2019年10月17日~24日
スイス、ユングフラウ地方研修+スイストラベルマーケティングに参加してきました。
すっきり晴れる日はありませんでしたが、それでもアルプスの空気を吸って気持ちのいい日々を過ごすことができました。
前半のユングフラウ地方の研修を中心に、少しでもスイスの魅力をお伝えできればと思います。
期間:2019年10月17日〜2019年10月24日
パーパスジャパン:松山
GON-001604
2019年10月17日~24日
スイス、ユングフラウ地方研修+スイストラベルマーケティングに参加してきました。
すっきり晴れる日はありませんでしたが、それでもアルプスの空気を吸って気持ちのいい日々を過ごすことができました。
前半のユングフラウ地方の研修を中心に、少しでもスイスの魅力をお伝えできればと思います。
スイスインターナショナルエアラインズでチューリッヒへ。
新型の機材に乗ることができました!
窓から2-4-2席の配列で、窓側でしたが機体の丸みをうまく使っており、スペースが広く感じます。
食事の際は、スイス自慢のワインがいただけます。
チューリッヒに入国後、ターミナルを移動してすぐの空港駅から列車で移動します。
どの場所へ行くにも、列車での移動は大変便利です。
はじめての電車であれば、旅のわくわくを高めてくれる2階車両がおすすめ。
山岳地帯へ行くのであれば、街を抜けるとスイスらしい自然の景色を見ることができます。
列車への乗り入れは、ものによっては大きな段差がある列車もありますので、
その際にはスーツケースの運搬は怪我をしないようにご注意ください。
インターラーケン到着後、ホテルへ向かいます。
今回はリーディングホテルのビクトリア・ユングフラウに宿泊。
初めてラグジュアリーホテルに宿泊させていただきましたが、背伸びせずに滞在できる大変居心地の良いホテルでした。
ホテルには美しいディナーダイニングがあるので、到着後に外出せずに美味しい食事をいただくことができます。
今回のスイスの旅では、Nature wants you backと書かれた広告をよく目にしました。
その一環で力を入れているのが、Via Alpinaというロングトレイルです。
全て踏破すると20日以上かかる行程のほんのちょっとを歩いてきました。
インターラーケンからグリンデルワルドへ列車で移動し、ゴンドラに乗ってフィルストへ。
フィルストは、美しいハイキングコースだけではなく、トロッティーバイクや
ジップラインなどのアクティビティがあり、子供から大人まで楽しめる山です。
今回はフィルストからさらに足を伸ばし、秋の装いのトレイルをひたすら歩きます。
よく整備された道で、今回のコースでは、最初にアスファルトで舗装された道を進みます。
右を見れば4000メートル峰の氷河を抱く山々、左を見ればたおやかな緑とオレンジ、黄色の山々が連なる絶景の中を歩きます。
途中ランチをとり、ゴルジュ(渓谷)へ抜けたら今回のトレイルは終了です。
普段運動されない方も最後まで歩ききり、楽しまれたようです!
観光客がいないエリアなので、静かにスイスの自然を体感できるトレイルでした。
普段からハイキングをされる方、2回目のスイスの方におすすめです!
夕方にインターラーケンに戻り、町からすぐに行ける身近な山、ハーダークルムへ向かいます。
町の中心にあるケーブルカーで山頂駅へ。ケーブルカーに乗る際には是非一番下、町が望める特等席にお座りください!
ケーブルカーが上がるにつれて広がるインターラーケンの景色は必見です。
山頂レストランにある展望台からは、2つの湖に挟まれたインターラーケンと、ユングフラウの絶景が待っています!
ハーダークルムのレストランですが、絶景はもちろん、食事も美味しく、
なんといっても毎日スイス・フォークロア・ショーをお楽しみいただけるのが特徴です。
観客を巻き込んでのパフォーマンスは、アルプホルンや、木でできたスプーンのような楽器を
体験することができますので、恥ずかしがらずに手を挙げてチャレンジしてみてください!
雨が降りそうな曇り空の中、電車を乗り継ぎながらユングフラウヨッホ、スフィンクス展望台へと向かいます。
展望台に到着すると雪が降って真っ白な世界で今回は何もかも、見ることは出来ませんでした。。。
ですが!この展望台は景色だけではなく室内の展示も見所です。
順路に沿って進むと、ユングフラウヨッホ建設のプロセスを展示するコーナー(といっても
堅苦しいものでなく、かわいく、たのしく、面白い展示です!)、氷の洞窟のようなアイスパレス、
レストランにリンツショップがあります。
スイスチョコレートのリンツショップでは割引価格でチョコレートを購入できますので、お土産にぴったりです。
展望台からの絶景は見ることができないまま、乗ってきた登山鉄道に乗って
アイガーグレッチャー駅へ。
ここまでもどると何と晴れているではありませんか!
