夏のイギリスでブロンテ姉妹の故郷を訪ねる
ハワース&ロンドン周遊7日間

期間:2019年7月31日~2019年8月6日
匿名希望 様

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旅行の余韻に浸っている暇も無く、日常に戻ってしまいました。

ロンドンは22度で非常に過ごしやすく快適でしたが、さすがに10度以上暑いと身体にこたえています。ホテルは非常に便利な場所を予約頂き、ありがとうございました!空港へも、市内へも、地方へも本当にスムーズに移動出来ました!

イギリスへは、今回が4回目でした。
1回目が学生の頃、2回目が仕事で20代、3回目が4年前に兄の赴任先へ母親を連れて行った時、そして今回でした。文学と歴史が好きで、まだまだ行きたい所はいっぱいです。
子どもたちも読んでもいないくせにハワースが気に入った様でした。

感想、困ったこと&旅行記を混ぜ混ぜで書いてみます。

                   * * * * *

ウィーン到着時に乗継の方に向かいましたが、到着先によってA〜EとGF二手に分かれており、案内も無くどちらに行っていいのか?となり、空港スタッフに確認。Gに行けと言われ上に上がると手荷物検査とボディチェックがありました。Gの搭乗口は幾つもあったのですが、とにかく早朝だったため、売店と掃除、検査官以外のスタッフが全くおらず、カウンターも不在。ユーロは以前旅行時の残額を少額は持っていたのですが足りず、空港ではカードで支払いました。

どこで待てばいいのか?ウロウロしていると、また検査前に出てしまい、再度手荷物検査を受けるハメに…。2回目、さっきやったよ〜と訴えてみたものの、とにかくドイツ語訛りなのか?英語が聞き取りにくく、貴重なユーロで購入したばかりの未開封の水は捨てられてしまいました。写真の案内を見つけ、8時40分まで待つことにし、その頃になると、航空会社のスタッフがカウンターに来始め、搭乗口も分かり、ようやくチェックイン出来ました!長かった〜!

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タイツまで真っ赤なオーストリア航空のグランドスタッフとCAは、笑顔で対応も丁寧。ウィーン空港での疲れが癒されました。
ビジネスクラスになっており、軽食も美味しく、やたらと緑茶を入れてくれたので、お腹がタポタポになってしまいました。でもやはり、英語が聞き取りにくかった!

マンチェスター空港では、おかげさまで、すぐにドライバーの方と会えました!
寡黙な方で、子どもたちに話しかけるように言いましたが、疲労と自信の無さと、何を話していいか分からず、静かな車内となりました。荷物も少な目にしたので、当初は、30年前のように列車とバスで景色を楽しみながら行くことにしてもよかったかな…とも思いましたが、乗継で疲れていたので、タクシーにして頂き助かりました。

ホテルは、掃除が若干行き届いておらず気にはなりました。
① ポットに1/10程の水が入ったまま。先客の残りなのか?いつの水なのか不明。
② ティーバックを束ねて置いている小さなトレーが埃だらけだった。
 (これは、ロンドンのホテルも同じ)→ 飲まなかった。
③ 便器が汚れていた。→ 癖で自分で拭いてしまった。
④ バスタオルが汚れていた。→ 使用せず。
⑤ 少し獣臭かった。→ これは慣れた。

日本のホテルと違い、細かいところまでチェックする習慣がないのか…。

ハワースもロンドンもベッドがダブルで、娘と一緒に寝ることになったため、グッスリ眠れませんでした。

チェックイン後、Bronte Museum を見学。
30年前の記憶は既に曖昧になってきていたのですが、見ているうちに、少しよみがえってきました。

夕食はおススメのホテルのレストランで。チェックイン時に予約をしておきました。
赤ワインと、前菜とメインを頂きました。
子どもたちもそれぞれ違う前菜とメインを選びましたが、どれもおいしかった!

Bronte Museum
Bronte Museum

食事

ハワース2日目は、今回の主目的であり、30年前やり残したトップ・ウィズンズ(Top Withens)へ。

今回は、通訳と道案内の子どもたちがいるから安心!
Museumで簡単な地図を購入し、出発!

