色。 ザリピエ村の模様のメガネケース(15zlt 450円!)と、孫達に、可愛い模様の縦笛と、木で出来ていて形が変わるカイコのオモチャを購入。
メガネケース
縦笛とカイコのオモチャ。一番左のハーモニカは、ビャウォヴィエジャのアトリエで買ったもの
暑い日差しの中、待ち合わせ場所に行く。 何台かマイクロバスが停まったが別のツアーで、我らのバスは時間になっても中々来ない。 場所が合っているか少し不安になったが、同じバウチャーを持っている人がいたので大丈夫だろうと思ったら、来た来た!
デッカいベンツのバス(゚∀゚) 参加者はそんなに多くなく、デッカいバスの座席は四分の一程埋まっただけ。 一番後ろの席をMと二人で占領。
ベンツのバスの中
しばらくするとMはまたしてもコックリコックリ、乗り物に乗ると必ず寝る。よく寝れるものだ。 1時間半くらい乗っている間、ガイドがビルケナウとアウシュビッツの説明をしている。 Mを起こして今日もバイキングで作って来たランチを食べる。 ハムとチーズのサンドウィッチは飽きたので、今日はウインナーを入れてロールサンドにした。ピクルスを入れるのを忘れたので口の中がモソモソする(u_u) さて、書かねばならない。 ここで手が止まってしまっていた。 アウシュビッツに行くのは覚悟がいる。 今まで色々な映画を観たり本などを読んでいるので、いよいよこの時が来たという気持ち。 初めはビルケナウからだった。 駐車場から7分程歩いて敷地の中に入る。 線路が敷地内に向かっている。 『ユダヤ人は貨車に乗せられてこの線路で運ばれて来た』 同じような低いバラックが実に沢山、順序よく並んでいる。 その一つに入った。木枠だけの狭くて小さい三段ベッドがずらりと並んでいる。
『この一つのベッド、いったい何人寝てた?』 多分ここに入っていた人だろう、かなりお年を召した方が通訳を通してグループに話をしていて、皆一様に悲痛な顔をして聞いている。 ビルケナウとアウシュビッツは少し離れていると書いてあった為、集合時間(2時間後)までにアウシュビッツの方も行きたいと思い、入り口を探すが見当たらない。 沢山の中学生位の子供達が連れ立って歩いて行く遥か彼方に、何となくアウシュビッツの入り口らしきものが見える。 とても遠いのだが、そこだと信じてMを急かして暑い日差しの中歩く。 その間にMに私が知っている限りのホロコーストの話をする。
着いたらそこは沢山の国の追悼碑が並んでいるところで、アウシュビッツではなかった。 『こんなにたくさんの国の人が犠牲になった』 たまたまセグウェイに乗ってパトロールしていた係員に聞いたら「アウシュビッツはバスで行かなければならない程離れている。あなたは歩いて行くのか?」 私は勘違いをしていた。ガイドの説明を聞き逃したようだ。 Mに謝り、廃墟となった施設などが並ぶ所を通って帰った。 ガイドブックによると、それらはドイツ軍が証拠隠滅の為に爆破したガス室などだった。 夏休みでもない平日だったので本当にたくさんの学生達が訪れていた。 そうした若い時に、このような場所を見て話を聞いて学んだことは、何らかの形できっと心に残るだろう。人間の犯した罪を知る事はとても大事だと思う。 バスに乗りアウシュビッツへ。 『何だか本当にどきどきしてきた。』 パスポートをガラス越しに見せて名前入りのチケットを貰う。 たくさんの人が並んでいたが、私たちのツァーは予約してあったので先に入れた。 建物の中は持ち物の制限があるとガイドから説明があり、パスポート貴重品以外はバスに置いておいた。入り口では搭乗前と同じような手荷物・身体検査もある。 「ARBEIT MACHT FREI (働けば自由になる)」と掲げてあるゲートをくぐり施設内へ。 収容されていた人々の髪の毛、没収された衣類、トランク、靴、メガネ、ブラシ、義足などその数の多さに、又殆どその時の形状のまま保存されていたことに驚く。 収容されていた人々の写真の数々、部屋の再現、銃殺が行われた壁、鞭打ち台、絞首台、沢山の牢。 コルベ神父が入っていた牢もあった。 色々な国による展示は印象がまるで違っていた。何故かドイツの展示場所はなかった。 ドイツのユダヤ人も犠牲になっただろうに。 最後に焼却炉・ガス室 勇気を振り絞って入ったが直ぐに出て来てしまった。 そこにいることは無理だった。 ずっと抑えていたものがここで溢れ涙が止まらなかった。 写真も撮ることができず二枚のみ。 人間の犯した罪の深さに打ちのめされた。 『そして私も同じ人間だ。』 施設内も、本当に沢山の人々が訪れていた。 直視するのは辛かったが、行って良かったと思う。 クラクフに着いたのは19時、駅なかでスープを食べてからホテルに帰った。
