ロンドン&モントルー クイーンゆかりの地を巡る7日間

期間:2019年9月5日~2019年6月11日
Y.Y 様

GON-001586

昨年公開され日本でも大ヒットした映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観て、クィーンのとりこになりました。クィーンの曲やクィーンの歴史を知れば知るほど大ファンになりました。それでもまさか自分がロンドンに行くなどとは夢にも思っていません でした。

それが、パーパス様のこのツアーを見つけた途端、「行きたい!」という気持ちが湧き上がってきたのです。

英語は週一の英会話教室で2年という中学生レベル、海外は20年前にハワイにツアーで行ったきりという私の、一見無謀な大冒険の始まりです。

9月5日(木) ロンドンへ

成田からブリティッシュエア直行便でロンドンヒースロー空港へ向かう。12時間のフライト。英語で話しかけてくる男性アテンダントさんに緊張しながらもコロンの良い香り。

飛行機がロンドン上空に差し掛かった時に眼下に広がったロンドンの独特な街並みを見た時の感動は忘れません。ついに来た!

ヒースローは巨大な空港なので心配でしたが、空港内の移動手続き、空港から市内へ の移動、地下鉄やバスの乗り方など全てyoutubeで予習済みなのでスムーズに行けました。

ヒースローエクスプレスとタクシーでホテルに到着し、チェックインもカタコト英語でなんとか出来ました。お部屋は可愛らしく、電気ケトルとコーヒー紅茶が用意されていました。

実は今日は、クィーンの今は亡きボーカリト、フレディ・マーキュリーのお誕生日でした。
日本との時差の関係で当日中に来る事が出来て感激です。さっそくホテルから徒歩5分の、フレディが最後の時を過ごした自宅「ガーデンロッジ」に向かいました。21時過ぎでしたが大通りは観光客の方もたくさん歩いていて、一人歩きでも危険は感じませんでした。

それでも、道一本入ったガーデンロッジの前は暗く人通りもなかったので、フレディにお誕生日のお祝いの言葉を伝えてホテルへ戻りました。

写真

写真

写真

写真

写真

9月6日(金) ロンドン市内 ~ クィーンゆかりの地を巡る

今日は、パーパス様お手配の日本語ガイドさんと1日クィーンゆかりの地を巡ります。
9時にお会いして回るコースを相談して出発です。穏やかで優しそうな方で安心しました。

ホテルから徒歩2分の地下鉄アールズコート駅でオイスターカードを買いました(日本のSuicaのようなもので、これ一枚で地下鉄バスに乗れてとても便利)

サウスケンジントン駅で下車。すぐの所にロンドン自然史博物館があります。

★インペリアルカレッジロンドン
クィーンのギタリスト、ブライアン・メイの通っていた大学。重厚な感じ。ガイドさんが入り口だけなら大丈夫という事で入りました。ひとりだったら出来なかったことです。

ロイヤルアルバートホールの前を通り…

写真

写真

★インペリアルカレッジユニオン
この中にクィーンがロンドンで初めてコンサートをしたホールがあります。
この日は残念ながら入れませんでしたが建物内を散策。BBCドキュメンタリーでブライアン・メイが案内していた建物なので感激です。

ガイドさんが「クィーンのメンバーもきっとあの長い足で座っていたはず」という出窓で写真を撮ってくれました。

写真

写真

★NO9のバス
無名だった頃のクィーンが日常的に使っていたバスの路線。フレディは2階の最前列 左側が好きだったのでそこに座りました。

写真

★ケンジントンパレス
せっかくだから観光名所も見たいという希望を聞いてくださり、立ち寄りました。
ダイアナ妃の命日があったので、門の所はお花やメッセージでいっぱいでした。

写真

★ハイドパーク
公園内を歩きました。緑が豊かで様々な種類の鳥たち、お散歩をする人々、ワンちゃん。ゆったりと素晴らしい。

ガイドさんが、ここは4ヵ所あるロイヤルパークのひとつである事を教えてくれました。この一角で、1976年にクィーンはフリーコンサートをしており、15万人以上の観客を集めています。

