2019年12月1日~6日までザルツブルク市観光局主催の研修に参加してきました。
この時期ならでは、限定のクリスマスマーケットや「きよしこの夜」がうまれたチャペル、そしてクランプスを見てきました。
この時期ならではの魅力をお伝えできればと思います。。。
期間:2019年12月1日~2019年12月6日
パーパスジャパン:三世
GON-001628
2019年12月1日~6日までザルツブルク市観光局主催の研修に参加してきました。
この時期ならでは、限定のクリスマスマーケットや「きよしこの夜」がうまれたチャペル、そしてクランプスを見てきました。
この時期ならではの魅力をお伝えできればと思います。。。
羽田発ルフトハンザドイツ航空にてフランクフルトへ
フランクフルト乗り継ぎ
セキュリティが予想以上に厳しく、時間かかりました。
1時間45分の乗り継ぎで余裕かと思っていましたが、結果ギリギリでした。
夜到着でさほど混み合ってないのにこの時間だったので、昼間の到着でフライト重なったらもっと大変かも……と思いました。
その後乗り継いでザルツブルク空港へ。
通常はオーストリアのウィーンに到着してから列車でザルツブルクへ、あるいはドイツのミュンヘンから列車や車でザルツブルクに入るパターンが多いのですが、今回はルフトハンザドイツ航空利用で直接ザルツブルクに到着。
夜到着ではありますがとても楽ですし、ザルツブルクの空港もとても小さいです。
(降機後、徒歩で空港まで移動)
ザルツブルク空港から市内へは車で20分ほどで到着です。
宿泊は Sheraton Grand Slazburg
アメリカンタイプのホテルでお部屋も広く、今回泊まった部屋はバスタブとシャワーブースがわかれていて快適でした。
この日は朝から雪がパラパラ・・・・日本よりも寒く、空もどんよりしていました。
車で、かの有名な「きよしこの夜」が生まれたという町「オーベルンドルフ」へ
日本語ガイドのフレッチャー・純子さんが滞在中ずっと同行してくれましたが、この歌が生まれたチャペルで、みんなで「きよしこの夜」を歌いました。
チャペルから少し歩くとザルツァハ川が流れていて、向こう側はドイツ!
ザルツブルクは「塩」が有名ですが、この川を塩の運搬に利用して栄えていたそうです。
そのことを勉強できるのが、このチャペルの近くにある2年前にできた博物館です。
昔のザルツブルクがどんな風に繁栄したのか、そして「きよしこの夜」がどのようにして生まれたのかも見られます。
現在「きよしこの夜」の歌は世界で300もの言葉に訳されているということで、これほどに有名な歌はないのでは?と思いました。
ザルツブルクの方たちは「きよしこの夜」はクリスマス当日25日にしか歌わないそうです。
この日の夜は Augustiner bräu へ
セルフサービスでビールとおつまみを買う地元のビアホールです。
席は中と外があり、中は地元の人たちで満席。入ると雑踏で、その雰囲気に気おされますが、まず大か中のジョッキを選び、水ですすぎ、ビールを買います。
今回は冬に行きましたが、これが夏だと外で飲むビールは格別だと思いました。
たくさんホールがあって、地元の人たちでにぎわっているのでとても楽しい雰囲気を味わえますよ♪
この日は朝から快晴でした!
ただ寒すぎました・・・
ザルツブルクカードを利用して市内観光へ
なんとこのザルツブルクカードがあれば、ザルツブルクの市内・周辺にある全ての観光名所に無料で入場(一部は無料+優先入場)でき、また公共交通機関やケーブルカーも無料で乗り放題になるんです!オンラインでも購入できますし、とてもお得に観光できるのでザルツブルクに行かれる際はぜひぜひ利用してください。
まずはミラベル庭園、宮殿へ
その後はモーツァルトの住居へ。そしてモーツァルト生家も見学。
どちらも中で写真撮影禁止なのでご注意ください。
歩いて祝祭劇場、ザンクト・ペーター教会と墓地へ
そしてケーブルカーに乗って町のシンボル、ホーエンザルツブルク城塞へ移動しました。
ここまですべてザルツブルクカード利用で無料です!