4/26(金)
クラクフ ~ ティニエツ 〜 ヴロツワフ
今日は夕方にヴロツワフに着けば良いので、列車は午後遅めの15:54発のIC。 時間が結構あるので、ヴィスワ川沿いの断崖にあるティニエツ・ベネディクト会修道院まで行くことにした。 クラクフ駅のロッカーにスーツケースを入れて、トラムとバスを乗り継いで行く。 ロッカーは全て小銭で16zlt必要。紙幣を崩すべく2zlt以下の紅茶を買おうとしたがそんな安い紅茶はなく、6,9zlt。 そしてそこには小銭のお釣りがなかった。店員さん「sorry…」小銭が足りない! 別の店でガム3,79zltを買って小銭ゲット! トイレも小銭しかダメだしホントに大変~ 20分券2,8zltを買って52番のトラムに乗って10分、乗り換えの停車駅 Centrum Kongresowe ICE で降りたが、次の112番のバスがどこから乗るのかが定かでない。 降りた停車駅に来るのか、そこから見える別な停車駅なのか? 迷っていたら親切な男性が「May I help you?」 別の停車駅だった。その彼も同じバスに乗るんだって。 とても聞きやすい英語で、スマホの交通案内のアプリも教えてくれた。 さて、乗ったはいいが、券売機の前でおばちゃんが困り顔。 ポーランド語で私に何か訴えているが分かるわけない! コインが入らないみたいだ。そのおばちゃんは又私に話しかけてから降りていった。 だから、わからないって! 無賃乗車 ( ・∇・) 私もやってみたが確かにコインが入らない。 カードも二種類試したがダメ!どうやら日本のカードは受け付けないようだ。 困っていると先程の親切な彼が 「どーした?」 コインが入らない旨伝えると、デイパックから財布を取り出し彼のカードで40分券3,8zlt二枚買って渡してくれた! 料金を払おうとすると 「いらないよ。今度日本に行った時にお願いね( ͡° ͜ʖ ͡°)」と言って颯爽と降りていった! 『ンーCool(≧∇≦)』 トラムを降りても見送ってくれていたようでMは幼児のように一生懸命手を振っていた。 ヾ(๑╹◡╹)ノ" 『私は日本で同じような場面に遭遇したら、困っている外国人に、果たしてお金を出して切符を買うだろうか(-_-)』 Mが探したブログにあった行き方を見て最終停車駅で降りたが、はてどちらに歩いていくのやら? 案内はない。 山の方に上って行こうとするとMが 「写真見ると川沿いにあるから山に登って行くのはおかしいよ」 ナルホド! 下っていって、結局二つ前の停留所 Tyniec Kamieniolom で降りれば良かったようだ。
案内も出ていた。その停留所から五分位で着く。
着いたのがちょうどお昼休みで、修道院の中は見る事が出来なかったので博物館に入った(7zlt 270円)。出土品の展示。
表は超暑いのに地下の博物館は超寒い。初めは涼しいと思ったが、湿気があり長居はやめてショップに行く。Mはお腹が冷えてしまったようでトイレへ(>_<) ここは、修道院で作っている物しか売ってない。 値段は少々高めだが、化粧品や石鹸、香辛料、紅茶、ハーブティ、ハム、チーズ、ジャム、チョコ、シードル、地ビールなどなど。 ブラックローズティ(10,9zlt 327円)と香辛料(10,9zlt)とプラムチョコ(11,12zlt 334円)を購入。 食品は安い! プラムチョコはプラムの味を引き立てるチョコの味だったし、ブラックローズティは『コレがホントの紅茶の味よね』久しぶりに美味しい紅茶に出会いとても嬉しい。 『もっと他のも買ってくれば良かった。』 香辛料も、スープ、サラダ、肉料理どれもとても良い味になる。
プラムチョコ、香辛料、ブラックローズティ
Mはシードルを買ってその場で飲みたかったのだが、栓を開けて貰えなかった。 栓抜きはないのだろうと、レストランで頼んだが開けてくれなかった。 何故か。 施設内は禁酒なのだ(*゚▽゚*) この修道院はヴィスワ川の水上トラムから見ると、とても綺麗な全景が見えるのだが、残念ながら夏にならないとやってない。 帰りのバスから崖の上に建っている修道院が見えたので良しとしよう。
クラクフに着いて遅めのランチを食べようと、駅近のホテルのオサレなレストラン VIENNA HOUSE に行った。ポーランドに来てからずっと朝食バイキングで作ったサンドウィッチだったので、久し振りのちゃんとしたランチ! という事で私はハンバーガー(34zlt 1,020円) Mはサラダ(28zlt 840円) モチロンビール!(12zlt 360円) 暑かったので美味しかった( ◠‿◠ )
レストランVIENNA HOUSE
ランチ!