展望台は雲のなかでしたが、下は晴れていたのでクライネシャイデックまで
アイガートレイルのハイキングです。
歩きやすいトレイルですが、小石があったりと少し滑りやすいので、
スニーカーでも歩けますがトレッキングシューズの方が安心です。
クライネシャイデックでは駅の側のレストランでランチをとりました。
個人旅行でも、朝に展望台 → アイガートレイルハイキング → クライネシャイデックで
ランチの流れがスムーズですね。
夏はテラスまで人が溢れてますが、秋は静かに景色を楽しめます。
ハイキングコースは人がほとんどいなくて静かです。
ランチを済ませたら、グリンデルワルド・グルンド駅まで降り、
絶賛建設中の大きなターミナル駅の視察へ向かいます。
グルンド駅からゴンドラが新たに通るため、インターラーケンの町からの旅行者や、
バスや車でのアクセスの利便性が大きく向上します。ターミナルはまるで空港のような作りとなり、
アウトドアレンタルショップやスーパー、ブティックなどもある大きな施設となります。
いままではグリンデルワルドで乗り換えが必要でしたが、それがなくなるので
グリンデルワルドの町も少し様子がかわるかもしれませんね。
この日もあいにくの曇り空の中、今度はシーニゲプラッテへ向かいます。
インターラーケンに宿泊すると、たくさんの場所にいくことができるのでベースとして
とても利便性が高いですし、町もきれいなのでよい滞在地です。
シーニゲプラッテへ向かう列車は、おもちゃのようにかわいい昔ながらの列車で、
女性はもちろん男性も写真を撮っていました。
列車に乗るときには右側か左側か迷うところですが、ここは右側がおすすめ。
最後にトンネルを抜けると右側にアイガー、メンヒ、ユングフラウの三山が突然現れます!
トンネルまではぐるぐる山に沿って回るので左右どちらもインターラーケンの町と湖の景色を楽しめます。
この日は曇りでしたが、上は雲海になっており、谷に雲海が広がるこれまた素敵な景色に出会えました。
シーニゲプラッテの山頂には、スイスの様々な高山植物園を集めたボタニカルガーデンがあり、
憧れのエーデルワイスも野生ではありせんが見ることができます。
ここは様々な高山植物を見られるように、各地の土壌を再現しているので、
一度に見ることができますし、ボタニカルガーデンも歩きやすいのでお花好きな方におすすめです!
たった数人のスタッフがその種を採取、保管し、また植えて花を咲かせています。
なんという努力、、!とはいえ10月はお花はもちろん咲いていないので、
6月~8月に訪れてみてください。
駅を出てボタニカルガーデンを廻り、レストランをぐるっと周回するコースには
絶景を切り取るスイスらしい巨大フォトフレームが2箇所あるので写真撮影をお忘れなく!
(写真は在日スイス観光局のファビアンさん)
シーニゲプラッテ山頂にあるレストランはホテル・シーニゲプラッテ(Hotel Schynige Platte)も
併設しており、ここがとてもとてもかわいいホテルでした!
お部屋にはシャワートイレがなく、共同になりますが、このホテルはいままで見てきたなかで
一番かわいらしいお部屋でぜひ泊まりたいと思いました!!現天皇陛下がお休みになられたお部屋もあります。外にはジャグジーもあるので、夜は夜景や星空を見ながらゆっくりとお過ごしいただけます。※外から丸見えです。
午後はルツェルンへ移動です。
今回はご協力のもと、スイストラベルパス1等をご用意いただけたので、移動は1等車両です。
2等車両でもまったく問題ありませんが、1等車両はさらに座席が広く、しっかりした作りですので
より快適にお過ごしいただけます。また、人数が少ないのも魅力的ですね。
ルッツェルン到着後、スーツケースを運びながら宿泊ホテルWaldstaetterhofへ。
駅から約3分の距離にある利便性の高いホテルでした。
お部屋は必要最低限のアメニティなので、シャンプーやコンディショナーなど日本からお持ちください。
ルツェルンの旧市街には、建物の壁に絵が描いてあり、薬局の建物はそれに関する絵がかかれていて街歩きも楽しいです。
カペル橋や旧市街を観光し、この夜から今回の最大の目的であるSTM スイストラベルマーケティングがスタートしました。
最終日には、ルッツェルンにある交通博物館でのフェアウェルパーティー。
この交通博物館には、昔の列車から最新のものまで原寸大が展示され、実際にさわったり乗ったりできます。列車、飛行機、船がエンジンや模型も展示されていて子供はもちろん、大人も大興奮間違いなしです!
夜の訪問で、昼間にオープンしているはずの体験展示ができなかったので、
次のルッツェルン滞在時には必ずいきたい場所です。
今年の夏には、個人旅行でグリンデルワルドへ旅行に来ましたが、秋は本当に静かでスイスの自然をゆっくり味わうのにとてもいい季節です。
自然だけではなく、観光地も人が比較的少なくなりますので、過ごしやすくなります。
2回目のスイスに、秋を選んでみてはいかがでしょうか?