ムーアに入ると放牧された羊があちらこちらに出没。
平坦だった道も、ブロンテの橋の手前辺りからアップダウンが激しくなり、道もぬかるみ始めました。時折小雨も降り、14時にはホテルに戻らなくてはならないので、片道2時間がギリギリ。遠くにTop Withensが見え始めてきたが、なかなかたどり着けず。
急ぎ足で進むもぬかるみや、ヒースから景色とともに変わっていったもうもうとしたシダ類植物が行く手を阻む。50過ぎには辛い!しかし諦める訳には行かず、遂に到着!したがゆっくりしている時間も無く、スタンベリーを経由して戻りました。帰りは比較的なだらかな道でした。

だいたい10km弱を4時間程かかりました。毎日9000歩はウォーキングしている私でも、この日は23000歩!短時間での10km程度のウォーキングでは、筋肉痛と足に血豆が…

写真

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3日は、ウェストミンスター寺院でエリザベス1世とクィーンメアリーの世界に浸り、その後チャーチル戦争記念館とナイチンゲール博物館を見てまわり、国会議事堂へ。日本語ガイドが無いのが残念!

子どもたちは田舎から急に人ごみの都会で連れ回されクタクタでした。

ウエストミンスター寺院
ウエストミンスター寺院

国会議事堂とビッグベン
国会議事堂とビッグベン

4日は、バッキンガム宮殿。ヴィクトリア女王の特別展中で、JANE EYRE の時代背景の参考になりました。レオナルドダヴィンチのロイヤルコレクションも見て、息子の夏休みの課題、美術館レポートまで終わりました。

バッキンガム宮殿
バッキンガム宮殿

写真

おみやげもほぼ購入し、後1日…と気が抜けたのでしょう。飲み過ぎたかな??べルト通しにリールで財布を固定していたのですが、夕食の支払いのために外し、お釣りは紙カード入れのようなものに挟まれて返されたので、そのままカバンに入れてしまいました。小銭のまま渡されたのであれば、財布に入れる行為が必要なため、忘れなかったと思います。

夜中に財布の紛失に気づいたのですが、既にお店は翌昼まで閉店。日本円にすると1万円程度残金と、ビジターオイスターカード、キャリーバックの鍵も入れていました。別財布に日本円と40ポンド程のお金、カードを入れていました。
翌日は地下鉄に乗る予定も無く、鍵は自宅に予備があり、翌最終日は既に予約済みの列車で、午前中からオックスフォードに行き、ハリーポッターツアーに参加、そのまま空港で帰国の予定だったので、お店に確認することも出来ず、自業自得ということであきらめました。

施設の見学はほとんど日本からホームページで予約、支払い済みだったので、土日で観光客が多かったロンドンもスムーズに入場観光出来ました。一部予約していなかった所は、待ち時間もあり、チケット購入時には国際学生証の提示も必要だったので、取得しておいて正解でした。

命に関わらない多少のトラブルであれば、それも旅の醍醐味で楽しい思い出になりました。
娘には、時々怒られながらもガイド&通訳で助けてもらいました。
息子は初海外で、自分が返答する前に、返答が遅いため娘や私が答えてしまい、「オレにしゃべらせてくれない」と文句を言っていましたが、現実を知り、更に英語の勉強に邁進してくれたらいいなと思います。

いろいろ勝手を言いましたが、思い切って旅行をお願いしてよかったです。
これ以上年齢を重ねていくと、荒野までチャレンジすることは困難だったと思います。
ありがとうございました!

ツアープランナーからのコメント

嵐が丘は、快晴!というより、これくらい雲があったほうが、雰囲気が出ますね。いいお写真です。
そして、ご自身の足で歩いていただき、ロンドンでも充実したお時間をお過ごしいただいたようで、きっとお子様おふたりにとっても、印象深い夏休みとなったのではないかと思います。
そして、今回のご旅行の手配がきっかけとなり、自分が「嵐が丘」を旅したころのことを懐かしく思い出させてくれました。ありがとうございました。

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