ポーランドにしては料金高めだったが、それでも二人で3,000円くらい。 東京と比べたら安いものだ。 そういえば、Mはやっとティニエツの帰り Centrum Kongresowe ICE の停留所でオブヴァジャーネックを買った。確か2zlt位。でっかいんですよ!直径20cmくらいはある。 ロッカーからスーツケースを出してホームに行き、ヴロツワフ行きの列車に乗り込む。 席はテーブル挟んだ向かい合わせの席。 着いたら娘婿Rさんが迎えに来ているはずだ。 『これからしばらくは少し気を抜いても大丈夫かな〜( ´ ▽ ` )』 列車から見える風景は緑の絨毯と黄色の絨毯。 『黄色の花は何だろう?列車が速くてよく見えない。菜の花かな〜?』
列車から見える風景
Rさんは、住んでいるシフィドニツァから一時間かけて車で迎えに来てくれる。 少し遅れたけど20時頃無事ヴロツワフ到着。 ホームに降りたけどRさんの姿はない。 階段を下りて外に出て、MがRさんと電話してもお互い見ている建物が違う。 M曰く「ここヴロツワフ?間違って下りたんじゃない?列車遅れたし、もしかして次の駅だったんじゃない?」 駅に降りて駅名を確認しなかった…
えぇ〜(´⊙ω⊙`) 駅員さん登場! 「May I help you?」 「ここはヴロツワフ?」 「Yes(^。^)」 「ホントにヴロツワフ?」 「Sure(^o^)」 ガイドブックに書いてあるヴロツワフの綴りを見せて「ここ?」 「Right(^O^)」 もう一度ホームに戻るとRさん登場! M泣きそう(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
単に出口が違うだけだった。
Rさんの車に乗って夜ご飯を食べに行く。
地中海料理三個頼んでシェアして食べた。美味しかった。 Rさんは運転があるので、申し訳ないけどMと私は赤ワインでカンパイ!
地中海料理を食べた店から見えたヴロツワフ大学
ホテルは駅から少し離れた所にあるグリーン色のステキな Hotel HP Park Plaza。 今日から三日間、部屋は別々。
4/27(土)
シフィドニツァ ~ クションシュ 〜 ヤヴォル ~ ボレスワヴィエツ ~ クチュリクフ
まずシフィドニツァのRさんの家に行き、それからシフィドニツァの平和教会へ。 ここは今回の旅で訪れたかった二つ目の場所。
普通の教会と作りが違うのは30年戦争に負けた時、カトリック教会から、耐久性のある建材、伝統的な建築様式で建ててはいけない、と厳しい規制を受けて建てた教会だから。 木と粘土だけで建てられているので頻繁に補修をしなくてはならない。 この時も一部工事中で二階に上がることが出来なかった。素敵なパイプオルガンなのに。
平和教会
中はプロテスタントの教会にしては結構装飾が施されていた
パイプオルガン
Swidnica Cathedral
Swidnica Cathedral
車中でオブヴァジャーネックを皆で食べた。ベーグルに似て、噛むほどに味わい深くとても美味しかった。他の都市でも売ってると思って買わなかったのだが、売っていない。 『クラクフで買っておけばよかった~』 クションシュ城へ。 いかにもお城といった風情である。 次の日から有名な花祭りが開かれるらしく、設営でごった返していた。 外は出店の準備、お城の中と庭は原料の木とか花とか針金とか所狭しと置かれていた。 話によるととても沢山の人が訪れるそうだ。 ガイドなしで中に入る。
クションシュ城へ
入場チケット
クションシュ城
沢山の階段を上って色んな部屋を見て回る。 ここで、豪華なドレスに身を包んだ淑女と、タキシードをパリッと決めた(カツラも被っていたのかな?)紳士達が、召使いたちの給仕で食事をし、楽団の演奏に合わせて踊っていたのだろうと簡単に想像出来た。
其々の部屋にピアノやチェンバロが置いてあった。弾いてみたかったけど(*´꒳`*)
途中からビヤ樽のようなお腹を抱えた係員らしき人が、ガイド付きで見学しているグループの脇をスルスルと縫って、私達を説明付きで案内してくれた。 頼んでもないのに親切に写真まで撮ってくれた。 今となっては3人で撮った写真はなかったので、いい記念になった。
3ショット記念写真★
中庭に降りたらチューリップや色んな春の花が咲き乱れていた。 『お天気が良かったらもっと綺麗なのにね』
外のレストランでスープの昼食。 Mはジュレック、Rさんはビーツ、私はアスパラガス。 この日は曇っていて寒かったのでホットワインが美味しかった(^O^)
テーブルにもチューリップ
アスパラガススープ
自然がそのまま残っているお城の周りを少し散歩。 お城の全景が見えるところまで歩く。
次はヤヴォルへ。 三つあった教会のうちの二つ目。 もう一つのグウォグフ 教会は焼けてしまって残っていない。 同じ作りで出来ていて中はやはり装飾が結構派手であった。 何故かシフィドニツァで感じた聖霊はここでは感じられなかった。
シフィドニツァとヤヴォル教会のチケット