★ケンジントンマーケット跡
まだ無名だったフレディとドラムのロジャーが出店していた所。

写真

★BIBA跡
フレディの永遠の恋人メアリーが働いていたファンションビルの跡。この屋上にあったパブでフレディとメアリーは出会ったと聞いています。この近くにもメンバー達が通っていたというパブもあり、ロックスターを目指していた若き20代の彼らの青春の日々が目に見えるようでした。

★リチャードヤングギャラリー
スターの写真を撮っているカメラマンのギャラリー。フレディの写真も多くあります。ポストカードを5枚購入しました。

写真

♡カフェでひと休み。明日はひとりで町歩きする予定なので、ガイドさんにカフェの入り方やおすすめのお酒など教えてもらいました。

★スタフォードテラス他2軒のフラット

フレディやメンバーが住んでいた3ヶ所のフラット巡り。庶民的な所から高級感ある所まで、フレディがスターになっていく変遷が見てとれます。ガーデンロッジもそうですし、数年前まではブライアンメイも近くの邸宅に住んでいたそうなので、メンバーはこのケンジントン周辺が好きだったんだなあとわかります。

写真

写真

★ガーデンロッジ
昨日は夜だったので改めて。写真も撮ってもらいました。他にも外国人のファンが何人も訪れていました。何もせず、ただそこにたたずむ女性もいました。とて気持ちがわかります。

写真

★ハマースミスヲデオン
スターになったクィーンが1975年にクリスマスライブをしたホール。BBCからオファーされた時は驚いたそうですが、この1975年は素晴らしい年だったと、ドラムのロジャーは語っています。

写真

★ラトランドアームス
ボヘミアンラプソディのロケ地。英国の夏はこれ!というサマーカクテル「ピムス」と「マッシュルームパイ」を頂きました。ピムスにきゅうりとイチゴが入ってなかったのが残念。

写真

写真

写真

★フェルサム
少し遠出をしてヒースロー近くにあるフレディが家族と住んでいた家へ。
ロンドン市内とは違い民家が並ぶ街並み。フレディは空港でアルバイトをしていた。

写真

★ソーホー
再び地下鉄で市内へ戻ります。ガイドさんがカーナビーストリート、LGBTのお店の多いストリート、チャイナタウンなど案内してくれました。

★トライデントスタジオ~ザ・シップ~マーキー
クィーンのボヘミアンラプソディが録音されたスタジオ。無名だった頃は近くのパブでスタジオが空くのを待っていた。マーキーは売れるために出たいと思っていたライブハウス。

★キャピタルレデオ
名曲ボヘミアンラプソディのヒットはここから。

写真

写真

レスタースクエア駅でガイドさんとお別れ。郊外のフェルサムに行きたいという希望を聞いてくださり1時間延長の長丁場をたくさん歩いてくださいました。クィーンゆかりの地にまつわる話だけでなくロンドンの歴史や生活に関するお話など、色々話して くださいました。

とても優しく素敵な方で、またロンドンに来る事が出来たら再会したいです。

9月7日(土)  1人で街歩き

前日にクィーンゆかりの地をほとんど回っていただいたので今日は余裕です。

Googlemapを手に、ハロッズ~バッキンガム宮殿~ウエストミンスター~ビッグベン(工事中)~トラファルガー広場と回りました。公園が素晴らしく美しいので、ジェラートを買って水鳥を眺めながら30分程のんびり過ごしました。頭をスカーフで覆ったイスラム系の女性とずっと同じベンチで座ってたので、英会話が出来たらお喋り出来たのになあと思いました。

★ウェンブリースタジアム クィーン伝説のステージ、ライブエイドの会場
最期のクィーンゆかりの地、ウェンブリースタジアムを目指しました。クィーン伝説のステージ、ライブエイドの会場です。ウェンブリーパーク駅に到着したら、なんとサッカーの試合がある日で、すごい人々がスタジアムに向かって歩いていました。ちょっとライブエイドの気分を味わいました。

