毎年、10月のお誕生日に自分へのご褒美として旅行に出かけています。
どこまでも車で行く国内旅行を14年ほど続けていました。
今年は行きたい所が見つからず、どこへ行こうかと考えていたのが8月末でした。
会社の先輩がハワイに行くと言う話をしていて、私も海外ならスコットランドなら行きたいかなと話をしていました。その時は、行くつもりは全くなかったのですが。行く先を探す中、スコットランドを見てみようかなと思いスマホで検索してみました。スコットランドへのツアーはほとんど取り扱いがなく、パーパスジャパンのホームページへサイトがとびました。そこでアイラ島の蒸溜所巡りのツアーがあることを知り、日程的に参加できることがわかりました。
しかし、英語を話すこともできない上に一人で海外にも行ったことがなかったので悩みました。それでも、今行かなければ一生行けない気がすると思い勢いで参加を決めました。
正直、不安もいっぱいでした。
旅行へ出発の当日、東京まで飛行機で飛び、1泊して翌朝羽田から飛びました。
ヒースロー空港で乗り換え、いよいよスコットランドへ。ワクワクと不安と両方かかえつつ。
翌朝、エディンバラのバスターミナルからアイラ島へのツアーがスタートしました。アジア人は誰もおらず、ヨーロッパの人、アメリカの人、世界からの参加者でのツアーでした。ガイドさんを合わせて17名の少人数のツアーです。
いよいよ出発。マイクロバスに乗り、スコットランドの観光地を巡りながら、島へ渡るフェリー乗り場まで進んで行きます。最初のうちはかなりの不審者扱いを受けていましたが、時間が経つにつれだんだん参加しているみんなとの距離が近くなっていくのを感じました。
フェリーに乗り、島への到着は20時を過ぎていました。その日はそのまま宿泊先へ。
私が宿泊したのは、ボウモアの街から少し離れた所でした。夜は暗くて何も見えませんでしたが、翌朝起きて外をみたら海に羊にととっても素敵な所でした。ホストのママのお手製のスコティッシュの朝食を食べ、ツアーのスタートです。
予定では3泊4日のツアーで6ヶ所の蒸溜所を巡る予定でしたが、小規模なツアーなので、ガイドさんのはからいで行く予定のない蒸溜所も2ヶ所連れて行ってもらうことができました。島の自然やきれいな海、歴史的な教会や島のいろいろな所を巡り、あっという間の時間でした。各蒸溜所をそれぞれの個性があり、どれが良いかって言われると迷ってしまいますね。
私は、個人的にアードベッグが好きなので、そこが一番良かったかなと思っています。
島の風景や蒸溜所などは写真を見て下さい。言葉にするのは難しいので。
帰りにはすっかり参加者のみなさんと仲良くなって、エディンバラへ帰ってからもみんなで夕飯を食べに集まりました。そして、もう一軒とバーへ行き、結果、日本でやってることとかわらない状態で。夜中にエディンバラの街中を一人で歩いて帰るなんて、最初には想像もできないことでした。
島の素晴らしさ、参加者のみんなが英語の話せない私に理解を示してくれたこと、たくさんの素敵な思い出ができました。
日本語の良さ、難しさ。英語の必要性。人生においてよい勉強になりました。
素敵な旅をありがとうございます。
一人旅に参加することを躊躇しているなら、行かずに後悔するより行って後悔した方がよいと思うので、チャレンジしてみて下さいね。グーグル翻訳は忘れずにダウンロードして。
< 巡った蒸溜所 >
ボウモア、アードベッグ、ラフロイグ、ラガヴーリン、ブナハーブン、ブルックラディ、キルホーマン、アードナッホー。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
素敵な旅を。