今日の宿泊先、クリチクフ城に行く前にボレスワヴィエツに寄ったのだが、営業時間過ぎていて閉まっていたので、明日朝一番に行こう! ポーランドの道路は都市を離れると信号がほとんどない。 四つ角は小さなロータリーがあって、皆が譲り合って行きたい方向に行く。 その動きはとてもスムーズで、クラクションを鳴らしたりする車はいない。 事故にも出会わなかった。 信号に管理されても事故だらけの日本とは大違いだ。 ヨーロッパの国の幾つかに行ったが、信号はホントに少ない。 誰しも本当の意味で自分の行動に責任を持っているし、それを自負しているのだと思う。 皆、本当の大人で、皆、精神が成熟しているのだね。
途中通った道の周りの菜の花畑(たぶん)
本当はクションシュ城に泊まりたかったのだが予約が取れず、代わりにとったクリチクフ城に到着。 ここは「お城に泊まろう」というガイドブックで見つけた。 部屋は家具を含め結構古くて、鍵も昔ながらの回して開けるタイプ。 ベッドも軋んでクリーニングも今ひとつ、前に泊まったであろう男性客の匂いが残っていた(´ー`) その日は寒かったのでお湯に浸かりたかったが、もちろんバスタブはなくシャワーも固定されていて使い勝手が悪い。なんと聖霊ではない霊を感じて少し居心地が悪かった。 Mたちの部屋はメゾネットタイプで明るくていい感じだったのに… 『ツインタイプの部屋はあまり良くないな~』
こじんまりとしている。『お城?』
夜ご飯は、昔は舞踏会が開かれたであろう広い部屋でバイキング。 味は今ひとつだった。 食べた後、お城の周りをぐるりと一回り散歩。 子供達が乗馬の練習をしていて道には馬の落し物も! この日は結婚式があったようで、花嫁花婿、正装した人々で賑わっていた。
可愛いドレスに身を包んだ子供達がブランコで遊んでいて、私達を見てちょっとビックリした様子だったが、「ヂェイン ドブリィ!」と挨拶してくれた! 可愛い^ - ^ スパがあったので行ってみたが既に予約で一杯、残念。
夜ご飯は広い部屋で
シフィドニツァの教会と同じ造りのスパ
4/28(日)
ボレスワヴィエツ 〜 ツィエプリツェ 〜 ヴロツワフ
開店と同時にボレスワヴィエツの工場に行く。 私はこの青い丸い点々模様が好みではないが、友人へのお土産にマグネット19zlt(600円)を二つ購入。『高いと思うけど日本で買うより安いのかな~?』 MとRさんは念入りに見て二人用の物、以前のデザインのもので30%Offのお皿などを結構買っていた。 帰ろうとした時、大型バス2台で団体客
がドヤドヤと入って来た。 チャイニーズかと思ったらジャパニーズ!
購入したマグネット
トイレの手洗い
皆でスパに行くべくツィエプリツェへ。 Mが調べたスパがあるホテルに行ったが、エステティシャンが一人だけで、マッサージを受けるのは私だけになってしまった。 チョコレートでマッサージというのもあったが、肌に合わないかもしれないので興味はあったが無難なアロマオイルにしておいた。1時間100zlt 3,000円安い! 予約の時間までホテルのレストランでランチ。又してもスープ。この日も寒かったのだ。 とっても気持ちよくて何回も寝そうになった。。。 後で思ったのはこの時マッサージを受けるべきはRさんだったなぁと。 『運転3日目だしー』
ホテルの前に咲いていた桜系の花 満開!
ヴロツワフへ帰る途中で車を停めてもらいお花畑の花を確認。やっぱり菜の花でした~◎
まだ雪が残っている山?
パーキングでポーランド名物のキャラメルクルフカをお土産に買う。 ひと袋たったの8zlt 240円安い! バラ売りもあったので6個買って食べてみる。ものすごっく甘い(・∇・) 面白い食感(外側ホロホロ中とろーり)だけど、ものすごっく甘い(・∀・) 半分で充分!
渋滞もあまりなく順調にヴロツワフに帰ってきて、夜ご飯はRさんのリクエストでアジアンレストランへ行きインドカレーを食べた。 Rさんは一番辛めのカレーを希望したのだが、店の人に「やめておいた方がいい」と言われ二番目に辛いのにした。が案の定、汗ダラダラで食べていた。 M達はポソポソのご飯、私はナン。久しぶりのカレーは美味しかった。 Rさん運転お疲れ様でした。
ありがとうございました。
4/29(月)
終日 ヴロツワフ
朝から雨。しっかり雨。とっても寒い。この日はM達と別行動。
久しぶりにアラームなしにしたら、目覚めたのは8時過ぎだった。ゆっくりチベット体操をして9時半頃朝食へ。終わってレストラン出たらMとRさんがチェックアウトしている。 Rさんは、明日は仕事なので今夜からMがドッキング。二人は車で買い物に、私は部屋でお茶を飲みながら、溜まっていた写真などを2時間かけて家族のラインに送る。
寒い雨の中散策。 アナログな地図を頼りに、行きたいお店とかを目指して歩く。
今まで、「どこかに行く」ということばかりしていたので、ゆっくり歩きながらの買い物は楽しい (o^^o) 元は食肉工場だった所で今はギャラリーや雑貨屋などの Stare Jatki。 お昼休みで二軒しか開いてなかったが充分堪能した。
Stare Jatki
お店のオーナー作成のペンダント、ピアスとふくろう
二人の小人と小皿
別のお店で購入したザリピエ村花模様のナフキンとチョコ(左からいちご、さくらんぼ、黒すぐり) フルーツの味が濃厚でチョコはまろやかな味(#^.^#) このチョコは高めの15zlt 450円
ザリピエ村花模様のナフキンとチョコ
同じくザリピエ模様の可愛い爪楊枝入れ
洗礼者ヨハネ大聖堂まで行く前に腹ごしらえ、と思ってオドラ川を渡る前のヴロツワフ大学の並びを歩いていたら素敵なお店! INNA BAJKA 中も可愛い!