その後、シティの方へ観光に行く事も可能でしたが、前日のクィーンの青春の足跡が忘れられず、もう一度歩いて巡りたいと思いました。

前日に入れなかったファーストライブのホールにも入る事が出来、そこのパブでアップルサイダー(お酒)とフィシュ&チップスの食事を取りました。ひとりで街歩き出来たり、パブに入れたり、今日がこんなにも充実した日になったのも昨日のガイドさんとの一日があったからです。翌日はロンドンを離れますが、心残りない楽しい時間でした。

写真

写真

写真

写真

写真

写真

写真

9月8日(日)  スイス・モントルーへ

ブリティッシュエアでヒースローからジュネーブ空港へ。3時間のフライト。
ジュネーブ空港はこじんまりした空港。隣接する駅から特急にのります。駅のホームでチケットを確認していたら駅員さんの方から声をかけて頂き無事列車に乗れました。右手にレマン湖、左手に葡萄畑という景色の中を約1時間の列車旅です。

モントルー駅について徒歩10分でホテルに到着。
ホテルは何ともゴージャス。目の前のレマン湖の景色も美しい。
徒歩1分でフレディの像と、クィーンスタジオエクスペリエンス(クィーンの博物館)があります。素晴らしい立地!

写真

写真

写真

9月9日(月)  レマン湖周辺散策

★レマン湖畔に立つフレディ像
モントルーは前日までフレディのアニーバーサリーウィークだったので、フレディ像は花束やメッセージに囲まれていました。キスを送る女性も多かったです。

写真

★フレディのマンション~シヨン城
ホテルからレマン湖畔の花いっぱいの遊歩道を40分歩きました。お天気も良く、美しい景色でした。ここがフレディが愛したレマン湖なのだなあとしみじみ思いました。シヨン城は観光名所ですが、ホテルからもらったリビエラカードを提示すると半額で入れました。

★ダックハウス(別荘)
一旦ホテルで休憩した後、反対方向にある、フレディが気に入って借りていた別荘を目指します。バス停で11コの距離を40分くらい歩きました。同じ湖畔でもまた景色が少し違いました。自然も美しいですが、所々に芸術的なモニュメントがあります。ダックハウスは残念ながら塀で囲まれていて陸側からは見えませんでした。

途中にクィーンがよく宿泊していたという豪華なホテルがあり、今もフレディマーキュリースィートという部屋があると聞いています。

写真

写真

写真

★クィーンスタジオエクスペリエンス
クィーンが所有していたレコーディングスタジオが博物館になっています。
なんとホテルのお隣に位置し22時まで開いているので嬉しかったです。

展示物はすばらしく、再現されたミキサールームではクィーンの曲が響きわたり、至福の場所でした。Tシャツを購入したので、来年のクィーン&アダムランバートの日本公演に着ていくつもりです。

写真

写真

写真

写真

スイスはフランス語主体で最初は戸惑いましたが、みなさん親切でした。ひとりだったので、道行く観光客の方に自分の写真を撮ってもらったりもしました。
もし次回、機会があったら、レマン湖の遊覧船と登山列車に乗りたいなあと思いました。あと、帰国してからわかった事ですが、レマン湖で宿泊したホテルは、なんとクィーンがスイスで初めて泊まったホテルだそうです。またまた感激。きっと同じエレベーターを使っていたはず。翌日、湖畔のフレディ像に別れを告げて帰国の途につきました。

クィーンゆかりの地を訪ねるツアーは他にもありましたが、送迎付きなどプラス面はあっても団体で回るツアーでしたので、自分はその場所に行くだけではなく、彼らの街を歩きたい生活を感じたいという想いから、パーパス様のツアーを選びました。その想いは存分に叶えられ、個人旅行も出来るという自分への自信にもなりました。今回は大変お世話になりました。またの機会にはよろしくお願いいたします。

ツアープランナーからのコメント

勇気を出して声をかけていただいて、本当にありがとうございました。彼らの生活を感じる事が少しでもできたでしょうか。それにしても、今はyoutubeで空港内の動きまで予習出来るんですね!これは、フレディがいた時代にはないものですね。笑

ページのトップへ