自然と世界遺産の宝庫を巡る旅 スロベニア・クロアチア12日間

期間:2019年6月14日~2019年6月25日
S.N.様

GON-001520

一度はあきらめたクロアチア旅行

数年前からクロアチア旅行を計画し、各種情報から行きたいところをスケッチしていました。スケッチすると実際行っていないのに行った気分になり、一度はクロアチアに興味がなくなりました。
たまたま、クロアチア旅行を検索していたら、パーパスさんの情報を知り「無理なスケジュールでなく、行きたいところに連泊する」との計画に乗っかって旅行した次第です。

< 旅行行程 >
成田発 ⇒ ブレッド湖2泊 ⇒ リャーナ1泊 ⇒ ザグレブ1泊 ⇒ プリドヴィッツェ2泊 ⇒
スプリット2泊 ⇒ ドブロブニク2泊 ⇒ 成田 <10泊12日>

2019/6/14

フィンランド航空でヘルシンキ経由にてリブリャーナ空港 ⇒ ブレッド湖

手配してもらったドライバーさんが良い人で「何でも知りたい事があったら質問して」と言ってくれ、スポーツの話で盛り上がりました。今年活躍したスキージャンプの小林兄弟はこちらでも有名ですよ。米大統領が日本に来たことを知っていて、驚いたのですが奥さんはスロベニア出身ですと。ブレッド湖のおすすめ料理とレストランを紹介してもらいました。

日が暮れるのが午後8時過ぎ、1日目は湖畔周辺をぶらぶら。湖畔レストランのおすすめの名物ケーキは絶品。

レストラン

湖畔周辺

6/15

朝食前、ジジ・ババ2人で湖畔を3km程度ジョギング。気持ちいい。

その後 定番のブレッド城、手漕ぎボートで小島の教会を見学。遊歩道が整備されていて湖畔一周お散歩。小島の教会は、湖畔遊歩道西側から見るとユリアンアルプスを背景とした景色が素晴らしい。

ブレッド湖

ボートで湖畔一周

6/16

ブレッド湖 ⇒ ポストイナ鍾乳洞 ⇒ リブリャーナ

ポストイナ鍾乳洞は、広大で神秘的な美しさにびっくり。日本語音声ガイドでゆっくり見学。洞内は、寒く薄手のダウンを持参して正解。

リュブリャーナの旧市街は小さな街、名所見学は2時間程度。夕食は疲れ気味で、青空市場で購入した果物とホテルのケーキで十分。名勝「三本橋」橋詰でシャボン玉パホーマの演技に子供たちが大はしゃぎ、何処の国も子供たちは一緒。

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リュブリャーナ ⇒ ザグレブ(列車移動)

リュブリャーナ駅は、改札口があるわけでなく出入り自由。案内板を見てプラットホームへ、ほぼ正確に出発。スロベニアの景色はのどかな田舎でしたが、クロアチアは家が多いけれど何故か暗い感じ。

ザグレブの定番の観光スポットを見て中心街へ。サッカー盛んな所だけに、赤と白のユニホームがいたる所で売っていました。ザグレブは、オープンカフェが多いところ。

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ザグレブ ⇒ プリドヴィッツェ湖畔公園(トラム ⇒ バス移動)

キヨスクでバスチケット購入しトラムに乗車、通勤時間帯で車内は混雑。降りる停留所を見落とさないように。バスターミナルは大きいのですがバリアフリーでもなく案内が不親切、行先表示なし。「あっち行け」「こっち行け」スーツケースを持って階段を昇り降りが老体にはきつい。

憧れのプリドヴィッツェ湖畔公園の森の中の2番バス停で下車。ホテルは何処?この車道を歩くの?路肩は狭いし、自動車は飛ばすし、トランクを転がして歩くのはチョット恐怖。森の中の遊歩道をホテル案内板頼りに歩くが階段が多いし、道に迷うし。公園の管理の人に道を尋ねるとホテルの近くまで案内してもらった。(何と優しい)

本日分のチケットは購入していなかったので、チェックインまで公園周辺をぶらぶら。近くの駐車場でお土産購入。そこで、2日間チケットが売っているではありませんか。(1日分250kn、2日連続350kn) HPから事前に入場券を購入したのですが、見落としたのかな。時間帯で入場制限が行われていて10時ごろは、満員と情報版に表示されていた。入場チケットは事前購入しないと7、8月の観光シーズンは大変でしょうね。

夜は公園内のレストラン。(公園2番入口周辺には食事をするところが、ホテルとこのレストランしか無いようです。)安くてうまい。

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プリドヴィッツェ湖畔公園

9時に入場 公園2番入口チケット売り場で正規のチケットに交換、時間が早いせいかガラガラ。

散策コースがたくさん有り、私たちはCコース(5~6時間コース)を選択ST2⇒ST1に園内バスで移動、ST1から散策開始。坂道を降りると眼下にガイドブックの景色。P3 ⇒ P2まで船移動、乗船まで40分以上の長い列。観光シーズンだと何時間かかるのか。4時間以上かけて1周。