素敵なお店 INNA BAJKA
トイレのドアには猫
窓枠にはキリン
トイレットペーパーも可愛い
ジュレックスープとベーコンサラダとハーブティーを頼んだ。 最初に来たスープはこぼれそうになるくらいなみなみと。 案の定スープだけでお腹一杯になったので、サラダはホテルでの夜ご飯にとパッキングしてもらった。スープこの量で14zlt 420円、サラダこの量で26zlt 780円、ハーブティはたったの5zlt 150円
スープ!
サラダ!
ヴロツワフは小人が色んな場所にいる。 それらを写真のコレクションにする人がかなり見受けられた。確かに可愛いので気づいた小人は撮った。
「バイク乗り」
さて、ヴロツワフで一番行きたかった所、洗礼者ヨハネ大聖堂。 行こうとして渡ったトゥムスキ橋の欄干にはたくさんの鍵! 縁結び?
なんと、バチカンのシスティーナ礼拝堂にあるミケランジェロの天井画の展覧会をやっていたのだ。 システィーナ礼拝堂は訪れたことがあるが、天井画は高くてよく見えなかったのでとても嬉しい。 会場では各パーツを拡大して展示してあったので細部にわたってよく分かった。 又礼拝堂には、実物を二分割したレプリカが壁いっぱいに。
チケット 41zlt 1,200円程
実物を二分割したレプリカ
パンフレット 24zlt 720円!
うーん満足(๑>◡<๑) してしまったので洗礼者ヨハネ大聖堂は今ひとつ感動が・・・
トゥムスキ橋のガス燈にいた小人「ガス燈付け」 ここにも鍵が!
ぐるっと川沿いを回ってホテルに帰る。 途中で粉末スープとバナナを買って、ランチでパッキングしてもらったサラダで夕食。
粉末スープは日本のより美味しい!部屋のワインはやはり高くて20zlt。
夜になってRさんがMを送って来た。最終地グダンスクまでしばしのお別れ。
船の向こうに見えるのが泊まったホテル。晴れていたら綺麗なグリーンなのだけど・・
4/30(火)
ヴロツワフ 〜 ポズナン
ここヴロツワフではRさんの車で移動していたので、スーツケースを持ってトラムに乗り、駅まで行くのが面倒になり、タクシーで行く。 らく〜 ♪( ´θ`) なんとタクシー代、Mが「私が出すよ!」 前日にRさんと入ったカジノで、掛けたお金が倍になったそうで(*⁰▿⁰*) この後も色々出してくれた! さて、駅のホームでは、先頭車両が一両目とは限らないので、どこで待っていれば良いかいつも困る。列車が入って来たら皆が急いで移動するのだ。案内がなく不親切。 『日本は過剰なほど案内があるよね。ホントうるさいほど。』 Rさんによると、それがまさにポーランドというお国柄らしく、車の駐車も、線が書いてあるけど守って真っ直ぐに駐車している車はポーランド人の物ではないとのこと。 11:02発のICに乗る。
ヴロツワフ駅
菜の花畑沢山!風力発電もたくさん!
途中からやたら減速し始めた列車。止まったり少し走ったりを、一時間程繰り返す。 乗務員にポズナンに何時に着くか聞いたら「30分遅れ」 『ホントかな〜?』結局1時間遅れ。ポズナンでは何も予定がなくて良かった。 トラムに乗る気がしないのでタクシー、人間一回楽するのを覚えると戻れないよね (´∀`) Mが支払い (ᵔᴥᵔ) ポズナンの宿は普通のアパートメントのような Garden Boutique Residence
Garden Boutique Residence
タクシーで着いたら、直ぐにレセプションのお姉さんが出て来て、2人のスーツケースを両手で持って3Fまでスッスッと上がってくれた! スゴイ力持ち ᕦ(ò_óˇ)ᕤ
コンパートメントの中にふた部屋
そしてなんとバスルームがベッドルームと同じくらいの大きさ。出た!ビャウォヴィエジャと同じ、ホールケーキ4分の1バスタブ。朝のチベット体操はバスルームでやろう!
屋根裏部屋のようで結構狭い…可愛いけど。
遅いお昼を食べに旧市場広場へ。ホテルの直ぐそばだから助かる。 お腹がすいていたので、呼び込みに反応良く直ぐ入店。 RACHUNEK 平日午後の半端な時刻なので客は誰もいない。 ポズナン晴れて暑かったのでビールを頼む。
が、Mに「Please show me your pasport」
年齢詐称疑い!