そしてこの城塞から町を見下ろした景色は絶景です。
城塞にあるレストランでランチを食べましたが、このレストランからの景色も絶景で料理が一層美味しく感じました。
この日はクリスマスならではの「クランプス」も見てきました!
いわゆる日本の「なまはげ」のようなイメージで毛むくじゃらの皮膚を持ち、鋭く長いツノ、大きく開いた口にドラキュラのようなキバが生えています。表情は怒りそのもので、雪深いクリスマスシーズンに現れ、悪い子供や若い女性に対して罰を与えるというものだそう。しかし、良い子供には聖ニコラウスがお菓子や人形などのプレゼントをしてくれるのです。
個人的にはなまはげとは比べ物にならないほど怖く、近づいてきたときには泣きそうになってしまいました・・・
クランプスの後は今回の研修の目的でもある、クリスマスマーケットへ
クリスマスならではのグリューワインを飲みながら体を温めて、小さな可愛らしいお店を見てまわりました。
ザルツブルクのクリスマスマーケットは夕方16時~遅くても20時頃までとウィーンなどの大きな都市と比べると閉まるのも早いのでご注意を!
その後はガイドさんとドライバーさんが夜景スポット、メンヒスベルクへ連れて行ってくれました。
とっても寒かったけれど、空気が澄んでいてとても美しかったです。
この日はホテル視察から始まりました。
宿泊している Sheraton から始まり、
Hotel Goldner Hirsch を見せていただきました。
Hotel Goldner Hirshはアメリカンスタイルとは異なり、お部屋ごとに内装や広さが違っていてとても素敵なホテルでした。
ザルツブルク音楽祭の会場から近く、その時期は宿泊されるお客様が窓辺にコンサートに着ていく衣装(ドレス)を飾るそうです。
その後は噴水の仕掛けで知られるヘルブルン宮殿へ
冬季は水の仕掛けがありませんが、クリスマスマーケットが開催されていたのでここでも楽しんできました。
庭園内には映画「サウンド・オブ・ミュージック」に登場したガラスの家も!
ここからの帰り道に郊外にあるレオポルツクロン城に寄ってもらいました。
夜はいよいよモーツァルトコンサートディナーへ
今回はクリスマス前ということで、内装もクリスマスでした。
料理と音楽、オペラを堪能しました。
いよいよ研修最終日。
ホテルを出発して空港へ行く前に隣にあるレッドブル ザルツブルク本社へ。
ここはハンガー7と呼ばれ、格納庫という意味。
レースカーや航空機をご覧いただけます。
そしてここにはカフェ、そして Ikarus という有名なレストランがあり、ここは毎月各国からメインシェフを招いてメニューが用意されています。日本からもシェフが招かれていました。
私たちはカフェでランチをいただきました。
RedBullの本社がザルツブルクにあるとは初耳でしたが、日本にはない色々な種類の味がありました。今回はウィンターバージョンをいただきました。
ここは無料で入場できるので、帰りに寄ってみるのもとても楽しいです。
そして航空機やレースカーが好きな方はとてもワクワクしてしまう場所。
お子さんを連れて来ても楽しめるところだと思いました。
* * * * *
今回研修に参加させていただき、個人的にザルツブルクは大きすぎることもなく、ちょうど良い大きさの都市だと感じました。
上記のとおり、ザルツブルクカードを購入すればほぼ無料で観光できるので滞在中に利用すればかなりお得にほとんどの観光箇所を訪問いただけます。
今回短い滞在ではありましたが、ザルツブルクという街がとても好きになりました。冬はクリスマスマーケットを楽しめるのはもちろんのこと、夏はザルツブルクから列車利用でインスブルックへ移動してハイキングを楽しむのもお勧めです。
年間を通して楽しめるザルツブルクにぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?