時間があったのでP1 ⇒ P2 ⇒ P3と船移動し下湖畔を再度散策、夕方になるとさすがに人が少ない。でも、滝の見学は下流から上流に向かう方が景色は良いかな。途中雨に降られ、雨合羽が非常に役に立った。

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散策コース標識
散策コース標識

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6/20

プリドヴィッツェ湖畔公園 ⇒ スプリット

トランクを引きずり40分前にバス停へ、同年代のドイツ人夫婦に挨拶。お互い、齢を取るとセッカチになる。バスはアドレア海へ。バスターミナルはフェリータミナルの近く国際色豊か。

ホテルは世界遺産の城壁内。歩いていくしかない。グーグルマップで検索するも、ホテルの正確な位置が分からない。案内所では狭い道を左に曲がれ。しかし、迷路のような道。ホテルは石造り、コンパクトでおしゃれ。

城壁の中は、観光客でごった返し。今まで中国のツアー客がどこにもいたが、ここは日本人のツアー客も多い。市内観光と海鮮レストランで贅沢な食事。

ホテル玄関
ホテル玄関

ホテル玄関

6/21

スピリット

階段を上ったところにある山の展望台へ、眼下に広がるアドレア海と港の絶景風景を堪能。

市街に戻って、品の良い帽子屋と土産さんでショッピング。夕食は、地元の人が多いレストランで軽めの食事。港の周辺はオープンレストラン一色。城壁内に何と、エジプトから持ち帰ったスフィンクスが無造作においてあった。

展望台からスピリット市街
展望台からスピリット市街

スフィンクス
スフィンクス

6/22

スプリット ⇒ ドブロブニク

バスターミナルからドブロブニク行バスに乗車。事前に時刻表で乗り場をチェック。行先表示版の位置ではない所にバスは停車していた。(事前、チェックが必要かも)ボロのクロアチアバス(国営?)、国境を越えドブロブニクへ。途中、ホテルのレストランで20分休憩。皆さんトイレ等の情報を知っているのか、レストラン奥のトイレに直行。中国人たちは、情報がしっかりしているのか、何事もスムーズ、積極的(たくましい)。

ドブロブニクのバス停からホテルまでタクシー。情報では、タクシーのボッタクリに注意と書いて有りましたが。ドライバーに聞くと、定額性だとの事。親切なドライバーで、バス停位置を丁寧に教えてくれました。

ホテルでバスチケットを購入し、旧市街へ。1Dayパスを利用すると、バス利用・城壁散策等が割安となること何で、Netで1Dayパス購入申し込み。案内所で1Dayチケットを受け取る。明日使おう。

城壁散策は明日にして、今日は城内見学。観光客でごった返し。ガイドブックを頼りに、アイスクリームとレストランで食事。(期待したほどでもない。ガイドブックはあてにならない。)港の見える所でのんびりスケッチ。湾内遊覧船の呼び込みを冷かして歩く。

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ドブロブニク

10時頃に城壁散策、この時間でも多くの人がいるが、写真を撮るスペースがない程混雑はしていない。昼近くになると大変だな。2時間ほどゆっくり過ごす。途中、船の博物館にトイレは有ったよ。

一度ホテルに戻る。3時過ぎに出発、スルジ山から旧市街を一望する予定。ところが、ロープウェイが運休。山頂へ行く方法は?タクシーか、徒歩しかないと冷たい返事。頂上が見えるから徒歩を選択。別に登山標識があるわけでのなく、住宅街の長い階段を登る。住宅街の上の車道に出たら山、登山口が分からない。

グーグルマップを頼りに登山口を検索。車道は猛スピードで車が走るのでまるで高速道路、その路肩を歩きながら登山口を発見。勾配はきつくはないが、瓦礫が多く歩きにくい道。(サンダル履きの若者もいましたが。)1時間半で登頂(体力勝負)。

頂上は、ガイドブックの旧市街の絶景。登る価値があった。頂上には戦争博物館があり、タクシードライバー達が、戦争について雑談しているようでした。(つらく厳しい現実)山道途中の景色は、頂上に劣らない。

旧市街に戻り、列を作っていたピザ店で食事をした後、ピレ門近くの人気のアイスクリーム店で締め。

登山道
登山道

登山道から見たドブロブニク旧市街
登山道から見たドブロブニク旧市街

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ドブロブニク ⇒ ヘルシンキ ⇒ 成田

ザグレブの銀行のATMで、多めに換金したknを空港でユーロに換金。1knコインまで換金してもらった。

ツアープランナーからのコメント

行って来ましたレポートありがとうございます。また、現地の貴重な情報もいただきましてとても参考になりました。

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