こんな時に限ってホテルに置いて来た〜
「何歳に見える?」って聞いたら
「Junior hi 」
『そうかーそれはアルコールは出せないよなー』
M、ノーメイクで前髪結んでちょんちょこりんスタイル。
28歳で結婚もしてると言ったら
「Are you joking?」
めでたくビール出してくれた! 2人とも肉に飢えていてMはハンバーガー私はポークソテー。共に39.9zlt(1,200円)
お肉は黒く焦げて見えるけど、柔らかく、コールスローと共に、とおっても美味しかった!
残念だが、カッテージチーズ付きのポテトは食べきれなかった。
このカッテージチーズの量、ハンパないでしょ?
RACHUNEK
ハンパないカッテージチーズの量!
広場を一周して土産物を見たがあまり惹かれるものがない。 広場から出て街中をゆっくり歩いて見て回る。
ポズナンというと、この写真 旧市庁舎 逆光だから綺麗な色が出てない
唯一のプロテスタント教会があったが残念ながら入れなかった。
公園にも二頭のヤギ
ポズナンのトラムは色鮮やか 奥の建物は近代的
中庭 素敵です!
真ん中の建物は銀行 可愛いですね~
ポズナンの二頭のヤギマーク
変わったシェイプの教会
カトリック教会、だと思う
パイプオルガンも立派
途中地元の人たちが並んでいたので見るとアイス屋さん! とても暑かったので食べたかったが、ものすごく沢山の人が並んでいるので諦めて他の店を探した。 また広場に戻って、Mが検索して見つけたアイス屋さんLody 座って食べていたら寒くなって来たので歩きながら食べる。お腹が冷えてしまった。
アイス屋さんLody
寿司バー 黒
夕食は何を食べたのか覚えていないのだが、多分ランチを食べたのが夕方近かったので、部屋で食べるべくコンビニ zabka で何か買ったのだと思うが、メモも、レシートも無いので全く分からない(多分Mが支払いをした)。
コンビニ zabka
ホールケーキ4分の1のバスタブ、2回目だったので、既に起き上がるテクを習得して、手すりも無かったが無事に起き上がることが出来た(^-^)v
5/1(水)
ポズナン 〜 グダニスク 〜 ソポト
朝から晴れてとっても気持ちのいい天気。 『朝日を浴びて用を足すっていいね (^-^)v』
朝ご飯は道路を隔てたカフェで食べることになっていた。 8時からで、私達が一番のり。お店の人も、起きたばっかり?という顔をしていた。 昨年までは、このアパートメントの一階と中庭はレストランだったのだが閉店したようだ。残念!ステキな中庭だったのでここで朝食を食べられたら良かったのに。 いよいよポーランド最後の都市へ。 今朝のレセプションはお兄さん。楽ちんタクシー!を呼んで貰ってスーツケースを下ろして貰い、宿帳みたいなのに日本語で「ありがとう」と記し、駅へ。 ポーランド最後の列車は10:45発のTLK(急行) なんと8人掛けのコンパートメント。 大きなお兄さんが既に二人座っていたのでちょっと窮屈な感じだったけど、私達が入って行ったら出て行った。 『空いてたから座ってたのね』 スーツケースが邪魔なので上の棚に上げようとしたら、家族連れの背の高いお父さんがヒョイと、いとも簡単にあげてくれた (^-^) 列車で重たいスーツケースを棚にあげるの結構大変なのよ。棚が高いから〜 (´ω`)
通路まで人で一杯。『トイレ行けるか?』
定刻14時頃にグダンスクに着く。 Rさんは飛行機で来て先にホテルに着いているので、駅まで迎えに来てくれているはず。
が、またしてもホームにいない。
私達はヴロツワフで学習したので動かないでホームで待っていたら現れた!
『Hello!again」
階段で2人のスーツケースを持って上ってくれる!
『力持ちの男性がいるとらく〜 ╰(*´︶`*)╯♡』 グダンスクのHOTEL MERCURE old townは駅
から歩いて直ぐだからスーツケースを置いて散策に。
グダンスク着
ポーランドで有名なポンチキ、のお店が直ぐそばにあって、行ってみるとやっぱり人が並んでいる。 沢山の種類があって全部ポーランド語で書いてあるから分からない。 グーグル翻訳で写メって訳す。 ツナ(4,5zlt 135円)とクリームチーズ(3,5zlt 105円)にした。
お店のおばちゃんに、写した写真を指差して「これとこれ」
おばちゃんニッコリしてなんと「Tuna&Creamcheese,one?」
なんだ英語通じるじゃん!
揚げたてで、とおっても美味しかった (^ ^)
コレがお昼ごはん。
Rさんがマイタクシー(コレはとても便利、頼んだ当人のいる所に来てくれるのだ)というのを頼んでソポトへ。 次の日は雨模様の予報なので、Mが行きたいソポトへは今日行くことにした。 海岸までお店を見ながら歩く。 この日はメーデー。祝日なので人がいっぱい!
Mと同時に「ここいいね!」と入ったお店はイタリアのブティック
全て30%OFF! Mは洋服、私はカラフルなサイフを購入。
桟橋を渡るのに入場料徴収( ・∇・)綺麗な砂浜だったからいいけど。
変わった木 何かしら?
海!海!海!大好きな海!バルト海!
外海なのに波がなく、とても静か。
「気持ちいーい( ◠‿◠ )」
『海の向こうは大好きなフィンランドなのよね~』
桟橋の突端までいったが風が強く、晴れているけど気温は低かったから寒くて、Uターンして、お昼はポンチキだけだったので、海辺のホテルシェラトンのレストランで早めの夕食。 Rさんが、以前会社の人と来たそうで、魚が美味しいらしい(^-^)
早速白ワインを頼んでくれて、とても美味だったし、お腹空いていたのでグイグイ!
メニューには無かったチーズの盛り合わせを頼んで共にグイグイ! あっという間に一本飲み終えて2本目は私がチョイス^_^
大好きなブルゴーニュ産のピノ・ノワールがあったので大喜びで頼んで。
魚もあまり食べたことのないオヒョウとカレイ、タラをスチームとソテーでお願いしたのが来て、美味しい!美味しい!
オヒョウとカレイ、タラをスチームとソテーで
チーズの盛り合わせ!
と、気づいたら頬杖ついて寝ていた(°▽°)酔っぱらった〜
MとRさんの会話は聞こえるんだけど目が開かない。
そしてなんと『気持ち悪い〜』
やってしまった〜せっかくのご馳走が〜シャルドネが〜ピノが〜
タクシーに乗せられて部屋に連れて行かれて、テーブルに突っ伏して寝てたようで『冷たくて気持ちよかったの』、Mからのラインで目が覚めて、ちゃんとベッドで寝る。
『空きっ腹にワインだったしね』と理由付け。
5/2(木)
グダニスク 〜 オリーヴァ
今日、別行動. 食欲モチロンなし。スムージーがとても胃に優しく美味しい。
Mたちは当然出かけている時間。
昨日行ったソポトのそばの、オリーヴァにある大聖堂のオルガンコンサートに行くべく時間を調べたら、午後の演奏に間に合うかも!
一人だけどレセプションでタクシー呼んでもらった。
イケメンのタクシーの運転手さんいきなり
「What kind of music do you like?」
「ラテンとクラシック、古楽」
「Four Seasons,ok?」
イケメンお兄さんと「四季」を聞きながらドライブ!
「うーん!いいねぇ(๑>◡<๑)」
「帰りも来て」ってお願いしたらタクシーの屋根を指差して「Call this number!」
ブーンと行ってしまった(´∀`) 20分位乗って22zlt (660円) 安いです。
礼拝堂に入って間もなくオルガンコンサート始まる。間に合って良かった ^ - ^ 有名なオルガン曲を五曲程、いい音だった (^O^)
ピエタ
このオルガン、パイプが7876本もあるんですって!
しかし風も強く寒い日だった。 表示は10度だが、体感温度はもっと低いと思う。鼻水が垂れてくる。 手袋欲しい。タクシー呼びたいけど、寒いなか待っているのが我慢出来ないので、取り敢えずトラムの方に歩いて行く。 途中何台かタクシー通ったが、皆お客が乗っている。 そのうちトラムの駅に着いたので、待っている人にグダニスクまで行く番号を聞いたら6番と12番。小銭を作るべくそばの売店でチョコバーを買う。 トラムに乗ったら券売機がないので運転手から買う。40分券3,8zlt、4zlt出したがお釣りは貰えない。そーゆーものらしい。
グダンスクのは色付き
駅を通り過ぎて旧市街まで乗って行く。 天気が悪いのでいい写真が撮れない (T_T)
高い門
マリアツカ通りから見る聖母マリア教会
囚人塔
聖母マリア教会
あまり食欲は無かったが、寒かったのでレストランに入って最後のジュレックスープを頼む。 パンに入っているタイプ!
『コレは食べきれないだろうなぁ〜』
パンがスープを吸ってどんどんなくなっていく。
そしてあまりいい味ではない。
ホントにお店によって色々で、一番美味しかったのはクラクフのヴィエリチカの地下で食べたスープ。殆ど残して『ごめんなさい m(._.)m 』
寒いのに紫陽花が!
シャクナゲかしら?
ドゥーギ広場のネプチューンの噴水
モトワヴァ運河沿いを歩く。 ソポトもそうだったが、琥珀を売っているお店が沢山ある。
グダンスクのマークはライオンかな
シフィドニツァ教会と同じ造り
ソーデック号と穀物倉庫
息子夫婦へのお土産
zabka で夕食用にスープとバナナを買ってホテルに帰る。 『Rさんに色々お世話になったので、何かお礼をしたいな~』 『そうだ!ホテルのフロントそばの、ガラスケースに飾ってあったシャツを見て、「いいね」と言っていたので、それを買おう!』
「LとLLサイズしかない」
Lサイズ・・・
写メして、又出かける。
ホテルの前にある前の Madison Shopping Mallを探したが、ない。
「Where are you from?」
「Japan」
「really? My ant is in Japan! now」
ショッピングモールの中で可愛い女の子に話しかけられ、伊勢神宮で撮ったおばさんの写メを見せられ、色々話しているうちに気づいた。
キャッチセールス。 上手くかわして逃げようとしたが、捕まって結局買う羽目に。
爪磨きセットオイル付き、147zlt (4,400)
最初はもっと高かった。私が買うのを渋っていると、どんどん値を下げた。
上手だったなぁ~あの娘 そして可愛かった(*´`)
『シャツ探さなきゃ!』
「旧市街向こうのもっと大きなショッピングモールならあるかも」とフロントの人が言っていたので Forum Gdansk まで行ってみる。
この人「It takes eleven minutes」と何回も言ってた。 10分ではなくなぜか11分 (*´∇`*)
途中の公園に咲いてた八重桜
グダンスクのトラム。チケットと同じ色! 向こうに見えるのは旧市街
立派な銀行 ポズナンの銀行と趣が違うね
結構遠い!『11分じゃなくて20分かかったよ〜』 インフォメーションで写メをみせて、扱っているお店があるか聞いたけど
「Sorry,we don't have this brand」ポーランドのデザイナーらしいのだが。 紳士シャツがありそうなお店で、似たようなデザインを探してみたが、やはりなかった。 残念 (*´-`) 私が好むデザインは幾つかあったのだが、Rさんの好みかどうか分からないので、オーソドックスなリネンのシャツを購入。 『これなら着てくれるでしょ』
5/3(金)
グダニスク 〜 ミュンヘン 〜 羽田
飛行場まで三人でタクシー、20分ほど。 zlt を ¥ に戻そうとしたら「一万円札しかないから無理だ」と言われ仕方ないから € に替えた。『空港の Exchange だよー』 今思えば少しだけ € にして残りは羽田で変えれば良かったのよね! 人の流れに乗ってセキュリティチェックの所に並んでいて、はたとスーツケース預けていないことに気づき、列から離れて出ようとして係員に不審がられる ʅ(◞‿◟)ʃ スーツケース預けて、もう一度セキュリティチェックに入ろうとしたら案の定ブー!係員にもっと不審がられる (。-_-。) 香水の匂いが充満している沢山のショップを通り過ぎゲートへ。 Rさんは先にワルシャワ経由でヴロツワフに帰るのでここでお別れ。 大変お世話になりました m(_ _)m 私はミュンヘン行きのゲートに行って、お土産のチョコとクルフカを物色。
お土産
ミュンヘン行きの飛行機は、地上からタラップを上って乗るタイプ! 上ったらコックピットが見えて、機長が「Hi!」と手を振ってくれた。 M大喜び (o^^o) 『小さい飛行機は飛び方も軽くていいよね』
20分遅れで出発したけど、ミュンヘンには10分遅れであっという間に着いて、羽田行きのゲートに移動。 『フランクフルトより規模デカい?』 日本人が沢山!日本語いっぱい! 『ここからもう日本だわね』 満席です。 帰りは一番前の席はなかったので2列目だが、二列並びの席だから隣は気兼ねなしで! 行きに学習したのでアルコールはなし。 機内食の牛丼が、日本で食べたのだったら不味いんだけど、この状況では美味しかった。 これ又行きに学習したので、映画は、行きに見れなかった一本だけで、ひたすら寝た。 眠れなくても寝た。 Mは眠れなかったそうだ。 無事に、ほぼ時間通り10:50に羽田到着。万歳 \( ˆoˆ )/ 例によって体感時刻は夜中の3時頃。とても眠いが飛行機の中で寝たしアルコールもなしにしたので気分は悪くない。 € を ¥ にして『小銭は出来ないのだったわね』 二人で何か食べる事もせず、ちょうど来ていた京急に乗って反対方面に乗るMとバイバイ (^o^)/ 家に帰って稲庭うどんを作って食べシャワーを浴びて 寝る!寝る!寝る! 夜はお寿司をとってもらって食べたら又寝る! 一週間程は何故かいつも朝は9時30分頃に目が覚めていた。午後からの仕事でラッキー ^o^ * * * * * 二週間のポーランドへの旅が終わった。 色々あったが、二人とも怪我もせず、病気にもならず、守られて帰って来られたことに感謝! 私たちの立てたプランを、遂行できるよう色々奔走してくださったS田さんには本当に感謝している。ありがとうございました。 ここまで読んでくださった方にも感謝! ポーランドの人たちはみんな優しくて親切だった。ヂェンクゥイェン!
おしまい!~ 後日談 ~ 今年はポーランドと国交100年だそうで、6/7~9に北区の北とぴあで色々な催しが開かれた。 ポーランドフォークダンスのワークショップで踊り、ポーランドの Music video を見て、ヤヌシュ・プルシノフスキ・コンパニャのコンサートを聴き、ウォヴィチ村から来ていたおばあちゃんに切り絵を習い、モミの木とバックウィード(蕎麦)のハチミツとミード酒(蜂蜜酒)を買った。 今年はポーランド三昧!
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